二日目のメインイベントは、ラスベガスから1時間ほどのところにあるNational State Park Valley of Fire。「ナウシカですか!(それはValley of the wind)」という突っ込みで盛り上がる同世代の我々。
ホテルでレンタカーを借りて昼過ぎに出発。フリーウェイを約1時間、そこから一般道路に下りて約1時間。あたりには何も無い。本当に、文字通り何も無い。だだっ広い砂地に背丈の低い小さな潅木やら所々にサボテンやらが生えていて、あ、これが正に昔地理で習った「ステップ気候」って奴なんだろうか、などと思う。
そしてその何も無いステップの真ん中に横たわる一本道。
道路が、地平線に消えていく風景なんて、久しぶりに見た気がする。
何も無い一本道をひたすら走り、到着したのがValley of Fire。砂漠地帯の果ての山を越えると、景色が変わり、突如巨大な赤い岩石が現れる。
長い年月をかけて侵食、風化、隆起を繰り返した巨大な岩は、場所によって様々な奇妙な形をつくり、見事な風景を作り出している。そしてそれが、広い大地の見渡す限り遠くまで、延々と続いている。赤い岸壁と青い空のコントラストが美しい。時折、太陽の光を受けて、赤い岸壁が鮮やかに輝く。とにかく、圧倒。
こーいうのとか
こーいうのとか
お約束どおり登ってみたり
そういえば昔、まみぞうさんとトルコを旅行したときは、ひたすらこうした遺跡やら建造物の「頂上」とか「先端」とかに全力で登ってはお互いに写真を撮る、ということを繰り返していたけど。この年になっても、同じことをやってくれる同行者が居て本当によかった・・・
適当に決めた行き先だったし、そんなに期待もしてなかったけど、予想以上に大満足。そんなこんなではしゃぎまくって帰路に着く。惜しむらくは太陽がそれほど出ていなかったこと。けれど、西へ向かう帰り道、雲の隙間から一瞬差し込んだ光に照らされ、こんな風景をパチリ。
Let bygones be bygones. Life goes on, and so must we!
2006-12-16
Las Vegas trip Day 2: Valley of Fire
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- torizou
- 尼崎に25年。その後横浜→Berkeleyを経て再び東京に。 飛行機(陸上単発)とグライダーの自家用操縦士。投資銀行の中の人。
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