2006-12-02

Big Game

アメリカでは大人気だけど日本ではほとんどなじみのないもの、の一つがアメリカンフットボール。日本だと、そもそもちゃんとしたチームがあるのか?ってなレベルだけど、ここアメリカでは熱狂的な人気を誇る。それも、プロリーグだけでなく、大学対抗戦も。Berkeleyで試合が開催されるときは、街中が大賑わい。こちらでは、会場内でのアルコールドリンクの販売が禁止されているので、スポーツ観戦の前はTale Gateと呼ばれるPre Game Partyが各地で開催され、みんな十分に酔っ払った状態で会場へGo。大学内外を問わずあちこちに即席の野外Partyが設置され、街中が騒然とした雰囲気に。

で、Big Gameとは大学生アメフトにおけるUC BerkeleyとStanfordの対抗戦のこと。なんでもこの2校は宿敵のライバルらしく、シーズンを通じて最も盛り上がる試合。日本で言うところの早慶戦とか名阪戦みたいなもんですかね(早慶戦はともかく、名阪戦は誰も知らんだろう、という突っ込みはおいといて)。Berkeleyの丘の上にある巨大スタジアムには見渡す限りの人、人、人。一体何人いるんだろう?感覚的には甲子園球場より広い気が・・・。

フットボールのルールは全く知らない私だけど、一緒に観戦したアメリカ人同級生がいろいろ解説してくれたおかげで、それなりに試合の流れを理解して楽しむことができた。ちなみに、一番驚いたのは、アメフトには1チームの中に「Offence」「Diffence」「Special Team」の3チームがあり、それぞれに10人近くの選手が配置され、さらに補欠なんかを含めると、1度の試合に50人を超える選手が参加している、ということ。選手、多すぎだよ・・・そもそも守備と防御が分かれている、というのもびっくりだけど、Special Teamという、ターンの最初とか最後に行う「ボールをキックしてなるべく遠くまで飛ばす」という攻撃(防御?)専門のチームまであるのには驚いた。試合に参加してる選手だけで50人なら、クラブには一体何人ぐらいの部員がいるんだろうね。

そんなわけで、アメリカのカレッジスポーツの雰囲気を満喫することができ大満足。とはいうものの、何であのスポーツがサッカーや野球(あ、野球はそれなりに人気あるか)よりも人気があるのか、ってのはいまだに理解できません、はい。

ちなみに、試合が終わると(Berkeleyが勝った!)観客はみんな一斉にフィールドに降りて行く。何をする、ってわけでもなく、とりあえずフィールドでみんなで喜び合って、写真をとって、ってな感じですが。

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