2007-07-26

笑いのツボはどこにある

こういうお莫迦な小ネタは大好きです。

お知らせ:「コナミコマンド」を実装しました

素敵すぎです、最高です。面白がって何回パワーアップしたことか。これ、一定回数以上コマンドが入力されると、表示メッセージが変わって「いーかげん裏技に頼るのはヤメレ!」とか出る仕様にはできないんですかね?

しかしこういうネタで楽しめる私は、つくづく笑いのツボがオタク系なんだな、と改めて思った次第。

体育会系ジョークとオタクジョーク、その間にある深い溝

これに対し、オタクのジョークは「マニアックなことを言う」ことにある。「お前、ま~た、そんなマニアックなこと言ってー。誰もわかんねーっつーの!」というタイプのジョーク。「誰もわかんねー」といっているが、もちろん本当は聞き手は分かっているからこそ、こう突っこむわけで。「同じこんなにもマニアックな話題に関心があること」によってコミュニケーションが成り立つわけだ。
上は以前にも引用したしたblogですが。コナミコマンド実装というネタでにやりと笑ってしまうその心の内には、「一般的に見ればマニアック」なネタをお互いが分かっているという共感・共有感・仲間意識が働いているんでしょうね。

2007-07-25

秒速5センチメートル再び

買ってしまいました。しかも、特別版・・・



以前紹介したアニメーション映画。5月末に帰国してその足で映画館に直行。渋谷のシネマライズ。見終わってその場で買いを決定。

以下微妙にネタバレあり。「これから見るから余計なことは知りたくない」って人はスルーした方がよいかと。

ストーリーは言わずもがな、映像の美しさには、本当に圧倒される。高画質大画面テレビで見たい、心から見たい。新海誠お得意の、音楽に合わせて映像が短い時間で次々と切り替わっていくシーンでは、スイッチのタイミングが早すぎて勿体無くて、それぞれで一時停止して映像の美しさを堪能したくなるほど。

お話の方はというと、切なさ全開でこれでもかこれでもかと押してくる第一話、第二話に対して、わずか10分ほどしかない第三話がいろんな意味で胸に刺さる。雑踏の中を歩く貴樹の孤独感とか、明里のあの幸せそうな笑顔とか、メガネっ子水野さんとの関係とか。いろんな意味で残酷なまでにリアル。

そういえば、二話のカナエと三話のメガネっ子水野さんは、主人公に対して二人とも同じ立ち位置にいるはずなのに、こうも違った話になってしまうのは、やはり二人を隔てる10年という月日のせいなのでしょうか。カナエはいつか、自分の高校時代のことを「少しの痛みを伴った幸せな記憶」として思い出すでしょうが、メガネっ子水野さんがそう思うことは無いような気がします。

第一話がYahooで先行放映されていたこの映画。上のリンク先のyoutubeでも見れるけど、stage6で高画質版を発見。
http://stage6.divx.com/user/tokio2004/video/1129625/5cm

前々から疑問だったのだけど、stage6って、これだけ高画質でこの速度って、どういう圧縮(配信?)技術を使っているのかとても謎。

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