2007-06-20

Jungled city

インターン先の投資銀行の研修で香港に来ています。実は初香港の感想はというと。

「うわー。平地の少ないマップデータを使って作ったシムシティの街みたいだ・・・・」

小さな島の大半は山になっているため、海岸に面したわずかな平地にこれでもか!というぐらいビルを詰め込み、それでも足りずにさらに山の斜面にまで超高層ビルをボンボンと。山の中腹に、山より高い高層建築が立てられてたり。新宿新都心の超高層ビル郡の塊を10個ぐらいまとめて街に詰め込んでいる感じ。そりゃ、これだけビルを詰め込んだら夜景も映えるというもので。

で、その超高層ビル群の下には、牛や豚の肉がざっくりとぶら下げられ、カゴの中の魚やエビが勢い余って道端に飛び出しているという、アジアにおなじみの光景が繰り広げられるという。とても素敵なアンバランス。

久しぶりに「恋する惑星」を見直したくなりました。

2007-06-02

帰国しました

スーツケース2個で40kgの荷物と、リュックに手提げ鞄二つで合計3つの機内持ち込み荷物というありえない荷物を引っ張って帰国。たぶん全部で50kg以上。まあ、一つのスーツケースの半分ぐらいはこのあいだNapaで買ったワインが占めて いるのが、こんな荷物になってしまった理由ですか。インターンが始まるまでの 10日間ほどは友人の家にお世話になる予定。

で、日本。といってもまだ成田なのであまり「うわー、日本だ日本だー」という 実感はないけれど、とりあえず改めて感動したのが日本の航空会社のサービス。飛行機はANAを使ったのですが、もうね、なんというかCAが可愛くてやさしくて サービスが丁寧でウキウキでしたよ。まあ、正確に言えば昨今のご時世を反 映してか、よく見るとかなりご高齢の方もいるんですが(ていうか全般的にCAの 年齢上がってるよね)、でもみんなすごくちゃんとしてるじゃないですか。綺麗に髪まとめてちゃんと化粧して、訓練された笑顔とサービス。もう、あれは米系の航空会社のCAとは別の生き物ですね。

ご存知の人も多いと思うけど、米系はすごいよ。CA同士でぺちゃくちゃ喋りながら飲み物配ってるし、機内サービスのスナックの袋とかイヤホンとかが座席の向こうから放り投げられたりするし、機嫌のいいときはニコニコしているけどたま に機嫌の悪そうなときは話しかけると「ハア?」とか「あーもうめんどくさい なー」みたいな顔で応対されるし。地上職員もしかり。乗り継ぎ便のターミナルが分からなくて質問して、英語がよく聞き取れなかったので「ごめん、もう一回言って」といったら、「あーもうわかんないわけ?い加減にしてよねー」みたいな仏頂面で対応されたり。まあその分値段は安いもんだから、しばらくそっちに乗っていると慣れてしまって「逆に日本の航空会社のあの過剰なサービ スは不要かもなー」と思っていたけど、実際にその「過剰なサービス」受けてみとやっぱり気持ちいいです。嬉しいんで「お飲み物は・・」なんて話しかけら れるたんびに、ニコニコしながら応対してしまいました。ちょっと、っていうかかなり怪しい人だったかも。

でも改めて思ったけど、日本人の乗客って結構ぶっきらぼうだよね。サービス受けてるときも無言だったり、全然相手の方見てなかったり。まあ自分もそんな感じだったから人のことは言えないけど、でも一度あのアメリカの「いろんな意味でありえないサービス」レベルに身を浸して戻ってくると、「ちょ、それ勿体無いよ!」という気分になる。だってさ、綺麗なお姉さんが笑顔で対応してくれるんだよ。それだけで単純に嬉しいじゃん。こっちも笑顔で一言「ありがとう」ぐらい言おうよ!って気分になります。

と、なんか最後の方はセクハラ親父の感想みたいになってしまったのでこのあたりでやめときますが・・・というわけで帰国なのです。

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