今回Napaで行ったワイナリーは3件。去年の夏、到着直後に行ったときは、下調べもせず、とりあえず有名なRobert Mondavi、Opus one、そしてあと2つほど目に付いたところ、と実に適当に回っていたのですが、今回は友人がきっちりと下調べをし、なかなかバラエティに富んだ選択となりました。
*Sterling Vineyards
ナパの中でも北部に位置するカリストーガにあるワイナリー。入り口から、さらにケーブルカーで登ったところにワイナリーがあり、景色とワインのテイスティングを楽しめる、というのが売り。確かに、ケーブルカーから見渡す景色は素晴らしい。ただ、テイスティング料金込みとはいえ、入場料20ドルはちょっと高いよね・・というのが友人たちの評。
Prager Winery
ポートワイン、と呼ばれる独特の甘みを持ったワインを造っているワイナリー。入り口の看板に気づかずにそのまま通り過ぎてしまうほど、小さなワイナリーなのだけど、テイスティングルームに入ると満員で待ち行列ができていたりして、結構びっくり。10ドルで5種類のワインがテイスティングできます。独特の香りと甘さ(でも、いわゆるデザートワインの甘さとは違う)が個人的にはかなり気に入って、買って帰ろうか、と検討してしまった。ポートワインが好きな人にはお勧め。
*Mumm Cuvee Napa
Mumm Cuvee Napaというスパークリングワインを専門に作っているワイナリー。ブドウ畑が見渡せる(冬なんで枝だけでしたが・・)レストランで、スパークリングワインの試飲ができる。グラス3つで10ドル~20ドルぐらい。ここは試飲、といっても普通のスパークリングワイングラスとほぼ変わらないサイズなので、3種類も飲むと結構酔っ払い。珍しい赤ワインのスパークリングなんかもあったりして。
2007-03-13
Go round Napa!
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2007-03-11
僕らの前には、未だ巨大すぎる人生が
また一つ年をとりました。時差があるので、日本時間だと昨日ですが。16進法で数えたらこれが最後の10代です・・・とネタで言ってみたりもしますが、実際のところそれほど年に対するこだわりはなかったり、というのが正直なところ。31か、素数だなあ、孤独で綺麗な数字だな、というぐらいの感想です(←森博嗣の読みすぎ)。
それはおいといて。いろんな人から、メールで、メッセンジャーで、mixiやGree経由で、お祝いしてもらいました。今日一緒にNapaに行った同級生からも。個別に返信させてもらいますが、みなさん本当にありがとうございます。月並みな言葉しか言えませんが、こうしていろんな場所からメッセージをもらうと、そうやってみんなから祝ってもらえるに値する人間にならんとな、とちょっと真面目に思ったりします。
そういえば、丁度去年の今頃(正確には数日前)に、別の学校から合格通知をもらい、行き先は未定だけどとりあえず渡米すること決定、となったのでした。あれから1年。様々な出来事がものすごいスピードで通りすぎていって、その中を、息を止めて全速力で泳ぎぬけて、というような1年間。随分と長い距離を泳いできた気がしますが、ちゃんと遠くまでこれているのかは未だ不明。「目の前にどうしようもなく横たわる、巨大すぎる人生と、茫漠とした時間」に時折怯みながらも、とりあえず今年も1年がんばります(って年始の挨拶みたいだなあ)
ちなみに、写真は本日遊びに行ってきたNapa Valleyのワイナリー。Napaは2度目ですが、本日のワイナリーはなかなか「通っぽく」てよい感じでした。詳細はまた後ほど。
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2007-03-07
試験期間中なのですよ
Spring Aのコア科目、オペレーションとマクロ経済、そしていくつかの選択科目のmid term。切羽詰れば詰まるほど他のことがしたくなるところは、昔から全然変わってません。
で、こんなの見つけたり。
One more time, One more change-秒速5センチメートルバージョン
やばい、泣ける。既に見た第1話のみならず、まだ本編を見てない第2話、第3話とおぼしきあたりの映像にすら涙腺を刺激されるんですが。
あとは「サルまん」の英語版をamazonで発見して注文してみたり(ちなみにこの本、同級生の一部の間で最近かなり盛り上がり中。春から再度連載決定だそうで・・・)。
ああもう、余計なことしすぎだって。
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アナタも知らないアナタのココロ
本日のManagerial Accountingの授業のゲストスピーカーによる「コンジョイント分析(Conjoint analysis)」の話が非常に面白かったので、そのご紹介。
コンジョイント分析とはマーケティングなどで消費者嗜好分析に使われる分析手法。例えば、「ホテルにどんな機能・サービスをつければ顧客満足度が上がるかしら?」ということを調べる場合、よくあるパターンとしては、「禁煙ルーム」「アメニティの充実」「ホテル内ジム」「朝食サービス券」などの項目を挙げて
「次のそれぞれの項目について「強く希望する」から「全く希望しない」まで5段階で評価してください」
とか
「次のそれぞれを、希望する順序に並べてください」
といった風にアンケート調査を実施し、「顧客に一番望まれているのは禁煙ルームです!」なんて結果を出したりする。
ただ、最初の方法だと「どれも希望する!」という回答は十分予測されるところで、結局どれがどの程度重要なの?ということがいまいち分からなかったり。二つ目の方法でも、重要度がの順序が分かったとしても、じゃあ「AのためならBを犠牲にできる」といった、「どれが必要」で「どれが必要でない」ということがなかなか分かりにくかったりする。
さらに、例えば上の項目に「アダルトチャンネルの充実」なんて、ちょっと人目をはばかる選択肢が入っていた場合(ちなみに、これ実際に授業で説明された事例です)。さて、どのくらいの人が正直に自分の嗜好を答えるでしょう?いくら匿名無記名アンケートとはいえ、本心では「アダルトチャネル超重要!、それが無いホテルには泊まりたくない!」と思っていても、堂々とそれを回答するにはどうしてもためらいがあるのでは。
さて、コンジョイント分析は、そうした「それぞれの選択肢の本当の重要性」を明らかにするために、いろいろな選択肢を組み合わせて「セット」にして、そのセット同士で比較したり、順位をつけたりする。
例えば、上のホテルの例で言うと
ホテル1:禁煙ルーム、朝食券つき、アダルトチャネルなし、ホテル内ジムなし、アメニティ充実
ホテル2:禁煙ルーム、アダルトチャネルあり、朝食券なし、ホテル内ジムあり、アメニティ充実
という2種類のホテルがあった場合、あなたはどちらを選びますか?というのを尋ねる。で、これを何セットもつくり、2択を繰り返してもらう。あるいは、上のようなセットを複数作って「1~10のホテルの中から、泊まりたい順に並べてください」という順位付けをおこなってもらう。
そうすることで、その人が「何に重点を置いているか」が相対的に分かる。単に「これとこれは重要」ってだけじゃなくて、「ホテル内ジムのためなら、アメニティの充実は犠牲に出来る人」とか「何はともあれ禁煙ルーム」とか。あと、上で挙げた選択肢に対する心理的なバイアスも、単純選択に比べてかなり軽減できる。「いやいや、ホテル1じゃなくてホテル2を選ぶのは、オイラはホテル内ジムを超重視してるからさっ。別にアダルトチャネルのチャネルが理由じゃないよ~」なんてね。
実際に、授業で紹介された過去のデータによると、上のような嗜好調査を単純な順位付けでやった場合は「ホテル内ジム」が1位でだったけど、コンジョイント分析でやると「アダルトチャネルの充実」が圧倒的1位だったらしい。そしてその嗜好調査を裏付けるようなデータとして「アメリカのホテルで、男性一人で宿泊した場合の、アダルトチャネルをつける割合は70%」という統計があるそうな。マジですか。それはそれで、ホテルの使い方を間違っている気が。
このちょっと手間のかかる調査から、それぞれの顧客の、各項目に対するUtility(効用?と訳すのだろうか?それぞれの人に対して、それぞれの項目がどの程度「有効か」を示す値)を出し、例えばAさんにとっては「禁煙」のUtilityは0.8、ジムは0.3、アダルトチャネルは-0.4なんて数字が出る。そのデータが数百人、数千人分用意できれば、例えば「禁煙ルームの割合を○室にして、アメニティにこれぐらい投資して、価格を幾らにした場合、どのくらいの人がホテルを利用し、投資に対する利益はどの程度か」といった感度分析ができ、どこにどのくらい投資すべきか、という判断ができる、というもの。これがマーケティング的なコンジョイント分析の使い方、だそうです。
授業で紹介されたコンジョイント分析の面白い事例としては、他にも、ビジネススクール卒業を控えた学生を対象に、「あなたが就職先を選ぶ際に重視するものは?」と尋ねた質問があった。10個ぐらいの項目のうち、通常の調査だと「co-worker」が1位で「salary」は7位ぐらい。でもコンジョイント分析だと、「salary」が1位だったり。
いや、これホント面白い。授業ではマーケティングへの応用が紹介されていたけど、心理学系の調査でもどんどん使えそう。ある種「欲」に絡むことを尋ねられると、匿名無記名のアンケートとはいえ、どうしても「自分をよく見せたい」という心理が働く。その「歪み」を取り去る手段として、完璧とまではいかないまでも、かなり有効なのでは?
私は今まで、こういった個人の嗜好調査系の調査結果がいまいち信じられなくて、ちょっと奇麗事っぽいアンケート結果を見るたびに「んなわけないって!みんな本音で答えよーよ!」などと思う、かなり歪んだ性格の持ち主なわけですが。こういう「あの手この手で、人の深層心理を探り出す」手法を見ると、お、統計調査もなかなかやるね!と思ってしまいます。
コンジョイント分析はアメリカではそれなりに普及している手法みたいだけど、日本ではあまり聞いたことがない、気がする。私も始めて聞いたし、某外資系戦略コンサルに勤めていた同級生も「これは初めて聞いたわ」といっていた。実際にやるとなったらかかる手間と費用は通常のアンケート調査以上だと思うけど、マスターしておくと後々役に立ちそうな技な感じです。
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2007-03-04
はっけんぼくのまち
はてなブックマークで日本の都市の人口順位というのを見つける。上位陣は大体予想通りだけど、眺めているとなかなか面白い。ちなみに、私の出身地尼崎は「兵庫県では神戸に次いで第二位の人口」とずっと思っていたのに、いつのまにか姫路に抜かれていてちょっとショック。
これを眺めながらふと「そういえばアメリカの都市の人口構成ってどうなってるのかなー」と思ったので、調べてみたら、ちゃんとありました。こちらに。さすがwiki。
驚いたことに、上位100位までの人口の分布は、アメリカと日本でそれほど変わらない。たとえば、上位10都市でこんな感じ。
| 順位 | 日本 | アメリカ | ||
| 都市名 | 人口 | 都市名 | 人口 | |
| 1 | 東京都区部 | 8,134,688 | ニューヨーク | 8,143,197 |
| 2 | 横浜 | 3,426,651 | ロサンゼルス | 3,845,541 |
| 3 | 大阪 | 2,598,774 | シカゴ | 2,842,518 |
| 4 | 名古屋 | 2,171,557 | ヒュースト | 2,016,582 |
| 5 | 札幌 | 1,822,368 | フィラデルフィ | 1,463,281 |
| 6 | 神戸 | 1,493,398 | フェニックス | 1,461,575 |
| 7 | 京都 | 1,467,785 | サンアントニオ | 1,256,509 |
| 8 | 福岡 | 1,341,470 | サンディエゴ | 1,255,540 |
| 9 | 川崎 | 1,249,905 | ダラス | 1,213,825 |
| 10 | 広島 | 1,126,239 | サンノゼ | 912,332 |
*日本の元データでは「東京都区部」は別扱いになっていて(実際に一つの市ではないからだろうね)、実際の順位は横浜からになっているけど、そこは一応東京都区部を一位とおいて順位を一つずつずらしています。あと、アメリカと日本では統計の取得年が違うので、一応それも注意。
なんとなく「日本の人口はとにかく東京に一極集中、一方でアメリカは比較的各都市に分散している」というイメージがあったものだから、日本の東京への集中度合いはもっとすごいのかと思っていたけど、実はそうでもない。東京とニューヨークがほぼ同じぐらいで、それに続くそれぞれの都市の人口も、ほぼ同レベル。
(最も、日本とアメリカでは人口の母数が倍ぐらい違うので、「都市部への人口の集中度合い」という意味で考えると、やはり日本の方が倍ぐらい集中しているのだろうけど)
これは実は上位10位だけでなく、以下続く100位までを見ても、大体同じような感じだ。日本の100位は沼津市で207,558人、アメリカはルイジアナ州シュベレポート市(ど、どこだ?)で198,675人。
とはいうものの、日本の上位陣のうち、横浜-川崎、はほぼ東京都市圏(10位広島市の下にはさいたま市があって、これも勿論東京と試験)で通常の通勤圏内、大阪-神戸-京都もほぼ同じ状況。一方でアメリカの上位10都市は、この中でお互いに「通勤圏内」にある都市はおそらくない(ヒューストン、ダラス、サンアントニオのテキサス三都市はどうなのだろう?多分違うと思うけど、ここはちょっとあいまい)。これらの都市を移動するとしたら全て飛行機。同じカリフォルニア州内にあるサンディエゴとサンノゼですら、飛行機。
つまり一つの「市」という単位で考えると、日本とアメリカの人口分布状況はそれほど異ならないけど、国土の狭い日本の場合はそのそれぞれの「市」が隣接しているので、結局は三大(四大?五大?)都市圏へ人口が集中している、ということでしょうか。実際に、日本の都市圏人口で見てみると、東京都市圏で約3000万人、大阪都市圏で1200万人、と圧倒的。世界の都市圏人口で見ても、2位のサンパウロ都市圏(ブラジル)、NY都市圏に約1千4000万人の差をつけて、ダントツ世界トップです。人口集中しすぎ。そりゃ電車もあれだけ混みますって。
あと、もう一つアメリカのデータを見ていてびっくりしたのが、上位10位にサンフランシスコ市が入っていないこと。なんとなく、アメリカの都市人口って、1.NY,2.シカゴ、3.LA、4.サンフランシスコ、と思っていたのだけど、実際にサンフランシスコは73万人で16位。
うーん、でも上の順位ってなんとなく良く耳にするよな・・・と思いながら、アメリカの都市圏人口の順位を見てなるほどと納得。上の順位って個別都市の人口順位じゃなくて、都市圏の人口順位だったんですね。
シカゴとかLAに比べて(NYは行ったことないのでわからない)、サンフランシスコって明らかに街の規模が小さいのに、何で4番目にランキングされてるのかなー、とこれまで謎だったのが、一つクリアになりました。一つの街としてはサンノゼより人口が少ないんだから、そりゃ小さいわ。
しかし統計って、見てるだけで飽きないよなー。
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2007-03-03
秒速5センチメートル
丁度今日当たり公開でしたっけ?新海誠の最新作「秒速5センチメートル」。
3話連作の第1作が何故かYoutubeに上がっていたので(Yahooの会員限定か何かでWebで公開されていたのが、upされているみたい)、早速見る。
2/3と3/3のリンクも、いちおう。
・・・切ない。とにかく切ない。あの、それ以外の形容詞が思いつかないんですが。
連作短編の第1話は、小学校の卒業と同時に会えなくなった「特別な人」に会いに行くために、中学1年生の主人公が東京から栃木まで旅をするが、当日は記録的な大雪で・・・・という、文字にすればそれだけの話。ただ、その中の主人公の焦りとか切なさとかやりきれなさとか何もできない自分に対する無力感とか、そいういった様々な感情が、実にリアルに描写されている。
例えば。
待ち合わせ時間に遅れそうだけど自分では何もできなくて、殆ど人の居ない車両の中、座る気にもなれずずっと立ったままでいるところとか
でも約束の時間を過ぎてしまって、どうしようもない気持ちで座席に座るところとか
見知らぬ駅の立ち食い蕎麦屋の風景がやけに暖かそうで、その暖かさが逆に自分の孤独感と寒さを際立たせる感じとか
とかとかそんな。
なんかもう、そういうディティールがとにかくリアルで、切ない。実際に自分が経験したことのないシチュエーションであっても、何故か「ああ、その感じ分かる分かる」と共感を呼び起こされるほどの圧倒的なリアリティ。
新海誠は、「ほしのこえ」は見たことがあって、ああ良く出来たアニメーションだなー、良い話だなー、とは思っていたけど、ここまで感情を直撃されることは無かったです。なんだろう、こういう「虚構のリアルさ」に弱いのかも。
第2話と第3話が見たい。心から見たい。誰かこれをアメリカに配信してくれ・・・(無理)
5月に帰国するまで、映画が公開されていることを(あるいはDVD化してくれる・・はありえないか、時期的に)切に願います・・・
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2007-02-28
Mexico 2日目
Cancunを早々に出発してレンタカーを借り、I氏の運転で本日の目的地チェチェンイツアへ(ええ、私は今だに免許持ってませんよ)。Cancunからチェチェンイッツアへはユカタン半島を西に約3時間ほど。地図上でみて「あ、ほぼまっすぐな道ね」と思っていたら、本当に少しも曲がらないまっすぐな道。うーむ、これは遺跡に向けてまっすぐに道を引いたんだろうな・・・
ユカタン半島最大の遺跡、チェチェンイッツアは丁度半島の真ん中あたり。ジャングルの中に広がる古代マヤ文明の遺跡郡の見所は、カスティージョと呼ばれるピラミッド。このピラミッド、四面にそれぞれ91段の階段があり、91段×4面+頂上の1面で暦と同じ365日になることでも有名。サイズ的にはエジプトのものよりもかなり小ぶりなのだけど、緑の草原の中に突如現れるピラミッドはなかなかの存在感。
しかーし!このピラミッド、かつてはその頂上まで登れたみたいなのだけど、なんと今は登れなくなっていました・・・・Σ(゜Д゜)。保存のためにはしかたないんだろうけど、登れないピラミッドなんて価値が半減だよ・・・・とがっかりする私。
と文句を垂れてみたものの、3時間ほどで全体を見て回って、かなり満足。何がよいって、こんな感じで結構森が残っているところが多いので
この「密林の中の遺跡」っぽさがなかなか素敵です。
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2007-02-24
Lake tahoe!
行ってきましたLake tahoe。ここははカリフォルニアきってのリゾート地で、湖の周りには20以上のスキー場があるところ。Berkeleyから車で3時間という比較的気軽に行ける距離なこともあって、Berkeleyの学生の間ではスキーといえばとりあえずLake tahoe、という定番の場所。リフト券は日本とそれほど変わらない(場合によっては日本よりも高い!)けど、シーズンパスが250ドル~300ドル前後で手に入るため、スキー好きの皆さんはパスを購入して、冬の間滑りまくっている。

山に囲まれた湖に面したスキー場、ということで、天気がよければゲレンデの頂上からLake tahoeが見渡せるという絶好のロケーション。残念ながら今回はいまいち視界が悪く、湖は見えませんでした。しかし丁度木曜日に大雪が降ったこともあり、雪のコンディションはかなりよい感じ。
Berkeleyから車で3時間、というと、東京-長野、東京-新潟とそれほど距離は変わらないのだけど、東京に比べて随分と心理的な距離が近い気がするのは、高速道路がそこまで込まないのと、あとは道路が無料だからでしょうか。色々アメリカのダメなところを書いていますが、このフリーウェイが無料、という点だけは本当にすばらしい。「遠くに出かける」ことへの心理的なバリアがぐっと下がるんですよね。
ちなみに、スキー好きのクラスメート20人ほどは、スキー場近くにあるロッジを冬の間だけ共同で借り、週末スキーの拠点にしています。今回一緒に行ったクラスメートがその共有メンバーの一人で、ゲスト料金を支払ってそのロッジに泊めてもらったのですが、5ベッドルームにリビング・バスルームが2つ、屋外のジャグジーもついているというかなり素敵なロッジでした。遊び方は人によって色々で、グループで来てみんなで滑っている、という日本に似た遊び方の人もいれば、複数人だろうが一人だろうが毎週やってきて、黙々と滑っている、というアメリカ人もいる。ちなみに、iPod聞きながら黙々と滑ってる人も結構いて、そのあたりの日本との違いにちょっと驚きました。日本では、スキー場でヘッドフォンしてる人はさすがに殆どみたことない気がしますが、どうなんでしょ?
スキーは数年ぶりでしたが、前後のめんどくささをぐっと我慢すれば、やっぱり面白い。2日間だと限界はあるけど、それでもずっと滑り続けていると、最後の方には「最初より上達したな」という感じはあって。基本的に「自分に負荷をかけて自分の性能を向上させる」のが好きなので、そういう実感が得られるのはとても面白い。今回はスキーグッズ一式全て日本においてきたので、借り物の道具でとりあえず遊んでみたという感じですが、この距離と手軽さで行けるなら、来年はちょっと気合いれて滑りこんでみようかな、などと思った2日間。
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2007-02-19
Spring has come
朝晩の冷え込みはまだ厳しいものの、すっかり春めいてきた今日この頃。12月~3月の北カリフォルニアは雨続き、と聞いていたのだけど、予想していたよりもずっと好天気。1月の上旬はさすがに冷え込みが厳しく、こりゃ自転車通学はさすがに無理か、と弱音を吐いていたのですが、それもほんの束の間のこと。昼間はすっかりポカポカ陽気。まあ、だからといってアメリカ人のようにTシャツ1枚、というわけにはいかないのだけれど。
道路脇には、こんな感じの、一見桜っぽい花も咲いていたり。なんでしょうね、これ。時期的には梅に近いのかも。花びらとおしべの感じからするにバラ科なのは分間違いないでしょう(←もと理科講師の無駄知識)。
桜といえば花見、あー、この桜の下でビニールシート広げて宴会したいー、と思ってしまうのですが、残念ながらそれは出来ない相談。なぜなら、ここカリフォルニアでは、屋外での飲酒は違法だからですよ・・・
桜といえばここ数年は皇居周り&千鳥ヶ淵。なにしろ、旧職場から徒歩5分だったからね。改まった花見の宴会をしたことは無いけれど、夜の帰り道、缶ビール片手にふらりと皇居付近まで出かけ、飽きもせずに桜を眺めていたものです。酔いの回った視界は少し緩み、柵に持たれ頭上を見上げると、薄闇を背景に鮮やかな桜色の花弁が。酔っているのに感覚は不思議と研ぎ澄まされていて、その桜色がやけにくっきりと眼に映る。アルコールのせいだけじゃない、視覚も酔わされてしまいそうな、そんな時間。それもそのはず、桜の森の満開の下には秘密が、誰にも分からない秘密があるからね。*
*お分かりかと思いますが、当然出典はこちらです。名作じゃ。
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2007-02-18
Yoshida brothers at Oakland
金曜夜は同級生とBerkeleyの隣町OaklandにあるJazz Club "Yoshi's"へ。Jazz好きの同級生に言わせると、このYoshi'sは「西海岸では一番、いや、NYのvillage vanguardを超えたとも言われているんだよ!」とのこと。私は詳しくありませんが、まあとにかく有名なスポットらしい。
しかし本日の演奏はJazzにあらず。津軽三味線奏者の吉田兄弟。こっちでは任天堂Wiiのコマーシャルソングを担当してたこともあって、名前ぐらいは聞いたことがあったけど、生で聞くのは勿論、曲をちゃんと聴くのも初めて。金曜夜10時、ライブハウスは満席。
いやー、格好いい!津軽三味線って、こんな張りのある、格好いい音を出すんだー、と正直びっくり。今Youtubeで見つけた映像を見てましたが、んー、やっぱり生で聞くと音の印象がちょっと違う感じ(あたりまえか)。とにかく、あっという間の2時間で大満足!
一緒に行った同級生とも話していたのだけど、こういう海外で頑張っている日本人を見ると、なんだかむ条件に応援したくなりますね。
おまけ。こちらがアメリカで放映されているWiiのコマーシャルです。
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2007-02-13
Mexico 初日
行きのPhoenix経由はともかく、帰り便のフロリダFort Lauderdale、そしてPhiladelphia経由って一体何事?という格安チケット。しかし全て込みで450ドル。ピークシーズンにこの値段は大変魅力的。
同行者のいとぞー氏(以下I氏)はLAからやってくるので、Cancunの空港待ち合わせ。先について到着便を確認していたら飛行機が1時間半ほど遅れているとのこと。とりあえずその日のホテルを予約して、空港内のカフェで待つ。
現地集合といえば、その昔、某まみぞうさんとタイに旅行した際のことをいつも思い出します。バンコク南部のタオ島でのダイビングの後、途中一部別行動を経てバンコクで待ち合わせしたことがあるのだけど、あの時は1.私の乗ったタオ島からの船が海の上でエンジンストップし、本土に向かわず島に引き返す。しょうがないから、近隣のサムイ島に渡ってそこから飛行機でバンコク移動。2.当然連絡手段は何もなく、待ち合わせ時刻に大幅に遅れる。3.しかも待ち合わせ場所のダイビングショップは休日でお休み。という三重苦にも関わらず、なんとか合流できて感動の再会を果たしたなあ、と。
あれももう6年ぐらい昔のこと。時のたつのは本当に早いもんです。あの頃はまさか、その7年後にアメリカに住むことになろうとは、想像もしていませんでした。「あの頃の未来に僕らは立っているのかな」と書いたのはスガシカオですが、あの頃の未来どころか、全然予想もしないところに立っています。いやはや、10年後にどこにいるのか、全く想像がつきません。まあ、面白いからいいのですが。
そんな感じでI氏と無事合流し、一路Cancunの市内へ。ホテルについてチェックインし、早速待ちに繰り出して、タコスとビールで乾杯!
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2007-02-06
All's well that ends well?
タイトル見たときは「嘘ニュース」かと思いましたが、ちゃんと普通の新聞社の記事でした。
宇宙の巨大鏡で温暖化対策 米政府、提案へ
http://www.sankei.co.jp/kokusai/usa/070129/usa070129004.htm
アメリカ以外の誰にも思いつかないであろう発想ですな・・・
常々思うのですが、アメリカ的問題解決発想法って「ゼロ・エミッション」ではなく「エンド・オブ・パイプ」的。
エンド・オブ・パイプとは:環境対策・公害対策に使われる用語で、工場内で発生した汚染物質を、中和したり固定化してまとめて捨てるなどして、最終的に外に出さないようにする方法。排出ラインの最後のところで公害被害を止めるのでこう呼ばれる。一方で「ゼロ・エミッション」は、人間の行動や工場の仕組みそのものを変えることで、汚染物質を減らそう(無くそう)とする考え方。
問題の発生源を発つのではなく、発生してしまった問題を「なんとかしよう!」とする考え方、とでもいいましょうか。
公害問題だけに限らない。例えば
問題:砂糖分の多い清涼飲料水(コーラとかね)の過剰摂取で肥満が問題に。
↓
通常の解決法:それらの飲料水の過剰摂取をやめる。
アメリカ的解決法:飲んでも大丈夫なダイエット・コークを造ろう!(*1)
とか
問題:スーパーマーケットの卵はしょっちゅう割れている(*2)
。→そのままにしておくと顧客から文句が出るだろう。
↓
通常の解決法:不良品卵を取り除く努力をする
アメリカ的解決法:卵パックを店頭で開閉できるようにして、その場でチェックできるようにしよう(*3)
とか。「ていうか、問題を根っこから絶とうよ!」と叫びたく場面が多々あるのですが、彼らにしてみればどんな方法であれAll's well that ends well、終わりよければ全てよし、ということなのでしょうか。いいのか、それで。
まあでも、こういう「なるべく現状はそのままで問題解決法を考えよう!」という姿勢から、実は革新的な技術とかビジネスモデルが生まれたりするのかもね・・・
(*1)コーヒーは飲みたいけど体に悪いというカフェインは怖い→だったらカフェインレス・コーヒーを飲もう、ってのも同じ発想ですな。カフェインレス・コーヒー(デカフェ)もアメリカ発かどうかは確かではありませんが、とりあえず普及率は日本とは比べ物にならない。立食のイベントなんかでセルフサービスのコーヒーポットが置かれるときは、かならず一つはデカフェが設置されている。
(*2)たまに、個数が足りないこともあります。あと、明らかにサイズが違うものが混ざっていることも(Lサイズ卵の中に1つだけSサイズとか)。
(*3)こっちの卵のケースはプラスチックではなく紙製。で、空けて中身をチェックすることができます。最初は知らずにそのまま買ってました。「買った卵が割れていた!」と文句を言ったら、ルームメイトに「ちゃんと箱を空けてチェックしないと」と言われました・・・
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2007-02-04
中国語はじめました
学部の語学の授業も一定数までは単位にできるので、最初は無料だしそっちをとろうかと思ってたんだけど、回りの人から授業の厳しさを聞いてひよりました。だって、週5日毎日授業で、毎回恐ろしく宿題が出るそうなんだもん。本業じゃない部分でそれだけ負担を課されるとさすがに厳しい。
ということで、大学がやってるExtension Collageの授業を先週から受講開始。といっても、週2回、毎回2時間半なので、それなりにボリュームはあります。中国語は「発音が難しくて文法は簡単」らしいのだけど、最初はとにかくひたすら発音。「まー、まー、まー、まー(同じ「まー」でも4種類の発音がある)」をひたすら練習。さて、学期の終わりにはどこまで話せるようになってるやら。
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2007-02-03
「生みたくない人」に生んでもらう方法を考えるよりも、「生みたいけど生めない人」への支援を考える方が効果的
政治家としてあの失言はまずいだろうと思うものの、みんな言葉だけを捕らえてヒステリックに叩きすぎだよなあ、と思っていた例の「生む機械」発言。擁護するつもりはないけど、テレ朝の橋下弁護士発言、とりわけ以下の部分に深く同意。
テレ朝で橋下弁護士がコメンテーターらと対立し、柳沢大臣を徹底擁護
ボクは生むことが素晴らしいとは思いません。○○(聞き取れず)い人生だってあるし、いろんな事情で産めない方も居るし、それはいろいろある。そういうことをここでは言っていないとおもう。唯一柳沢さんが問題だったのは、子供を生むと言う機能は男にはないのだから、生むと決めた人には出来る限りの補償をする、働く女性に対する権利はものすごく労働基準法なんかで守られているけど、家庭内の専業主婦で子供が生まれた主婦に対しては何の補助も援助も無い、それを援助していきましょう、機械と言う表現はともかくとして、機械であるなら円滑に回るようにいろんな潤滑油なり何なり与えないと・・・・
たとえ話ってのは「分かりにくい話を分かりやすくする」ために使うもので、子供を生む、生む人を支援する、という非常に分かりやすい話を「機械」だとか「潤滑油」などのたとえ話を使う必要は全く無いとは思いますが。まあその部分はおいといても、発言の内容は実にまっとう。
少子化対策というと「結婚してるけど子供がいない人」「結婚していない人」に焦点が当たっていますが、それよりも「結婚してすでに子供がいるが、第二子、第三子をあきらめている人」に焦点を絞ったほうがよっぽど効率的だ、と言う話がなされないのは何故なのでしょう。
こちら、国立社会保障・人口問題研究所がやってる「妊娠と出産に関する全国調査」
http://www.ipss.go.jp/ps-doukou/j/doukou12/doukou12.pdf
さてこの中の、「結婚持続期間別に見た、平均理想子供数と平均予定子供数」のデータ。

(http://www.ipss.go.jp/ps-doukou/j/doukou12/point12.pdf)
人口が減少しないために必要な出生率は2.1。例えば30歳以上の未婚率を3割と仮定しても、この「平均理想子供数」が達成できれば、少子化問題はかなり解決に向かうのでは?
じゃあ何故「予定子供数」が「理想子供数」を下回るかという理由を見ると。

圧倒的に多いのが「子育てや教育にお金がかかりすぎるから、これが全体の62%(複数回答)。続く理由が「高年齢で生むのはいやだから」で33%であることを考えると、経済的保証が完璧になされたからといって必ずしもこの「理想子供数」が達成されるかというと、そうはならないのだろうけど。それでも、第二子、第三子に対して手厚い経済的補助がなされれば、経済的理由で子供をあきらめる割合はかなり減るのでは?
(あと、高年齢で生みたくない、っていうその理由には、勿論身体的な問題もあるのだろうけど、「高年齢で生んだら、子供の成長まで経済的に支援できるか不安」ってのも含まれている気がします)
勿論、難しいのがこの「経済的保証」の部分で、例えば同じ「経済的理由で生まない」って答えている人の中にも「学校は普通に公立に行かせるならもう一人生めるけど、子供一人あたりの教育にはしっかりお金をかけて、良い学校に行かせたいから、もう一人は生まない」って人もいれば、「もう一人生んだら、家族が生活していくことすら苦しい」って人もいるわけで。誰に、どういう基準で支援を行うかについては様々なシミュレーションが必要なのだろうけど。例えば、子供一人当たり幾らの支援があれば2人目、3人目を生む気になるのか、学校や医療機関などの公的機関をどこまで無料にできるか、といった検討を行うことは、意味のあることだと思う。
「結婚しようとしない、生もうとしない人にどうやったら結婚してもらえるか、生んでもらえるか」を検討するという戦術レベルどころか戦略すら定まっていない部分に力を注ぐよりは「2人目、3人目を欲しいけど経済的理由から埋めない人に、どうやったら生んでもらえるか」という戦術を考えるほうが、よっぽど費用対効果が良いと思いますがね。
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2007-01-30
From 8 to 6
1コマだけの月曜日とは打って変わって、火曜日は何と4コマも授業が。朝8時から夜6時まで、間に休憩を挟みつつ全力で飛ばすと、さすがに疲れます。「お試し期間」に1日4コマを試していて、さすがにこれは厳しいかな、と思い一旦は3コマに減らしたものの、最後の最後で滑り込みでもう一コマとってしまった。しかもOverload Request(学期の規定の単位数をオーバーしてとること)までして・・・
追加で取った1コマはReal Estate。ファイナンス系の授業では「この企業の価値は結局なんぼや!」ってのをやるわけですが、こっちは「この不動産の価値はなんぼや!」の世界です。ちょっと興味があった&Berkeleyはこの分野が結構強い、というので取ってみようと。
教えるのは、教授陣の中でも結構若手(に見える、見た目は)のThomas Davidoff 。歯切れのよい口調、そしてかなりの早口。情報量の多い、うーんコンサルっぽいなあ(笑)という話し方。いろいろな実例なんかを織り交ぜて話すので、話の内容はかなり面白いし、人をひきつける力はかなりのもの。
ただし、英語の早さはかなりきびし目。正直、ちょっと気を抜くとあっというまに何を話しているかわからなくなる。今期取っている中でも、最も「英語についていくのがしんどい」授業だ。といいつつ、内容に惹かれて取ったわけですが。
しかもこの先生、やたら話が回りくどい。比喩とか事例とかを使って「なるべく無味乾燥にならないように」と進めるのはいいんだけど、時々「まずは最初に答えとポイントをざくっと言ってくれー!」という気分になる。
例えば、本日の授業で出てきた「Loan To Value」という言葉についての解説の時。これは不動産の価格に対する社債の発行額の割合で、ポイントとしては「この数値が低いほど安全」というもの。最初にこの定義をずばっと言ってくれればいいのだけど、例えばこんな風に話を始める。「君が投資対象としての不動産を買おうと考えているとしよう。Berkeley? San Francisco? あるいはMonterey?さて、いくつかの候補が挙がってきた際に、君ならどんな尺度で購入の判断を行う?利回り?それも勿論重要だ。他に見るべき点はないか?安全性?そう、安全性は重要だ。じゃあどうやってそれを計る?・・・・」
・・・本題にたどり着くまでが長いよ・・(ノД`)
これ、日本語で聞いている分には具体的だし、話のテンポもいいしで面白いと思うんだけど、英語でこれを追っかけるのはかなり大変。「ポイント、話のポイントはどこ!」と叫びたくなってしまう。
まあでも、当然のことながらネイティブの学生の評判は非常に良い。「あの先生Coolだな!」みたいな感じです。
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2007-01-27
Up to date
月曜日は授業が一つだけなので、そのうえ午後からなので、気分的にかなり楽。月曜の朝に授業があった先学期は、日曜の夜に「ああ、あれもやらなきゃこれもやらなきゃ・・・」という気分になったけど、不思議なもんで「月曜日の午前中があるや」と思うと、日曜の夜が不思議と気楽に過ごせたりする。会社も、月曜日は午後から開始になったりしませんかね・・(無理)。
で、月曜日はCore科目のマクロ経済。理系の私にとってみれば、経済学なんて高校の時の現代社会以来じゃないだろか・・・(大学の教養課程で勉強した内容なんて、一切合財覚えていませんさ・・)。需要と供給、IS-LM曲線、ケインズの交差図、といった、内容的には多分大学の経済学部でやるようなこと。ただ、面白いのが、出てくる事例がup to dateなこと。遥か彼方の記憶で「1930年代の大恐慌のときは~」なんていわれても全然実感わかないけど、1990年代の日本の不況とか、最近のアメリカの経済政策とか、リアルで通過してきた時代の考察ができる、ってのは結構面白い。1990年から2000年にかけての日本の不況は、1930年代のアメリカの大恐慌と非常に似通った特徴を示しているそうです。
以前、ポール・クルーグマンの日本がはまった罠ってのを読んだことがあって、その当時は流動性トラップの話って「ホントかよ!そんなのアリ?」みたいな論調が多かったような気がする。でも、今使ってるテキストには、しっかりその話も載っていた(勿論、経済学者の中にはこれに異論を唱える人もある、っていう注釈つきだけど)。私の中では、大学で使ったテキストにのっている理論とか数式は、大概数十年単位での昔のもの、というイメージがあったのだけど、こんな風につい最近の出来事とか、そのイベントを分析した内容がのっている、というそのリアルタイム性にちょっと感動。
あ、上に上げた山形浩生氏のページにある、クルーグマンの論文の翻訳は面白いです。
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2007-01-22
落第級仕事人の集積地
アメリカのサービスのいい加減さについてはあちらこちらで書かれているようだけど、本日はその総本山とも言うべきDMVに行ってきた。DMVとはDepartment of Motor Vehiclesで、日本でいうところの運転免許センター+陸運局の事務所、みたいなところ。免許の取得やら車の登録やら、車に関する作業を一手に担っているお役所。ワタシの目的はTemporaryの免許証の発行。DMVで筆記試験に合格して、かつ日本の免許証があれば、Temporaryの免許証を発行してもらえるのだ。9月に筆記試験を受けて、そのあとしばらくほったらかしになっていたのだが、ようやくちゃんと免許をとるかと重い腰を上げたところ。
ちなみに、アメリカには「自動車教習所」なるものはない(プライベートで、ドライビングレッスンをやってくれるサービスはあるようですが)。免許を取るには1.筆記試験をうける、2.筆記に合格したら路上試験を受ける、3.免許取得、というステップ。1と2の間には、免許を持っていないにも関わらず、自分で練習して路上試験を受けましょう、という前提になっているようです。しかも、3の路上試験を受ける際には自分で車を持ち込む必要あり。一応、「同乗者に運転してきてもらう」ことが前提のようですが、それにしてもあまりにアバウトな・・・・
さてこのDMV、サービスのダメっぷりには定評あり。渡辺千賀さんの「ヒューマン2.0」の中でも「生粋のアメリカ人でも頭をかかえる落第級仕事人の集積地」なんて書かれているくらい(落第級仕事人の定義は「要求されたことを要求されたとおりに実行できない」だそうで)。日本では公的機関のサービス精神のなさを「お役所仕事」なんて揶揄するけれど、このDMVこそまさに、お役所仕事も極まれり、という感じ。
窓口に行って筆記試験の合格証と日本の免許証を見せ、「Temporaryの免許を発行してください」というと、キーボードをかちゃかちゃとたたいたお姉さんが困ったような顔をしている。何だ何だ?と思っていると、私に向かって一言「あなた、筆記試験は合格している?」
ハア?合格しているもなにも、私がアナタに差し出したのは、筆記試験を合格したときに貰った紙なんですが。そういうとお姉さん、「うーん、でも、コンピューターにあなたの合格データが入っていないのよね」
ちょー。ちょっとまってよー。なにさ、それ。ちゃんとここに書いてるじゃん!とまくし立てる私を横目に、お姉さんは奥の方にいたちょっと偉そうな感じの上司Aをつれてきて、なにやら相談している。キーボードをいろいろと打ち直したり、困ったわねえ、なんて言ったり。まさかここに来てもう一回筆記試験?それだけは避けたい。大して難しい試験ではないけど、でも一応直前にちょこっとは勉強しなくちゃいけないし、何よりそんなめんどくさいことはイヤだ!
内心かなり焦るワタシを尻目に、困ったわねえ、なんてCrazyなコンピュータなんだ、これを入力した担当者はFuckinだ、などと機械と入力者を責めるお姉さんと上司A。日本とは異なり、ここで客(ワタシね)に「申し訳ありません」なんて言葉は当然ない。彼らにしてみれば、自分たちのせいじゃないのにトラブルに巻き込まれて、全くメンドクサイわねー、なんて気分なんだろう。
とりあえず、どうでも良いからもう一回試験を受けるのだけはイヤだ!と祈っていたところ、どうやらその最悪の状況は避けることができたみたい。どういう裏技を使ったのか、コンピュータのワタシのデータを「筆記試験合格」に書き換え、無事にTemporaryの免許証をゲットすることができた。
さて、ワタシの手元には紙の合格証明書があったにも関わらず、コンピュータにはデータが入力されていないという奇妙な事態。なんでこんなことが発生したのか。お姉さんと上司Aの推測は、以下のとおり。
私の筆記試験の結果を受け取った職員が、コンピュータに合格データを入力する。
↓
合格データの入った証明書をプリントアウト
↓
プリントアウトされた証明書を取りに行く
↓
戻ってきて、データをセーブせずに、プロセス終了
・・・・・Σ(゜д゜lll)
・・・・・Σ(゜Д゜)
ありえない。まったくもってありえない。初心者の使うワードじゃないんだから。プリントアウトしに行く前にセーブしろよ、ていうか、セーブしてないのにプリントアウトできるようなシステムにしてること自体が・・・・orz
そんなところです、DMVってのは。ちなみに、最初に試験を受けに行ったときも、「あ、免許はSSN(ソーシャルセキュリティナンバー:アメリカ版住民基本台帳番号みたいなやつ)がないと取れないから、まずそれを取得してから来てね」と追い返されそうになった。これは全くの間違いで、SSNが取れない留学生なんかはナシでも免許の試験を受けられる。その時は、隣の窓口で手続きしていた同級生を指差して「彼もSSNないけど、あっちは手続きしてるじゃん!」と食い下がり、事なきを得た。こんな風に、明らかに間違っていることを何の疑問もなく遂行しようとする素敵なアメリカのお役所。これに比べりゃ、日本のお役所なんて全然マシ(そもそも、ここ最近、特に市役所なんかのサービスレベルの向上には目を見張るものがあるしね)。
ともあれ、なんとかTemporaryの免許をゲット。あとはこの勢いが衰えないうちにさっさと実技試験を受けてしまって、早いとこ免許をゲットしなければ。
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New semester
新学期の、最初の1週間が終了。今学期からCore(必修)に加えて選択科目が取れるので、最初の1週間はみんな様子見で履修登録していない科目なんかにも出席している。最初の週なのでまだそれほどAssignmentとかは無いものの、そんなわけで結構な数の授業に出るので、結構消耗した1週間。さすがに1日4科目授業受けた日は、最後の方で疲れがピークに達したのか、なんと授業中に鼻血が・・・・小学生か、ワタシは。
今学期のCoreはオペレーションとマクロ経済。で、選択はManagirial Accounting、Financial Information Analysis、そしてFinancial Modelign。最初のはいわゆる管理会計(これ、大概のビジネススクールでは必修になっているみたいなんだけど、うちは選択だった・・・)、2個目はバリュエーションとか10Kや10Q(いわゆる、アニュアルレポートですな)の読み方とか、ratio analysisとかそんな感じ。最後のは、ひたすらエクセルにかじりついてモデリング、というもの。なんかもう、ものすごい勢いでファイナンス系で固めてしまって、さすがにちょっと息抜きがほしかったため、最後にCSR Speaker seriesというものを付け足してみた。Speaker Seriesとはその名のとおり、毎回いろんなゲストスピーカーがきて、その話を聞く、という講座で、成績は付かず出席とレポートでPassがもらえる、という美味しい講座(ただし、1タームに1つまでしかとれない、とか制限がある)。PEとかTechとかテーマがいくつかある中で、ワタシはCSRを選んでみた。しばらく遠ざかっていましたが、久々にこのあたりの知識もアップデートしておこう、と。
新学期のばたばたした空気の中、学校は就職活動モード一色に。最近の会話といえば「ひさしぶり!」「冬休みどうだった?」「就職活動はどう?」がほぼ定番に。サマーインターンに向けての就職活動はとりあえず終了、のワタシは「いいねえ~」という言葉を笑って受け流すものの、その分11月は死にそうだったんだから・・・と内心こっそりつぶやいてみたり。
そんな感じで、新学期がスタートです。
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2007-01-15
International CES 2007
忘れないうちにラスベガス・CESの感想など。
CESというのはラスベガスで開催されているConsumer Electronicsの展示会(どうしてCESっていうのかは良くわからない・・・)。各企業がブースを構えて新製品を展示したり、イベントやったり、カンファレンスがあったり、という奴なのですが、日本との違いは規模が半端なく大きい。今回のCESの予想来場者数は4日間で16万人!Berkeleyの人口10万人を大きく上回るその規模。
当然、航空券やホテルの取り合い競争も激しく、ホテル側もかなり強気な値段設定。ラスベガスのホテルって、普段は高級ホテルでもそれほど高くない(カジノで儲けるから)のだけど、CESの期間中は通常時の3倍~4倍ぐらいの値段設定にされていたから、驚き。かつ、その値段でもなお、ホテルを確保するのが難しいらしい。
展示の目玉の一つは、やはりシャープの世界最大108インチ液晶、でしょうか。ここ数年、ディスプレイ業界はひたすら「数インチを競う巨大化競争」だったみたいだけど、今年はシャープが108インチを出して誇らしげに「World Largest LCD」と展示されておりました。正直、100インチを超えるディスプレイってどれだけ需要があるか謎なんだけど・・・ここまでくるともう、メーカーとしての意地なんだろうなあ、と。108インチがどれほどの大きさかは、隣に立っているおねーさんを見てもらえば実感できるかと・・・
日本企業もいろいろブースを出してたけど、印象に残ったのは韓国勢の勢い。会場内で巨大ブースを確保していたSamsungとLG、この二つ、私は今回始めて知ったのだけど、液晶(LCD)とプラズマの両方を生産しているのだ。「世界最大」には及ばなかったけど、どちらも100インチクラスまでの液晶とプラズマをずらずら~っと展示。
ご存知の方もいると思うけど、液晶とプラズマって生産工程が全然違う。で、どちらも結構な規模の投資を必要とする。日本だと液晶はシャープ、プラズマは松下が注力して大型パネルを生産しているけど、SamsungもLGもどちらも100インチクラスの液晶・プラズマパネルの両方を生産している。行ってみれば、シャープと松下の両方を一つの企業の中に抱え込んでいるようなもんでしょうか。恐るべし、韓国企業。これ、上の方に展示されている奴も32型とか40型なんですが、下の100インチと並べられると、全然そんな風に感じないのが恐ろしい・・・
パネルディスカッションなんかもいくつか聞いてきました。テーマはそれぞれ違ったのですが、共通して出てくるキーワードは結構同じだったりして、その辺はなかなか面白い。良く出てきたのは「User Experience」「User Generated Contents」「Social Network」ってあたりですかね。特に最初の「User Experience」はもうこれでもか、これでもか、と。日本ではまだあまり使われていない感じの言葉ですが、こちらではすっかり当たり前のよう。
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2007-01-13
あけましておめでとうございます
いまさらですが、年の初めの決まりごと、ということで。今年もよろしくお願いします。年も改まったということで、テンプレートなど変えてみました。
去年1年いろいろあったなあ、と振り返っていろいろ書いてみようと思っていたのだけど、気がついたら来週から授業開始で、しかもこの週末にやらなきゃいけないことが沢山で、そんな余裕もなく新学期が始まりそうな予感。まあ、時間のあるときにでもあらためて。
ちなみに年末年始は、LA在住のビジネススクール仲間(かつ去年からの受験仲間)のイトゾウ氏とメキシコへ。ユカタン半島の遺跡めぐりと、カンクンの近くにあるコズメルという島でのダイビング三昧でした。カンクンといえばアメリカ人の定番のリゾート地、ということで、やや観光化されすぎている感じはありましたが、何を食べてもおいしい、ありえないぐらい海が綺麗、というすばらしいところでした。湿度が高いからビールがおいしいったら。メキシコ旅行記、これもまた改めて。
で、戻ってきたその足で再びラスベガスに。といっても遊びに行ったわけではないですよ。CES2007というConsumer Electronicsの展示会がラスベガスで開催されておりまして、とある事情でそのお手伝いに行ってきたのです。日本から来た人たちのご案内。3日間で16万人が来場する、というものすごい規模のイベントです。ちなみにBerkeleyの人口は10万人なので、それより多い。ラスベガスで3日ほど過ごして、ようやく本日Berkeleyに戻ってまいりました。
さて、今年の目標はストレスのコントロール。ストレスを無くそう、とはあまり思わなくて、適度なストレスは自分を成長させるためにも必要だけど、それが過ぎるとあまりよくないよな、ということを、年越しのメキシコで考えておりました。
その昔、友人に「どんなに前向きな変化であっても、環境が変わると必ず人はストレスにさらされる」ということを言われて、そのときはふーん、そんなものかな、と思っていたのだけど、今になってその言葉の正しさを実感しています。特に、自分が望んで起こした変化の場合だと、ポジティブな気持ちとストレスを感じている状況が相反するため、自分自身がなかなかストレスにさらされていることを気づきにくい。
そんなことを実感できたのも、年末年始になって時間の余裕ができて、新年の挨拶で久しぶりの人に年賀メールを送って、それがきっかけでちょっと話したりして、そんなことをぽつぽつとやっているうちにようやく、という感じ。あー、渡米してから5ヶ月、結構いろいろなストレスにさらされてたんだなーと。
私は基本的に、自分の中のマイナスのエネルギーを嫌う部分があって、自分がストレスにさらされている、といったネガティブなことには目を瞑りがちなのだけど。でも、そういうネガティブな部分もきちんと認識しておかないと、コントロールはできないよなあ、と改めて思った次第。自分の状態をきちんと把握しながら、ストレスのコントロールをしていきましょう、というのが今年の目標です。
あ、あと、ストレスをコントロールするためには「逃げ場を作る」のも重要だな、と思います。なので、逃げ場を確保する、ってのも今年の目標かな。
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2006-12-21
SF/ニセ科学/房総バケーション
朝からサンフランシスコの美容院へ。5ヶ月ぶりにストレートパーマをかけて、もーーーーのすごくすっきり。値段が日本の1.5倍ぐらいしてちょっとためらっていたけど、これやっぱり必要だわ。見た目がどうこうとかいうよりも、何もしなくても髪の毛がまとまるというストレスフリーな状況は、一度味わったらやめられません。
ジャパンセンターの近所に寄ったついでに、日本食屋でうなぎ&焼き鳥定食。結構おいしくて、9ドル。Berkeleyだと日本食は結構いまいちなのが多くてあまり食べないのだけど、サンフランシスコまで来ると結構レベルが高くて良い感じ。
■
はてなブックマークの数がすごいことになっているyoutube動画「視点・論点「まん延するニセ科学」 」
すごいね。阪大にこんな先生いたんだ。単にニセ科学は科学的に間違っている!っていうことを言うだけじゃなくて、何故人がニセ科学に惹かれるかまでをきっちりと説明している。今までもやもやしていた部分を、実にクリアにしてくれる。すばらしい!
あと、10分間での内容の構成がとてもよく出来ている。平易な言葉で、誰にでも分かりやすい説明。私が学校の先生だったら、絶対に子供に見せてるな、この映像。
たしかに、なんでもかんでも単純な二分法で割り切れるなら簡単でしょう。しかし、残念ながら、世界はそれほど単純にはできていません。その単純ではない部分をきちんと考えていくことこそが、重要だったはずです。そして、それを考えるのが、本来の「合理的思考」であり「科学的思考」なのです。二分法は、思考停止に他なりません。
「ニセ科学」に限らず、良いのか悪いのかといった二分法的思考で、結論だけを求める風潮が、社会に蔓延しつつあるように思います。そうではなく、私たちは、『合理的な思考のプロセス』、それを大事にするべきなのです。
あとこの番組、どうやら早朝4時からの放送だったみたい。普通だったらそんな時間帯の番組、ほとんど誰の話題にもならずに消えていっただろうに。こーいう使い方ができるからyoutubeはすごいよなあ、と思う。
■
youtubeつながりでもう一つ。検索してたら、前々から見たかったCMを発見。
房総バケーションCM
あー、このCM凄い好きだー。佐藤雅彦さんはやっぱりすごいなー。
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2006-12-20
Earthquake / 万人に通用する方法なんてない
ネットサーフィンしながら晩御飯食べてたら突然の地震。がたがたっ、どかん!って感じで数秒揺れてそれでおしまいという短いものだったのだけど、こ、怖かった・・・。
ネットで調べたら、どうやら震源はBerkeleyらしい。しかも、「Distance from」から推察するに、私の住んでいるところに限りなく近い感じがする。ううっ、いやだ、私震源の真上に住んでるんですか・・(涙
http://quake.wr.usgs.gov/recenteqs/Quakes/nc51177042.html
恐怖感を紛らわすために友人に「怖かったよー」メッセンジャーを送りまくる。しかしいつものことだけど、地震って人によって本当に反応が違う。同じくらいびびってるひととか、なんか全然平気な人とか。私はだめ。雷とか台風とかは平気なのに、もう、地震は全然だめ。揺れが収まったあとも、しばらくの間は「次がくるんじゃないか」ってずっと怯えてるぐらい、だめ。
■
さて、渡辺千賀さんが「イジメを減らすにはイジメられっ子側を特訓すべきではないか」というエントリーを書いていて、個人的にはなるほどなるほどと深く同意したのだけど、はてなブックマークのコメントをみてたら「こんなことでイジメを減らすのは難しい」とか「ふーん」とか、意外と反応が良くなくてちょっと驚いた(あ、勿論、同意のコメントも沢山あるのだけど)。
確かに、これで全てのイジメに関する問題が解決するわけじゃないけど、そもそも全てのイジメを一気に解決できる方法なんてありえない。その人のパーソナリティとか、イジメられている原因とか、シチュエーションとかによって、対応策は変わってくるはず。そうすると、イジメを減らすためにできることって「こんな方法もある」「こんな方法もある」という具体的にとれる策をなるべく沢山共有することなんじゃないかなあ。その意味で上のエントリに書かれている手法はとても具体的だし、イジメられている子供のうちの何人かはこれで助けられる可能性が十分にある。
ちなみに、私も小学生の頃、かるーくイジメられていたことがありました。といっても上に書かれているのに比べたら全然軽度の、女の子に良くありがちな「あの子、ちょっと気に入らないよねー」という理由で無視される、というものだったけど。
今からは想像もできないかもしれないけど、小学校低学年の頃の私はおとなしくて(いや、本当だって!)、成績が良くて、先生の言うことはよく聞いて・・・という、ある意味「あの子なんかいいこぶっちゃって、気にいらなーい」といわれる要素をしっかり持っていたのだ、と思う。
一体何がきっかけだったか分からないけど、ある日ふと、今まで普通に喋っていたクラスの女子に話しかけても、さりげなく無視されていることに気がついた。必要なこととか、一言二言会話は続くんだけど、潮がさーっと引いていくみたいに人が目の前から引いていく。え、なになに、何が起こってるの?と状況を把握するまでにしばらく時間がかかったような。
あ、なんか私無視されてる?と思ったものの、「ていうか何で私のこと無視するの!」と反論できるだけの気合は当時に私にはなく。そもそも、何か仕掛けてくるわけでもないから、反論するきっかけもない。なんとかしたいけど、どうしていいのか分からない・・・という状態で鬱々とした日々を送っていた。
休み時間とか、誰も一緒に遊んでくれないものだから、何故か一人でのぼり棒のてっぺんに登ってぼーっとしていたの(当時から高いところが好きだったらしい)。当時の細かい記憶はもうないけど、こちらが話しかけようとしたときに、まるで自分がそこに居ないかのように周りの人が引いてったときの、すーっと背筋が寒くなるような感覚は、今でもしっかり覚えている。存在を無視されるって、時には言葉で罵倒される以上にダメージが大きい。
さて、この状況からどうやって脱出したかというと、実は情けない話だけど、最初のステップは、自力では何もできなかった。無視されている私を見かねたのか、たまたまなのか、同級生の一人が声をかけてくれて、友達になってくれたのだ。
当時のクラスの女子グループといえば、「AちゃんのグループはいいけどBちゃんのグループと仲良くするなんてありえなーい」なんてわけの分からない派閥みたいなものあったりして、小学生は小学生なりに複雑な人間関係を形作っていた。「あいつはA部長派のくせに、B常務と毎晩飲みにいくなんて・・・」なんてささやかれるサラリーマン社会と実に良く似ていたのかもしれない。あ、これ、適当に想像で書いてますけど。
閑話休題。
けれど、私に話しかけてくれた彼女は、その明るさとオモシロさ(関西ではこれはとても重要だ、笑いが取れるかとれないかは、その人の評価に大きく影響する)と天真爛漫さで、そうした派閥の壁を飛び越えてみんなから好かれている、という、実にナイスなポジションをゲットしていた。
その彼女が友達になって、私と話している・・ということで、気がついたら私の「無視タイム」はいつの間にか終わっていた。もしかしたらターゲットが他に移っただけかもしれないが。ともあれ、私を無視していたグループのリーダー(と、私が推察していた子)も、そんなこと無かったかのように普通にニコニコと話しかけてくるようになっていた。多分、時間的にもそんなに長い期間ではなかったのだと思う。
さて、そんな風にして幸運にも無視ターゲットから脱出することができたのだけど、それをきっかけに「むむ、これは気をつけなければいけないなあ」と思うようになった。
イジメられる原因はいろいろあると思うけど、実に些細なことがきっかけになっているケースは結構多い。友人同士の会話の中で「なんかあの子のあの言い方、きにいらなーい」とか、本当にそんな程度の。一連の出来事で、自分が「なんかきにいらなーい」と言われる要素を持っていることに気がついた私は、こりゃ、なんとか対策をとっとかなきゃ、この先どこでまたやられるかわからんわ・・・ということを、しっかりと悟った、という次第。
で、私がどうしたかというと、その「ナイスポジション」を獲得している友人と一緒に行動しながら、彼女の行動を観察し、イジメられた私と彼女の違いは何だ?ということを学ぼうとしたのだ。
同じようなことを言っても、Aさんだと好意的に取られて、Bさんだと「なに、あれ、超感じ悪い!」といわれるような状況だってある。口調とか、前後の文脈とか、笑いで自分を落とすとか、そんないろんな要素が絡み合って、実に細かい部分で人の反応って変わってくるんだなあ、ということを、彼女だとかクラスのみんなを見ながら、ちょっとづつ学習した。で、それを自分でも実践してみた。まさにtrial and errorな日々。
とこうして書いてみると、なんだかヤな小学生だな・・と自分でも思うけど、要はこれ、上のblogで千賀さんが書いている「アメリカで、友達とうまく遊べない子に経験させる『社交性トレーニング』」と同じようなことを自分ひとりでやっていたのか・・・ということに、いまさらながら気がついた。トレーニングしてくれる大人はいなかったけれど、身近な「これはロールモデルにできそうだ」という人を選んで、その行動を真似て身に着けていく、という。
一人トレーニングがどこまで功を奏したのかは分からないけど、ともあれその後はイジメられターゲットにされることもなく、無事に学生生活を終えることができた。
私の場合は、自力でイジメから脱出したわけではないので「これがイジメ対策に有効な策!」とは胸を張っていえない。けど、イジメられにくいポジションを確保する、って言う意味では、その後の人生においてそれなりに有効な策だったのではないか、と思っている。
イジメられている自分と、イジメられていない子とは何が違って、自分のどの部分がイジメっ子の「イジメ心」を刺激するのか、どういう風に振舞っていけば生き延びていけるのかを考えることは、万人に通用するものではないかもしれないけど、結構重要なポイントなのでは?
繰り返しになるけど、「これで全てのイジメが解決する!」という万能策は存在しない、と思ってる。じゃあどうすればいいかっていうと、とにかくイジメられっ子が取れる可能性のある具体策をみんなで共有して、それぞれのケースに合わせて一つ一つ潰していく、と。そういう「具体的な経験」が共有できる仕組みとか、もっとあるといいのに。
誰の役に立つかは全く分からないけど、上に挙げたblogを読みながら、自分の経験もどこかで何かの参考になるのでは?と思い、つらつらと書いてみたという次第。
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2006-12-19
2006-12-17
Las Vegas trip Day 3: There is no time for pausing to rest
最終日。シアトルからきていた2人が早い便の飛行機で帰ってしまったので、残った友人とカジノをぶらぶらと流す。一度は試しにやってみるか、ってことで、ルーレットに挑戦。5ドルずつ、ローリスクローリターンな賭け方を続けていると、いつの間にか40ドルが70ドルになって、その前のブラックジャックの負け分を無事回収。
しかし、軽く遊ぶ分にはいいけど、基本的にギャンブルは向かない性格だわ・・・ということを改めて認識。「使った分+α取り戻せたらいいいな」とか、結構いい感じで勝っているときに「どのタイミングで引こう・・・引き際を見失うと折角勝った分を失ってしまう!」なんて考えてしまうのだ。「ここで一気に大きく賭けに出て勝とう!」という気持ちが全然わいてこない。人生ではかなりハイリスク・ハイリターンなポートフォリオを組んでいる気がするのにね。
■
昼ごはんを食べて空港について、飛行機まで時間があったのでデジカメで撮った写真PCにうつしながら、blogを書く。ラスベガスの街もカジノも楽しかったけど、やっぱりValley of Fireが一番よかったかな、とあらためて思う。スポット自体がよかった、ってのも勿論あるのだけど、ああ、私はこういうのが好きだったんだ、そういえば、っていうことを改めて思い出した。見たことのない風景を目にしたときの、あの圧倒感。遺跡とか自然遺産とかそういうものに惹かれるのは、そうした圧倒感を感じたいんだ、ということを。
仕事をしていた頃。最初は仕事に慣れるのに忙しくて、ひと段落ついたころにはビジネススクール受験のための準備を始めたりして、そんな感じでここ数年は、きちんとまとまった時間をとって「旅に出る」ってことがほとんど無かった。仕事でやたら出張が多かったせいか、次第に「旅」と「移動」の感覚が近づいてきて、新しい場所を訪れても、見知らぬ土地に足を踏み入れた時のあの不思議な高揚感が段々と小さくなってきていた。そうこうしているうちに、「見たことのないものを見て見たい」という根本的な欲求が、段々と遠いものになってきて、あれ、そういえば何で私はあんなにいろんなところに行きたいんだっけ?と自分の感覚が分からなくなっていた。そうすると、事前に色々調べて、スケジュールを組んで、見知らぬ土地で見知らぬ場所を訪れるために必要なエネルギーを投下することに、ちょっと億劫になっていた。
「楽しむためにはエネルギーがいる」と書いたのは村上龍だったか。受動的に受け取るだけでなく、楽しみという快楽を求めるためのエネルギーは意外に大きくて。忙しさに忙殺されていると、そうした大きなエネルギーを投入するのが、次第に面倒くさくなってしまう。「休む」ことの気持ちよさに慣れてしまって、そうするとますます、動き出すためのエネルギーを投入するきっかけが遠のいていく。摩擦係数と同じで、一度止まってしまうと、再び動き出すのには動いている時以上に大きなエネルギーが必要。
年末年始にはMexico Cozumelに行くことにしていた。とりあえず航空券を押さえただけで、最初は、海に潜りながら、のんびり骨休めしよう、なんて思っていた。でも、気が変わった。あ、勿論ダイビングはするけど(そのために、Cカードの再発行申請までしたしね!)、「ゆっくり休むこと」だけを旅の目的にするのはやめよう、と思った。生きている間にどれだけの場所に行けるか分からないけれど、なるべく沢山の見たことのない景色を見て見たいし、行ったことの無い場所に行ってみたい。そしてそのために使える時間は無限じゃない。
というわけで今年の冬は、Cozumelで潜るのと同時に、ユカタン半島の遺跡巡りに行ってきます!
(そんでもって来年の冬こそは、ぜひとも南極に行きたいところだ・・・)
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2006-12-16
Las Vegas trip Day 2: Valley of Fire
二日目のメインイベントは、ラスベガスから1時間ほどのところにあるNational State Park Valley of Fire。「ナウシカですか!(それはValley of the wind)」という突っ込みで盛り上がる同世代の我々。
ホテルでレンタカーを借りて昼過ぎに出発。フリーウェイを約1時間、そこから一般道路に下りて約1時間。あたりには何も無い。本当に、文字通り何も無い。だだっ広い砂地に背丈の低い小さな潅木やら所々にサボテンやらが生えていて、あ、これが正に昔地理で習った「ステップ気候」って奴なんだろうか、などと思う。
そしてその何も無いステップの真ん中に横たわる一本道。
道路が、地平線に消えていく風景なんて、久しぶりに見た気がする。
何も無い一本道をひたすら走り、到着したのがValley of Fire。砂漠地帯の果ての山を越えると、景色が変わり、突如巨大な赤い岩石が現れる。
長い年月をかけて侵食、風化、隆起を繰り返した巨大な岩は、場所によって様々な奇妙な形をつくり、見事な風景を作り出している。そしてそれが、広い大地の見渡す限り遠くまで、延々と続いている。赤い岸壁と青い空のコントラストが美しい。時折、太陽の光を受けて、赤い岸壁が鮮やかに輝く。とにかく、圧倒。
こーいうのとか
こーいうのとか
お約束どおり登ってみたり
そういえば昔、まみぞうさんとトルコを旅行したときは、ひたすらこうした遺跡やら建造物の「頂上」とか「先端」とかに全力で登ってはお互いに写真を撮る、ということを繰り返していたけど。この年になっても、同じことをやってくれる同行者が居て本当によかった・・・
適当に決めた行き先だったし、そんなに期待もしてなかったけど、予想以上に大満足。そんなこんなではしゃぎまくって帰路に着く。惜しむらくは太陽がそれほど出ていなかったこと。けれど、西へ向かう帰り道、雲の隙間から一瞬差し込んだ光に照らされ、こんな風景をパチリ。
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2006-12-15
Las Vegas trip Day 1:Casion City
翌16日。今度こそ本当の出発日。気を取り直して昨日と同じスケジュールで空港に向かう。いやもう、なんというか、空港までの道のりが本当にむなしい。この道は昨日来た道・・・ううっ、何をやってるんでしょう、私は、一体・・・
ともあれ、今日は無事にチェックイン完了(あたりまえだ)。乗り込む飛行機はUnitedの格安航空会社Tedが運営するエアバス320。サンフランシスコからラスベガス間でのフライトは約1時間で、料金は往復税込み160ドル。距離的には東京-大阪、ぐらいかな?相変わらずアメリカの飛行機は安い。
そんなこんなで到着したラスベガスの空港。飛行機を降りるや否や、なんとそこにスロットマシーンが。
そりゃラスベガスといえばカジノだけど、いくらなんでも気が早すぎ。
でもまあこれが、カジノの街ラスベガスを象徴する風景の第一歩。街中、とりあえずいたるところにカジノがあった。ホテルとかレストランとか、そんなレベルじゃすまない。翌日出かけたラスベガスから1時間ほどのNational State Park、そのハイウェイの近くにあった田舎風スーパーもなんとカジノ併設だったのだから。
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2006-12-14
Las Vegas trip Day 0:What's the date today?
ファイナル(期末試験)の最後はマーケティングのレポート。ボストンキャリアフォーラムとかの就職活動と被ったmid term(中間テスト)よりはスケジュール的には楽ちん・・・と思っていたはずなのに、気がつけば最後は3日で睡眠時間6時間、という、仕事していた頃以来のえぐいスケジュールに。
これが、全部いわゆる「試験」だったら、受験時の体調も考えてある程度は睡眠時間を確保するのだけど、なまじレポートが多かったものだから体力的にはいくらでも無理ができる状況にあり。ホント、久々の徹夜は体に堪えます。まさかこっちでもキューピーコーワゴールドのお世話になるとは。慣れないことをしたせいか、なぜか普通に勉強している最中にいきなり鼻血を出す、という事態も発生。鼻をかんだわけじゃないのに、ノートにペンを走らせていたら、突然机の上に鮮血がどばっと。結構びびった(なんか血管でも切れたのかな?)
そんな感じでへろへろになりながら14日には最後のレポートを提出してファイナル終了。いくつか必要な買い物をして、洗濯して(だって、洗濯しないと翌日からの服が無かった!)、荷造りして、シャワーを浴びて眠りについたのは結局真夜中1時過ぎ。3時間ちょっとの睡眠の後、15日早朝、朝5時のBARTに乗って空港に向かう。
そう、今日から2泊3日でラスベガス旅行。全米各地に散らばるMBA受験時代の友人一同で(というほど多くない)、ラスベガスに集合なのだ。
自宅から空港までは約1時間。途中、一度乗り換えたはずだけど、ほとんど記憶が無い。荷物を抱えて座席の上で丸くなって、ひたすら眠りこける。空港について、あまりの眠さにその場にうずくまりそうになる体を必死に引きずってUnitedのチェックインカウンターにようやく到着。パスポートを読み取り機にかけて、これでチェックインすれば一安心・・・と思った矢先、画面に出てきた文字は
「お客様のフライトはまだチェックインできません」
・・・・へ??
「お客様のフライトは12月16日8時26分発です。チェックインは12月15日8時27分より可能です。」
・・・・あ。
私、出発日間違えた・・・・Σ(゜д゜lll)!!!
出発予定日は16日、そして今日は15日。
ファイナル続きの毎日で日時の感覚が全くなくなってしまい、気がついたら1日すっ飛ばしてすっかり今日が出発日だと思い込んでいた・・・
旅行だ出張だと今まで結構あちこち出かけてきましたが、出発日を間違えたのは生まれて初めてです。ネタとしか思えないこの展開。ネタじゃありません。
あまりのショックと眠さに、一瞬「このまま空港の近所のホテルに部屋をとって、明日の朝まで眠り明かすか?」と考えるも、なんとか家に戻る方向に自分を励ます。とはいえ、眠気には耐えられず、SFOのベンチに座って荷物を抱え、意識を失うかのように眠りに落ちること約3時間。ようやく家についたのはお昼前。
まあ、出発日を一日遅く間違えなかっただけでも、よかったかな・・
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2006-12-02
Big Game
アメリカでは大人気だけど日本ではほとんどなじみのないもの、の一つがアメリカンフットボール。日本だと、そもそもちゃんとしたチームがあるのか?ってなレベルだけど、ここアメリカでは熱狂的な人気を誇る。それも、プロリーグだけでなく、大学対抗戦も。Berkeleyで試合が開催されるときは、街中が大賑わい。こちらでは、会場内でのアルコールドリンクの販売が禁止されているので、スポーツ観戦の前はTale Gateと呼ばれるPre Game Partyが各地で開催され、みんな十分に酔っ払った状態で会場へGo。大学内外を問わずあちこちに即席の野外Partyが設置され、街中が騒然とした雰囲気に。
で、Big Gameとは大学生アメフトにおけるUC BerkeleyとStanfordの対抗戦のこと。なんでもこの2校は宿敵のライバルらしく、シーズンを通じて最も盛り上がる試合。日本で言うところの早慶戦とか名阪戦みたいなもんですかね(早慶戦はともかく、名阪戦は誰も知らんだろう、という突っ込みはおいといて)。Berkeleyの丘の上にある巨大スタジアムには見渡す限りの人、人、人。一体何人いるんだろう?感覚的には甲子園球場より広い気が・・・。
フットボールのルールは全く知らない私だけど、一緒に観戦したアメリカ人同級生がいろいろ解説してくれたおかげで、それなりに試合の流れを理解して楽しむことができた。ちなみに、一番驚いたのは、アメフトには1チームの中に「Offence」「Diffence」「Special Team」の3チームがあり、それぞれに10人近くの選手が配置され、さらに補欠なんかを含めると、1度の試合に50人を超える選手が参加している、ということ。選手、多すぎだよ・・・そもそも守備と防御が分かれている、というのもびっくりだけど、Special Teamという、ターンの最初とか最後に行う「ボールをキックしてなるべく遠くまで飛ばす」という攻撃(防御?)専門のチームまであるのには驚いた。試合に参加してる選手だけで50人なら、クラブには一体何人ぐらいの部員がいるんだろうね。
そんなわけで、アメリカのカレッジスポーツの雰囲気を満喫することができ大満足。とはいうものの、何であのスポーツがサッカーや野球(あ、野球はそれなりに人気あるか)よりも人気があるのか、ってのはいまだに理解できません、はい。
ちなみに、試合が終わると(Berkeleyが勝った!)観客はみんな一斉にフィールドに降りて行く。何をする、ってわけでもなく、とりあえずフィールドでみんなで喜び合って、写真をとって、ってな感じですが。
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2006-12-01
Pandora TV
Pandora TVは韓国の動画共有サイト。いわば韓国版You tube。で、このサイト、youtubeで最近厳しくなっている著作権という観点が全くないようで、日本のドラマが山のようにアップされている。しかもyoutubeのように10分刻みとかじゃない。映画もドラマもフルサイズでアップ。凄い、っていうかここまで来るとある種オソロシイ・・・・
夏の間に一時滞在していた大学寮で知り合った韓国人の友人がやたら日本のドラマに詳しく、「なんでそんなに知ってるの」と聞いたら「日本のドラマが大量にアップされているサイトがあって、韓国ではみんなそれを見ている」と言っていたのですが、おそらくここのことですかね。
これは気をつけないとものすごい勢いで時間を吸い取られてしまうサイトだ・・と思いつつ、Good Luckにハマり中な私。キムタクはどうでもいいんですが、何がすばらしいかってこのドラマ、飛行機とその操縦シーンがこれでもかこれでもか、と出てくるところヽ(´ー`)ノヽ(´ー`)ノ。着陸のシーンとか、ほんと、ワクワクする。いやー、ストーリーはどうでもいいから、1時間全部飛行機の操縦シーンとかやってくれないですかね。
そういやここ2年ぐらいグライダー乗ってませんが、いや乗ってたこともしばらく忘れてたのですが、あー、飛行機ってやっぱり良いなー、ということを改めて思い知らせてくれる素敵なドラマですな。同じく飛行機好きのまみぞうさんは絶対みるべし。あ、あとは、柴咲コウと堤真一のツンデレっぷりもなかなか良い感じ。
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2006-11-28
high technology, venture finance and wine
全ての科目が必修だった秋学期もまもなく終了。Berkeleyでは今週から春学期の選択科目のBiddingが始まっている。biddingというシステムはおそらく、大概のビジネススクールが採用している方法で、つまりは各生徒が持ち点を取りたい科目に振り分けてbidする、という仕組み。とはいうものの、Berkeleyは学校の規模が小さいせいもあってか、定員が溢れてしまうクラスはそんなに多くない。去年の同じ春学期だと、定員溢れがおこったクラスは3クラス。ただ、その3クラスが妙に「あー、Berkeleyっぽいなあ」というものだったので、ちょっと笑ってしまった。
溢れた3つのうちの2つはベンチャー関係。一つはOpportunity Recognitionという、ハイテクベンチャーのスタートアップに関する授業で、何でも教授がシリコンバレーのハイテクベンチャーに強い人脈を持っているらしく、超大物のゲストスピーカーが登場するらしい。もう一つはNew Venture Financeという科目で、これはベンチャーファイナンス関連。教授はなんと、シリコンバレー随一の法律事務所の共同経営パートナーでもある人。
で、最後の一つはというと「Wine Industry」という授業!
授業のトピックを見ると
·Wine finance - an examination of supply side, return on capital, and business risks in the wine industry
·Different models of success: the negotiant winery (buying grapes and bulk wine each year from outside sources) versus estate winery (growing each grape that goes into the bottle)
·Establishing a successful wine retail business through a differentiation strategy
·The complexities of distributing wine through the three-tier system (from winery to distributor to retailers)
·Wine-related start-ups – creating new ventures in a changing and growing wine industry
という感じで、finance、strategy、start-upなど様々な観点からワイン業界に切り込んでいる。Wine Industryは立派なビジネスフィールドなのだ。さらにBerkeleyはアメリカ有数のワイン製造地Napa Valleyのお膝元。地の利を生かして、ワイン業界から様々なゲストスピーカーも呼ばれるみたい。
人気授業のキーワードがハイテク、ベンチャーファイナンス、ワインとは、なんともうちの学校らしいなあ。
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2006-11-26
After Dark
どうしても日本語の本が、それも勉強に関係ない本が読みたくなって、サンフランシスコの紀伊国屋で村上春樹の新刊(文庫版で、って意味ね)「アフターダーク」を調達。単に日本語で文章が読みたいだけなら、ネット上に面白い文章は一杯あるし、青空文庫には岡本綺堂の半七捕物帳(最近はまった)がフルラインナップでそろってるし、インターネットがあれば特に不自由はない。しかも紀伊国屋は高くって、実売価格は大体日本の1.5倍ぐらいだし。でもねえ、たまには紙の本が読みたくなるのだ。休日の午後、カフェでまったりコーヒーを飲みながら本が読みたいのだ。
で、アフターダーク。「アンダーグラウンド」を境に作品の中に現れるようになった「こちら側とあちら側」についての描写がよりストレートに書かれているなあ、という印象。ていうか、全編通してひたすらそのことだけを訴えている気が。平穏な世界の裏側には暴力と悪意に満ちた「あちら側」の世界あって、「こちら側」にいる私たちはその「あちら側」をあたかも他人事のように思っているけど、実はその二つに境目はない。悪意は、ある日突然私たちを「あちら側」に連れ去り、あるいはじわじわと気がつかないうちに「こちら側」に忍び込んでくる。そこに理由はない。「スプートニクの恋人」の中でもこの「あちら側とこちら側」というテーマがあちこちに散見していたけど、アフターダークでは登場人物の口を借りて、ストレートに述べている。こんな風に。
「二つの世界を隔てる壁なんてものは、実際には存在しないのかもしれないぞって。もしあったとしても、はりぼてのぺらぺらの壁かもしれない。ひょいともたれかかったとたんに、突き抜けて向こう側に落っこちてしまうようなものかもしれない。というか、僕ら自身の中にあっち側がすでにこっそりと忍び込んできているのに、そのことに気づいていないだけなのかもしれない」
「私らの立っている地面いうのはね、しっかりしてるように見えて、ちょっと何かがあったら、すとーんと下まで抜けてしまうもんやねん。それでいったん抜けてしもたら、もうおしまい。二度と元には戻れん。あとは、その下の方の薄暗い世界で一人で生きていくしかないねん」
ああ、すごくよくわかるなあ、この感覚。あんまりこういう言い方はしたくないけれど、年を重ねるごとに「自分の知らないところで自分を取り巻く悪意が存在して、気がつかないうちにそれに取り込まれる」恐怖というのが、分かるようになってくる気がする。そういうのって、どうしようもないのだ。怖い、と思っても、手のうちようがない。見慣れたいつもの風景は変わっていないけど、ある時ふと、そこに少しずつ歪みが生じていて、でも自分にはどうしようもない、そんな感じ。
アフターダークはそんな風に「あちら側」の存在と恐怖を丹念に描きながら、けれど「じゃあどうやってその世界に立ち向かっていけばよいか」は描かれない。ラストの夜明けのシーンが一つの希望なのかもしれないけど、でも日が沈めばまた夜がやってくる。「あちら側」の世界に囚われてしまうという恐怖からは逃げられない。ネットの意見なんかを見てると「消化不良」「何が言いたいのか分からない」という意見が結構あったけど、「何かを主張したい」のではなく、ただひたすら「こちら側とあちら側」を描写し、それを読者に見せることがこの本の目的なんじゃないかなあ、と思う。アンダーグラウンドの膨大なインタビューが、ひたすら「突如非日常に巻き込まれた人々の日常」を描き出そうとしたように。
本の裏表紙のあらすじのところでは「新しい小説世界に向かう村上春樹の長編」ってあったけど、村上春樹はいずれ、この「あちら側」の世界にどう対峙していくのか、という答えを書くのだろうか?それとも、「あちら側」の世界に立ち向かっていく術なんてないのだろうか?
余談その1.この話、真夜中の渋谷のデニーズで始まり明け方の東急東横線改札(書いてないけど、日吉に向かう急行列車っていったら東横線だよね?)で終わるのだけど、なんだが東京の、渋谷の風景がやけに懐かしく感じられる。夜明けの渋谷東横線の改札のシーンなんて、朝のざわめきとか発車の合図の音とか、今でもくっきりと覚えている。懐かしいなあ。
余談その2.突如文中に登場するスガシカオの「バクダン・ジュース」。深夜のコンビニで流れている曲、という設定だけど、村上春樹の本で日本の、現代の音楽が登場するのってこれが始めてでは?スガシカオ好きとしてはうれしいけれど、しかし何で「バクダン・ジュース」なんだろう。深夜のコンビニで流れているにしてはかなりマイナーすぎる選曲。何か意味があるのかな?
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2006-11-25
Christmas is coming!
家族そろってディナーを食べるThanksgivingが明けると、翌日からは一大セールの始まり。なんでも、セールの目玉品を手に入れるために、徹夜で並ぶ人たちも大勢いるとか・・・
Thanksgiving明けのセールはいわば「クリスマス商戦」の開始日でもあるらしく、街中は一斉にクリスマスデコレーションに。写真は、チョコレートで有名なサンフランシスコのGhiradelli Squareのクリスマスツリー。最近は結構冷え込んできたけれども、それでも日本の同じ季節に比べると随分と暖かいここサンフランシスコ。寒くないのは助かるのだけど、そんな気候の中で点灯されるクリスマスツリーというのは、なんとなく奇妙な感じがするものですな。
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2006-11-23
Keg Race
Fainanceのmid-termはとりあえず無事に終了。出来は不明だけど、まあ致命的なことにはなってないでしょう。きっと、多分、おそらく、もしかしたら。
全科目(といっても3科目だけど)のmid-term終了ということで誰もが弾けていた火曜の夜。生まれて初めてKeg Raceなるものを見物した。Kegとはミニ樽のことで、Keg Raceとは「樽に入ったビールをひたすら飲み干し、先に飲み干したチームが勝ち」というゲームで、要はひたすら狂ったようにビールを飲みまくるイベント。勿論、私は選手なんかじゃなくて、単なる見学者だ。なんと先週すでにKeg Raceの「予選」なるものがあり、そこで「飲める奴」が選手としてしっかり選ばれていたという。いつのまにそんなことに。
1チーム10人ちょっとで、1年生と2年生の対決。レースの会場は一軒家をシェアしている同級生のうちの裏庭。それほど広くもない、ごく普通の裏庭に、選手と見学者合わせると50人以上が集まっている。開け放った窓から外に向けられたスピーカーから流れる大音量のBGM。いつも思うのだけど、よくこういうパーティーやって、近所から苦情が来ないよなあ・・・・
(えーと、以下、食欲を減退させる描写が含まれますので、食事前の方は読まない方がいいかと・・・)
さてこのKeg Race、「狂ったようにとにかく飲み続ける」って意味では日本の飲み(特に大学の時の飲み会とか)とそれほど変わらないように思えるのだけど、一点大きく異なる点が。このKeg Raceでの飲みは、基本的に「ヤバくなったら、吐く」ことが大前提に設計されている。それも、限界がきたらトイレで吐いてくるとかじゃない。会場の真ん中に、ビニール袋を敷いたゴミ箱が「吐き用」として設置されているのだ。
庭の両側にはそれぞれのチームのビール樽とテーブル、コップ。レース開始と同時にそれらをひたすら飲み続けるのだけど、準備されているビールの量は明らかに参加者の許容量を越えている。なので、最初はみんながんがん飛ばして飲むのだけど、そのうち大概の人は限界がくる。で、やばくなったらどうするかというと、会場の中央に設置された容器めがけて、その場で吐く。ただし、「吐いたら相手チームの分を1カップ飲まなければいけない」というルールがある。なので、「あ、ヤバイ」と思った人は、「どうせ吐くなら」ということで、その直前、限界いっぱいまでビールを胃に詰め込む。で、一気にリバース。その風景で盛り上がる観客。ばっちり「そのシーン」を写真に収めている人もいるし。
いや、私も「莫迦飲み」は嫌いじゃないよ。大学の頃(航空部とかね)は分けの分からない飲み方もしてました。最近はちょっと年をとったせいか、あまりそういった莫迦飲みはしないけど、でも一応「飲む」だけなら、そういったぶっちゃけはっちゃけな雰囲気に溶け込むこともできるよ、うん。
でもね、あの「人前で吐く」ってのには、なんかものすごい抵抗感が。そいで、それで盛り上がれる雰囲気には、やっぱりどう頑張ってもついていけないものが・・・・
一応、レースの最後まで見届けたものの、さすがに「このままここに居続けると、マジで今晩はご飯が食べれなくなりそうだ・・・」と思い、レース終了後早々に日本人同級生と退散。盛り上がる雰囲気は好きなんだけど、ヤバイマジで食欲が減退してきた・・・と話しながら、あっさり冷麺でも食べようと韓国料理屋に向かう。
なんというか、この世には「どうやっても超えられない文化の壁」があるのだなあ、ということを、まじまじと見せ付けられたイベントでした。折角アメリカに来てるんだし、頑張ってアメリカ文化を楽しもうとは思うんだけど、どう頑張ってもあのレースを心から楽しむことはできないなあ、と。まあ確かに、あれだけのアルコールを吐かずに飲むと、急性アルコール中毒になることは確実なわけで。その意味では合理的なシステムといえないことはないのだけど。
でもねえ。飲むのはいいんだけどさ、吐くなら人の見てないところで吐こうよ・・・・
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2006-11-20
Chicago, Boston, Berkeley
ボストンに行ってきました。目的は就職活動。ボストンキャリアフォーラムという,アメリカにいる日本人留学生を採用したい企業のあつまるジョブフェアがあり、そのイベント目掛けて全米から日本人留学生が集まるわけです。その数はおそらく1000人は下らない。さして大きくもないボストンの街にこれだけの日本人が集まるという異様な数日間。会場の隣のWestin Hotelにはおそらく企業の人が大勢泊まっているらしく、ロビーはなんかもう、完全に日本のホテルと化してました。聞こえる言葉がひたすら日本語。私が泊まったのは会場から2キロほどの小さなホテルなのだけど、そこですら大量の日本人が。地元の人もきっとびっくりしてるだろうね。
就職活動といっても私はまだ1年生なので、来年の夏のサマーインターンのポジションの獲得が目標なわけです。1ヶ月ぐらい前からサンフランシスコに来た会社と面接したり、電話で面接したりと少しずつ就職活動が始まっていたわけだけど、いわばその一つのピークがこのボストン。学校の授業と平行してなので、結構しんどい。先週末はある企業の面接を受けにシカゴへ、今週末はボストンへと、物理的に時間をとられることに加えて、やっぱり「Selectionの対象となっている」という緊張感は結構ストレスがかかる。
キャリアフォーラムでは結構な数の面接を受けたのだけど、そういった微妙なストレスを感じながら30分交代ぐらいで次々人に会って、何度も自己紹介やら志望動機やら喋っていると、段々と感覚の一部が麻痺してくるような感じが。なんか、真剣に喋っている自分をどこか遠いところから眺めながら、ふと「っていうか私、何をこんなに真剣に喋ってるんだろう?」などと思ってしまうのだ。おそらく、普段使わない部分の神経が極度に疲労した挙句、その状態から逃避しようとしていたのだと思うのだけどね。
まあそこでストップしてしまっては困るので、またもや「一人RPG状態」モードに気持ちをセットして、ひたすら喋り倒した2日間でした。一つ面接を通過するごとに「一面クリア!」ってな感じで。おかげさまで何とか夏のインターンは確保。来年の夏は日本に帰ることになりそうです。
■
ところで、先週・今週と飛行機を乗ってアメリカを横断したのだけど、国内線だと安心して日本の飛行機と同じような感覚でいたら、結構「マジですか?」的な出来事があった。もしかしたらこれって常識で、私がそれを知らなかっただけなのかもしれないけど・・・搭乗15分前のチェックインでOK、一度チェックインすればよほどのことがない限り飛行機は全員搭乗するまで待ってくれる、といった日本の飛行機に慣れきった身にすると、結構「やばっ」という場面もありました。友人から聞いた話も含めて、こんな感じ。
・チェックインの時にIDを見せる必要がある。goverment issued IDが必要なので、学生証ではだめ。先週シカゴに言った時はそんなことは全く知らず、パスポートを不携帯で行ったので結構焦った。しかしなぜか行きの便では「学生証+日本の免許証」でOKだった。日本の免許証ってあれ、完全な日本語表記でこっちの人が見ても全く読めないはずなのに、何故だ。しかし帰りの便ではこの免許証技は使えず、チケットに「SSSS」としっかり書かれた上で、別のレーンに案内されて念入りにボディチェックされた。SSSSって何だろう。Super super super suspected(超超超怪しい) とか?
・相変わらず液体類(化粧品とかハンドクリームとか)は持ち込めないのだけど、なぜかジップロックに入れればOK。入れるだけで、別に検査もなにもされません。な、何故??ちなみに、化粧品とかでも体積の大きいものは取り上げられるらしい。当然ペットボトルの水は取り上げられます。悔しいからその場で飲めるだけ飲んだけど。
・チェックインを済ませていても手荷物検査で時間を食って搭乗が遅れたら、飛行機は飛んでいってしまう、らしい。これは友人談。日本の飛行機だととりあえず一度チェックインしてしまえば、絶対に航空会社の人が走り回って探してくれるのに・・・
・そしてさらに、チェックインの締切時間がかなり早い、みたい。出発40分前についた友人は「チェックインは45分前までなので、アウトです」って言われたらしい。これは極端な例かもしれないけど、日本に居たときみたいに「出発15分前に駆け込んでチェックイン」はできないようだ。不便だなあ。
■
そんな感じな週末。日曜の夜にようやくBerkeleyに帰ってきたと思ったら、早速明日はFinanceのmid-termです。ヤバイ・・・
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2006-11-13
Rainy Season?
夏からこっち、毎日毎日毎日毎日ひたすら晴れていたBerkeleyの天気もやや変わりかけてきた感じです。先々週ぐらいから曇りの日が増えてきたなー、と思っていたら、昨日の晩から今日にかけて本格的な雨。「傘ささないと辛いかな?」と思う程度の雨はこっちに来て二度目ぐらいだけど、これから段々と雨の日が増えていくのでしょう。いよいよ雨季突入?ちょっと憂鬱ですねー
そういえば日本ではPS3が発売されたものの、いろんな意味で大騒ぎになっているとか生産がおいつかなくて10万台しか発売できず大混乱、とか、互換性の不具合が出てる、とか、しかもその不具合に対する広報のコメントがちょっとそれひどいんじゃないの??とか、実は購入されたPS3のうちかなりの数がヤフオクで転売されているみたい、とか。「私たちも寝ずに頑張ってるんです」なんて言っちゃいけないよね。どこぞの牛乳会社の社長の「私は寝てないんだ!」があれだけ批判されたのを覚えてないんでしょうか・・
今学期はCore科目でMarketing, Finance, Accountingと取っているのですが、Marketingのケースには結構日本企業が登場します。大体が「主役企業(海外の企業)の強敵」として描かれているのが面白いところ。で、そのケースの中のSonyは、はっきり言って輝いてます。ニッチな高画質プロジェクター市場で頑張っていた企業がいたのだけど、Sonyがさらに高画質、しかも低価格な製品を出してきて、Sonyすげえ!俺ら勝ち目あるのかよ・・・∑(゜△゜;)・・・みたいなケースもありました。あと、まだやってませんが、Sonyのカーナビゲーションのマーケティング戦略のケースも予定されてるみたいです。多分このマーケティングの授業の中では、唯一の「ケースの主役」の日本企業。
ケースを通じて「やっぱり日本のモノづくりのパワーってすごいな。Sonyすごいなー」と思っているその傍ら、現在進行形でそのパワーが落ちてきているのでは?と思われるようなニュースを耳にすると、なんともせつない気持ちになりますね。日本人としてはUp to dateな情報をクラスで共有するために発言する、というのが使命かもしれませんが、「いや、そうは言っても今のSonyはマジやばいよ!」ってのは、あんまり言いたくないよなあ。あ、私は別に大してSonyファンではないのだけど。
迷走するSonyの現状を解説した久夛良木氏を見放したソニーの迷走という記事、これは面白かったです。そのうち「グループ戦略の失敗」なんて事例でケースに登場しないことを祈ります・・・
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2006-10-25
final終了、そんでもって新学期
つい先日Berkeleyに到着したと思っていたのに、気がつけばあっというまにFall Aの学期が終了(1年生の間は秋学期、春学期がさらに二つに分割され、7週間のミニセメスターで学期が終了する仕組みになっている)。うう、早い、早いよ、早すぎだよ。
しかしまあ、渡米してから3ヶ月近くが経過したにもかかわらず、着ている服は夏のころとほとんど変わっていない。基本的にシャツ+パーカー、朝夕の冷え込みに備えてウィンドブレーカー、といった感じ。朝晩はちょっと冷え込んできたかなー、という感じがするものの、気候はほとんど変わらず。相変わらずの過ごしやすさで大変ありがたいものの、同級生と「季節感がないと、時間の経過が分からなくなりそうだね」などと話すことも。
最初の学期だったFall Aは、とにかくひたすら「追われながら」な感じで一杯一杯だったけど、今学期はもうちょっと余裕をもたせたいところ。就職活動も本格化、Global Social Venture Competitionの実行委員会に入っているのだけどその活動もそろそろ活発になりそう。他にもやってみたいことがいくつかあって、ちょっとずつ授業以外の部分にも手をひろげていきたいなあ、と。
ちなみ本日はルームメイトのJing(アメリカ育ちのチャイニーズ)と一緒の「カレーの作り溜め」。鍋を二つ使って大量にカレーを作って、残りはジップロックで冷蔵庫に保存。これと、同じく冷凍庫に保存したご飯があれば、忙しいときでもあっという間においしいカレーが食べられるという実にすばらしいシステム。なんだか最近、すっかりジップロック冷凍庫生活が板についてます。東京にいたときはそもそも電子レンジ持ってなかったから、「冷凍保存」なんて全くやってなかったのにね。
ルームメイトはこのJingの他にもう一人アメリカ人のJanetがいて、3人とも仲良しなのだけど、やっぱり食生活となるとJingとは共通部分が多い。二人してご飯を炊いてジップロックで冷蔵庫に保存してるし。この間は「寿司の卵焼きが好き」というJingにだし巻き卵の作り方を教えてあげたら、えらく感動されてしまった。随分と気に入ったみたいで、今日もカレーを作る側で一生懸命練習していた。日本では子供のお弁当にも入っているごく普通のメニューだけど、あの「卵を薄くのばして何回もくるくる巻いていく」という作業は、やっぱり日本的なものなんだなあ、とちょっと感動。
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2006-10-04
新車

「新」じゃないですね、正確には。新しい「中古自転車」。なぜ新しくなったかというと、そりゃもちろん、盗まれたから・・・・。
ATMにお金を食べられ事件に続いてまたもやトラブルのご報告。そう、自転車、盗まれたよ。しかも、家の裏庭の階段の下に留めていたのに・・・・・ここならまあ大丈夫か、と鍵をかけていなかった私が悪いと云えばそうなんだけど。
家の裏庭。この階段の下に留めていたら、やられました・・・・
まあ、ショックといえばショックなんだけど、自転車に関しては以前から散々注意され、そして被害の話をいろいろ聞いていたこともあって、「あ、ついにやられちゃったか」という感じ。ATMのときほど「なにそれ、ありえねえ!」という裏切られ感はない。同級生で地元っ子のJasonに聞いたら「Berkeleyでは、裏庭に鍵なしでとめておいた自転車は100%盗まれるんだ。例外はない」とか言い切ってたしね・・・(しかし、「例外はない」って一体・・・)
私が住んでいるあたりは、夜中に一人で歩いても結構平気だし銃声も響かないし、血なまぐさい話も聞かない、と治安に関しては(アメリカ基準で見れば)比較的安全、みたいなのだけど、こと自転車に関してはなかなか流動性の高い市場のようで。学内でも時々、「フレームだけ残してタイヤが盗まれた自転車の残骸」とか見かけるしね。そういやこの間、stanfordに行って来たのだけど、学内で自転車ロック用ポールにロックしてない自転車をぱらぱらと見かけて、ちょっとびっくりしてしまった。といっても、U字ロックでタイヤとフレームをロックしてあるので、そのまま乗っていって盗まれる、というのはないのだけど。安全、というかきっと街や学校全体が豊かなんだろうな・・としみじみ思ってしまった。
写真は、MidTerm終了の打ち上げで同級生とKorean BBQの店へ。
ちなみにこちらの人は結構みんなアジア料理に詳しく、日本食といっても「寿司!」「天ぷら!」レベルにとどまらず「私はJapanese Pancake(お好み焼きね)が好き」「オムライスがおいしいよね」「wakakoはカツどんは作れる?」などとやたら詳しいのだけど、そうした人たちをもってしても「ユッケ」はかなり難易度の高い食べ物であることを改めて確認。「生肉に生卵」っていう組み合わせは、アメリカ人からしたら信じられない組み合わせなんでしょうか。結局ユッケ食べてたのは、日本滞在経験のあるアメリカ人2人+韓国人+私、だけだった。他のみんなは恐る恐る口にしつつも「???」って顔してたなー。
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2006-09-18
ATMを信じてはいけない
アメリカの機械を信じてはいけない、という記事を丁度少し前にここで読んでいたのに。読んでいたときは、自分にも経験のあった部分で「そうそう、あるよねー」と笑っていたのに、まだ経験してなかった部分についてはさらっと流してしまったせいか。やられました、ATMに。
アメリカのATMでお金を預けるときは、現金をそのまま入れない。ATMの側には封筒が置いてあって、その中に現金を入れて、それを機械に入れる。当然のことながら、その場で計算もしてくれない。どうするかというと、夜に銀行の人が預けられた封筒を回収して、中身を数えて入金しているという・・・・(ちなみに、最近になってようやく「自動的に金額を数えてくれるAMT」が登場したらしい)。よく言う冗談で「中の人」ってのがあるけど、まさにそんな感じ。
で、私もやったわけです。上記blogのコメント欄で「留学してたころ、Depositするときは封筒に入れるというルールを知らずにそのままいれちゃった」というものがあるけど、まさにそれと同じことを・・・・∑(゜△゜;)。だってありえないよ、ATM(automated teller machine)だよ、Automatedだよ。日本的常識からすると、お金をいれると”ざざざざざー”っという音がして、お札を勘定してくれるはずじゃないか。
封筒を入れるべき場所に入れた大量の紙幣は、なんとも妙な吸い込まれ方をしていった。なんというか、シュレッダーに紙が吸い込まれていく時のような、擬音であらわすと「うにゃうにゃうにゃ・・・・」という感じの。でもその時点では「お札は封筒に」ルールに全く気が付かず、あれ、何かヘンだな、と思っていただけだった。
気になって終了後もう一度残高を確認してみると、入れたはずの現金が追加されていない。あわてて銀行の中に入って「入金したのに口座に反映されていないよ!」というと、Customer serviceの人が「ATMのTransactionはここではわからないから、AMTセンターに電話をかけてあげる。だから、AMTセンターの人と話してね」という。電話かけてくれるなら、ついでに状況も説明してよ・・・と思ったものの、仕方なく受話器を受け取る。電話、苦手なんだよね・・・聞き取りにくいし、ちゃんと喋らないと伝わらないし。なんとか受け答えして得られた情報は「口座に反映されるのにちょっと時間がかかることがあるから、ちゃんとtransactionは追跡するから、ちょっと待ってね」ということ、多分(←怪しい)。
で、その後学校でネットにつないでいるときに、気になっていろいろ検索しているうちに「ATMには現金を入れてはいけない」というルールを発見し・・・・Σ(゜д゜lll)なに、じゃああのATMの機械の向こうって、郵便ポストみたいな「現金入り封筒受け取り機」があって、そこに封筒がばらばらと落ちているということ?私はそこに、現金をばら撒いたってことかい?しかも、「封筒に入れていても、たまに銀行の人が抜き取ることもあるから、基本的にATMではお金を預けない」ってな意見もあるし。こことか。封筒に入れててそれってことは、ばら撒いた私のお金は一体どうなってるんだ・・・
正直、一度はあきらめた。その場で申し立てしたなたともかく、一晩たってから「ばら撒いちゃったんだけど、ちゃんと入金して!」と言って通じるだろうか・・・・しかもその交渉を英語でやるのか・・と思うと憂鬱な気分に。
しかし翌日、昼ごろネットで残高を確認したら、なんとちゃんと入金されていたのだ!いや、当たり前のことなんだけど、一度あきらめてた分、喜びが大きい。さすがBank of America!最初に口座開設したときから、アメリカとは思えない(←偏見)親切丁寧なサービスだなーと関心していたけど、やっぱりキミは偉かった!と昨日とは180度態度を変えるワタシ。
というわけで、なんとか貴重な資金を無駄にすることなく済んだのだけど、これに懲りてもう二度とATMで入金はしません。そうそう、今年の夏または秋からアメリカに住み始めたみなさん、ATMに直接現金を入れちゃダメだよ、とちょっと忠告。ちなみに、一番最初に引用したblogにもあったけど、「郵便局の自販機で切手を買ったら、お釣りがダラーコインで大量に」ってのは私も経験した。ダラーコインなんて初めてみたから、ほんとびっくりした(しかも、あまり流通してないせいか、全然使い込まれてなくてピカピカしているから、最初はなんだこのおもちゃのコインは、と・・・)。財布の小銭入れに入りきらず(1枚1枚がやたら大きいのだ)、ポケット重いなあ・・・と思いながら家に帰りましたとさ。
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と、こんなことを書いていながら、あさっては実はMidtermの試験(統計)なんだよね。いいのか、私・・・
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2006-08-28
You are here to inovate
壊された自転車を修理して(42ドルで済んだ♪)、Pre-MBAコースが始まって、一時滞在先の大学の寮を引き払い新しいアパートに引越し、IKEAでベッドと机と椅子を購入し(3点で500ドルしなかったという格安ぶり。噂には聞いていたけど、IKEA恐るべし)、ルームメイトが到着し、オリエンテーションが始まって、そしていよいよ明日(今日?)から授業開始。一気に書くとこんな感じ。随分と更新期間をあけてしまいました。書きたいことがあるんだったら、blogはマメに更新しないとだめだね。期間が開けばあくほど書きたいネタが累積していって、ますます「ちょっと気軽に」更新できなくなってしまう。
そうそう、懸念事項だった「自転車をバスの前に乗せる」技もマスターしたよ。市内を走るバスの無料パス(Berkeleyの学生だともらえる、っていうか授業料の一部がこの部分に充当されているらしい・・・)をゲットして、これでかなり行動範囲が広がるはず。いや、自転車だけでも結構動けるんだけど、なにせ坂が多い街なものだから「疲れたときのリスク」をヘッジできる手段を確保しておかないと安心できない・・・
ダウンタウンのお店やスーパーマーケットなど、日常の買い物は大体自転車範囲でOK。近所のスーパーで普通に味噌とか豆腐などの日本食材が普通に手に入るのには驚いた。自転車で15分ほどのところにあるBerkeley Bowlというスーパーは、このあたりでも有名な「オーガニック系食材を扱うスーパー」なんだけど、ここでもかなりの種類の日本食材は手に入るみたい。これとは別に、日本食材ばかりを集めた店も、車で10分ぐらいのところにある。
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Pre-MBAはMathとCommunicationの二つがあって、前者はアメリカ人も結構多くて全生徒(約240人)の6割ぐらいが、後者はインターナショナルの学生を中心に60人ぐらいが参加。Mathは要は「数学の復習」なので、内容的には「いまさらそんなことやらなくても・・・」というものがることは予測済みだったけど、とにかく「英語の授業に慣れる」ことを目的に参加。
まだ本授業も始まっていないPre-MBAの間から、ほぼ毎晩、なんらかの理由をつけてはあちこちで飲み会が開かれる。なんというか、皆して「Socializeしなきゃ!」という熱にうかされているような。いや本当に、冗談じゃなく毎日どこかで飲み会でした。そしていつ行っても、結構な人数が参加している。私もなるべく頑張って参加してはみたものの、基本的に根っこのところで引きこもり要素が強いもんだから(いや、あまり信じてもらえないけど、本当にそうなんです)、さすがに途中で息切れ気味。せっかくの機会だから!とついつい頑張ってしまいそうになるけど、適度に自分を休ませないとだめだなあ、とつくづく思う。
ちなみにこっちの飲み会はいわゆる日本の飲み会とは違って、基本的にあまり食べない。みんな夕食を自分で食べてきて、その後8時ごろからバーなどに集まって飲む。飲んで、ひたすらしゃべる。そんな形式なもんだから、費用はかなり安い。「食べずに飲む」というスタイルにはどうも違和感を覚えるけど、まあその分安いのはありがたいかな。毎晩、日本の飲み会のペースでお金を使ってたら、結構大変なことになってしまうしね・・・
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Orientation Weekでは、偉い人の話を聞いたり、スケジュールやいろんなシステムについて説明を受けたり、初のケーススタディの授業を受けたり、みんなでボランティア活動に参加したり、などなど、月曜から木曜までびっしりと詰まったスケジュール。朝は8時、9時から、夜は夜でレセプションやパーティーや飲み会や、合間をぬって学生主催の飲み会などがあってもうてんやわんや。そうそう、1学年240人の生徒はcohort呼ばれる4つのクラスに分けられるのだけど、そのcohort対抗の運動会みたいなものもあった。
予想通り英語は結構大変。Pre-MBAコースの間internationalの学生と話していた時はそれなりに普通に会話ができたもんだから、あ、結構大丈夫かも、とか思ってたけど、ネイティブ同士の会話になると、もうスピードが全然違う。個人的にはバーでの雑談なんかがかなりきびしい。ノイズが多い上に雑談だからどこに話が飛ぶか予測できなくて、気を抜くと何を話してるのか全くわからなくなる・・・・(ノД`)聞くことに集中してると会話に参加できなくなるし、話すことを考えてると話の内容がわからなくなるし・・・という困った状態。まあ、こればっかりは一朝一夕でどうこうなるもんでもないしね。幸い、2人のルームメイトもネイティブという恵まれた(?)環境にいるので(一人は中国人だけど、9歳の時からアメリカに住んでいるということで、ほぼアメリカ人)、あまり焦らず気長に頑張っていこうと思います、ハイ。
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そんな感じで、気がついたらもうすぐ渡米して1ヶ月。は、早い・・・・こんな感じであと21ヶ月が過ぎてしまったら、あっという間に卒業だ・・・と思うとちょっと焦る。その最中の密度が濃ければ濃いほど、逆に後から振り返るとあっという間に駆け抜けたように思えて、そのとき感じたこととや見た景色などのディテールがぽろぽろと抜け落ちているような気がするのがなんとなく怖い。記録の意味も含めて、ちゃんとblogを書いていこう・・と改めて思った次第。なので、明日からは妙に日記調になっているかもしれません。ん?
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いろいろ思うところはあるけれど、とりあえず、これから先起こるすべてのことを「面白がろう」ということは心に決めた。楽しいことばかりではないかもしれない。落ち込むことや嫌な思いをすることもあってそれを「楽しむ」ことは難しいけど、プラスの出来事もマイナスの出来事も含めてどれも日本にいては経験できなかったことだから、それを「面白いな」と思うことはきっとできる。最悪の状況に陥っている自分自身をそれでもどこか客観的に「面白い状況だなあ」と思うことは、実は結構得意だったりするから。
写真は最近のお気に入りのダウンタウンにあるタイ料理屋のメニュー。タイ人同級生の「お墨付き」の店です。
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2006-08-05
やられた・・・
夕方、いつものように一時滞在先のStern Hall(女子寮を夏の間だけVisitor Housingとして開放している場所)を出て、自転車駐車場所まで行ってロックをはずし、サドルにまたがるとなんとなく違和感が。あれ、こうやってハンドルを持ってブレーキを軽く握ってそのままスタートできるはずなんだけどな・・・・ん??
・・・・ひ、左手のブレーキがなくなっている(! ̄д ̄)!!
一見したところ気がつかなかったけど、その他にも
・ハンドルの軸が曲がっている(ハンドルを斜めに向けないとタイヤが前を向かない)
・右手の変速ギアが壊れている
などの不具合が。買って3日目なのに・・・
。゜。゜(ノД`)゜。゜。
一瞬、「まさかブレーキ盗まれたのか?」と思ったけど、よく見るとブレーキの金属部分が根っこからぽっきりと折られている。で、あたりをよく見回すと、道端に折れたブレーキのかけらが。一体どういう状況でこんな微妙な壊れ方をしたのか分からないけど、多分何かが(車か自転車か、あるいは人か?)がぶつかって、その勢いで折れたand 曲がった、んだろうな・・・
折れたブレーキ。こんな風に。
昼間はずっと徒歩圏内をぶらぶらしていたので、実はこの時点で既に18時。自転車屋、空いているかなあ・・・と思いつつ、とりあえず微妙な角度で自転車を押しながらダウンタウンに向かう。そう、ブレーキはとりあえず一つ生きているけど、ハンドルの軸が曲がっているからさすがに危険すぎて乗れないのだ。下り坂、乗ったらダウンタウンまで1分なのに・・・・・
懸念した通り自転車屋は既にClosed。土曜日は18時までしかやってないのね。こんなんだったらわざわざ下まで降りてくるんじゃなかった・・・と、とりあえずおやつや晩御飯を買って自転車を押しながら道を歩いていると、通りすがりのアメリカ人が「Hey! Hey!」と呼びかけてきた。「ハンドル曲がってるぜ!」みたいなことを言っている。内心、言われなくも分かってるさ!と思いながら「あー、壊されたんだよー」と言うと、そのおっちゃんはつかつかとこっちに歩いてきて、いきなり前輪を両足で挟み、そのままハンドルをぐりぐりぐりぐり~と回すと。おおお、ハンドルの位置がじわじわっと元に戻っていく~!!
「だいじょーぶ、これは壊れてないよ~」とにこにこしながら言うおっちゃん。いや、ハンドルは直ったけどブレーキは壊れてるんだよね・・・と思いながら、とりあえず「Thank you! Thank you!」とお礼を連発。おかげでとりあえずなんとか乗れるようになりました。ブレーキが片方しか聞かないし、ギアも微妙だから怖くて全速力は出せないけど。でも、乗れるようになっただけでかなり助かる。これで、今度修理に持っていくときも、延々と手押しで自転車を持っていかなくてもすむ。おっちゃん、本当にありがとう・・・・
帰り道、あーあ、買って3日でこんなことに・・・・とがっかりしながら歩いていたら、もっとオソロシイ光景を目にしてしまった。校内の外れの自転車置き場、自転車駐車用のポールにフレーム部分をU字ロックで留められたマウンテンバイクがあったのだけど・・・なんと、前後のタイヤが取り去られている!!!フレーム部分だけしっかりポールに固定されたまま、無残な姿で横たわる自転車。なんというか。これを見たときは、「ブレーキとギアが壊されただけでよかった・・・」と思ってしまった。U字ロックかけたからといって安心しちゃいけないんだね。ちゃんと、留める場所も気にしなきゃいけないんだね・・・・と認識を新たにした次第。
といいつつ、今泊まっている大学寮は敷地内に自転車用パーキングがないから、どうしても道路沿いに止めざるを得ないんだよね。こんなこと言いながら、明日になったら私の自転車もタイヤが取られていたらどうしよう・・・(((( ;゚д゚)))
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2006-08-04
Run to the hilltop
マウンテンバイクは、同級生の紹介の中古自転車屋で買った。ちなみに、この当たりではいわゆる「ママチャリ」は殆ど見かけない。その理由は、実際に道を走ってみればすぐに分かる。東西に伸びるキャンパスはダウンタウンのある西から東に向かうにつれて緩やかな坂道になっているのだけど、この坂道、ママチャリは確かに厳しい。
「安いのだと100ドル以下でもあるけど、まあ、安いのはホント『それなり』だよ」とは、店を紹介してくれた同級生の言葉。キャンパスを南に1キロほど歩いて到着した中古自転車屋「Karim Cycle」で、なるほど、確かにその通り、と一人頷く。店先には90ドル、80ドル、といった中古マウンテンバイクもあるけれど、「本当にこれ、商品として売っていいんですか?」という見るからにヤバそうな状態のものが並んでいる。サドルが破れていたり、微妙にフレームが曲がっていたり、タイヤの溝が殆どなくなっていたり。
そんな中で、値段と状態で折り合いをつけて、170ドルのものを購入した。ブレーキの調子がイマイチだったのに文句をつけて、何度も調整してもらう。最後に「タイヤの空気入れの部分にキャップがついていないよ」と言ったら、「OK、OK」と返しながら、なんとその辺にあった他の中古自転車のキャップを取り外して、私の自転車につけていた・・・・まあ、いいけどね・・・・
買ったばかりの自転車で、まもなく入居予定のアパートからビジネススクールの校舎まで走ってみる。アパートから大学のゲートまで10分弱、そこからビジネススクールの校舎までも10分弱。慣れないものだからやたら信号に引っかかったり、構内で無駄に遠回りしたりしたことを考えると、大体15分ぐらいで通学可能、というところだろうか。
ただ、坂道は結構厳しい。予想していたけど、かなりキツイ。通学路全体にわたる緩やかな上り坂はまあそれなりに大丈夫だけど、校内のところどころにある「ちょっと急な坂」は結構キツイ。大したことない距離でも、上りきると思わず立ち止まって息を切らしてしまう。ちなみに私は、今回、生まれて初めてマウンテンバイクを買ったという正真正銘の初心者。右手と左手の両方に変速ギアがついているのだけど、どの程度が「適正なギア」なのかいよくわかっていないもの、無駄に体力を消費している原因なのかもしれない・・・・あとは、いまいち「正しいマウンテンバイクの乗り方」が分かっていない気もする・・・
そんな感じであちこち走り回るうちに、とりあえず、「急な坂は無理して上るよりも、徒歩だと思って押して歩いた方が楽」ということに気がついた。幸いなことに、購入したマウンテンバイクはかなり軽い。押して歩いても、ママチャリほどの重量感はない。走れるところは自転車に乗って、数箇所ある坂のキツイところはてくてくあるいて、という感じでいけば、まあこの気候だったらそれなりに気持ちよく通学できそうだね・・・・というところに、どうにか落ち着く。
そうそう、授業が始まるまでになんとかマスターしたいと思っているのが「バスの前に自転車を積む技」。大学の周りを走るバス(市が運営するバスと、大学が走らせているバスの2種類ある)は、朝は6時から夜は11時ごろまで、15分間隔ぐらいで大学の主要なパートに留まってくれるとても便利な代物な上に、学生は無料で利用することができて(まあ、授業料に含まれているんだろうけど)ビジネススクールのすぐ側にも停車する。そしてこのバスの前の部分には、なんと自転車を積むためのキャリーがついている。ここに自転車を積む技をマスターすれば、「行きは自転車をバスに乗せて、帰りは下り坂を一直線」という理想的な通学手段が実現するじゃないか!
で、街を走る度にバス停で目をこらして「バスに自転車を積もうとしている人」がいないかチェックしているのだけど、すでに「自転車が積まれたバス」は見かけるものの、なかなか「積み込む瞬間」には立ち会えない。多分、なんか技があるんだよね。ロックの方法とか。一応、その方法を理解してからじゃないと、バスの前方でもたもたして怒られたらイヤだから・・・でも、見当たらない。あれだけたくさんの自転車が走っているのに、一体何故?みんな平気な顔をして坂道を登っていくのは、一体何故?
というわけで、誰か「自転車の積み方」を知っている人がいたら、教えてください。サンフランシスコとBerkeleyを結ぶ地下鉄BARTは、そのまま電車の中に自転車を持ち込めるみたいなんだけどね・・・
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2006-08-02
Berkeley到着、そんでもって生活立ち上げなど
北京を経由して7月30日、China Airでサンフランシスコ国際空港に降り立った。出発前の日本で感じていた疲労感は、北京の夜で飲んだくれて、アジアの熱気の中に身を浸したことで、すっかり拭い去られてしまった。単純なもんです。
そんなわけで到着したサンフランシスコは、雲ひとつない晴天。これまでの2度の滞在でも感じていたのだけれど、この地域の日差しは本当に「太陽の種類が違うんじゃないか」なんて思ってしまうくらい、とにかくまぶしい。それでいて不思議なことに、それほど暑くはない。日差しのまぶしさからは想像できないほどに空気はひやっとしていて、日中全力で歩いても殆ど汗をかかない。夕方になるとTシャツ1枚では寒くて外を歩けないくらい。
到着初日にはいきなりルームメイトと家を見て周り、そこで家をほぼ決定。。翌日は銀行口座を開いて、携帯電話を契約。で、本日はビジネススクールのアドミッションオフィスでBerkeleyの地図を入手し、学生証を作成して、自転車を購入。合間にダウンタウンの店を見て回りながら、ビルケンシュトックのサンダルも購入。
まさにリアルRPG、なんてことを思いながら、自転車で街を走り回る。自転車はスバラシイ。これで一気に行動範囲が広がったもんね。徒歩でフィールドを歩いていたのが、チョコボをゲットしたようなもんだ。飛空艇(=車)を買うかどうかは、とりあえず検討中。買うにしても、まあ様子を見ながら、よさそうな物件が出たら、と考えている。
それにしても、手続きやら家探しやらでばたばたと走り回ったここ2、3日だったけど、それほどストレス感がなかったのは何故だろう。一つには、「新しい生活を始める」という期待感がストレスを軽減させているというのがあるのかもしれない。でも、日本で出発のための準備をしているときは、同じ「新生活」への準備であったにも関わらず、なんだかとても疲れた気分になったものだ。
やっぱり「気候」は大きいのかな、と思う。なにしろ、とにかく天気が良い、それでいて歩き回ってもほとんど汗をかかない。歩き疲れたら道端の木陰に入ってしばらく休めばすぐに体温も下がって体も回復する。何より、気候がすばらしいものだから、歩く(そして自転車で移動する)だけで楽しい。
ちょっと「ずるいよなあ」などと思ってしまった。いや、私自身もこれから2年間ここに住む身なんだけど、生まれたときからこんな環境で暮らしていたら、随分と不要なストレスの少ない生活を送れるんだろうなあ。
以前、梅田望夫さんの講演を聴いたことがあった。講演の中で、「シリコンバレーという地域があれほど沢山のベンチャーを生み出した要因はなにか」というお題を掲げ、その要因として優れた大学機関(スタンフォードとかね)との連携やカリフォルニアに根付くフロンティアスピリット、などなど、幾つかの要素を挙げていた。そして最後に、冗談のように「あとは気候ですね。あの気候で暮らしていると、とにかく前向きに、失敗してもなんとかなるだろう、という気持ちになれる。それが、人々をベンチャーへの挑戦に積極的にさせると思いますね」と付け加えた。聴衆もみんな、「軽い冗談」的な受け止め方をして、暖かく笑っていた。
でも実際に来て見ると、「気候が人の思考を決定する」ってのは、あながち嘘ではない気がしてくる。朝起きて、目が覚めて、「よし、とりあえず外に出かけよう」と思える環境というのは、色々な意味で人を前向きにさせ、新しいものを作り出す方向へと駆り立てていくのかもしれない。
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ま、授業が始まったら、そんな能天気なことは言ってられないのかもしれないけどね・・・
上の写真はこれから2年間お世話になるビジネススクールの校舎。
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About Me
- torizou
- 尼崎に25年。その後横浜→Berkeleyを経て再び東京に。 飛行機(陸上単発)とグライダーの自家用操縦士。投資銀行の中の人。