どうしても日本語の本が、それも勉強に関係ない本が読みたくなって、サンフランシスコの紀伊国屋で村上春樹の新刊(文庫版で、って意味ね)「アフターダーク」を調達。単に日本語で文章が読みたいだけなら、ネット上に面白い文章は一杯あるし、青空文庫には岡本綺堂の半七捕物帳(最近はまった)がフルラインナップでそろってるし、インターネットがあれば特に不自由はない。しかも紀伊国屋は高くって、実売価格は大体日本の1.5倍ぐらいだし。でもねえ、たまには紙の本が読みたくなるのだ。休日の午後、カフェでまったりコーヒーを飲みながら本が読みたいのだ。
で、アフターダーク。「アンダーグラウンド」を境に作品の中に現れるようになった「こちら側とあちら側」についての描写がよりストレートに書かれているなあ、という印象。ていうか、全編通してひたすらそのことだけを訴えている気が。平穏な世界の裏側には暴力と悪意に満ちた「あちら側」の世界あって、「こちら側」にいる私たちはその「あちら側」をあたかも他人事のように思っているけど、実はその二つに境目はない。悪意は、ある日突然私たちを「あちら側」に連れ去り、あるいはじわじわと気がつかないうちに「こちら側」に忍び込んでくる。そこに理由はない。「スプートニクの恋人」の中でもこの「あちら側とこちら側」というテーマがあちこちに散見していたけど、アフターダークでは登場人物の口を借りて、ストレートに述べている。こんな風に。
「二つの世界を隔てる壁なんてものは、実際には存在しないのかもしれないぞって。もしあったとしても、はりぼてのぺらぺらの壁かもしれない。ひょいともたれかかったとたんに、突き抜けて向こう側に落っこちてしまうようなものかもしれない。というか、僕ら自身の中にあっち側がすでにこっそりと忍び込んできているのに、そのことに気づいていないだけなのかもしれない」
「私らの立っている地面いうのはね、しっかりしてるように見えて、ちょっと何かがあったら、すとーんと下まで抜けてしまうもんやねん。それでいったん抜けてしもたら、もうおしまい。二度と元には戻れん。あとは、その下の方の薄暗い世界で一人で生きていくしかないねん」
ああ、すごくよくわかるなあ、この感覚。あんまりこういう言い方はしたくないけれど、年を重ねるごとに「自分の知らないところで自分を取り巻く悪意が存在して、気がつかないうちにそれに取り込まれる」恐怖というのが、分かるようになってくる気がする。そういうのって、どうしようもないのだ。怖い、と思っても、手のうちようがない。見慣れたいつもの風景は変わっていないけど、ある時ふと、そこに少しずつ歪みが生じていて、でも自分にはどうしようもない、そんな感じ。
アフターダークはそんな風に「あちら側」の存在と恐怖を丹念に描きながら、けれど「じゃあどうやってその世界に立ち向かっていけばよいか」は描かれない。ラストの夜明けのシーンが一つの希望なのかもしれないけど、でも日が沈めばまた夜がやってくる。「あちら側」の世界に囚われてしまうという恐怖からは逃げられない。ネットの意見なんかを見てると「消化不良」「何が言いたいのか分からない」という意見が結構あったけど、「何かを主張したい」のではなく、ただひたすら「こちら側とあちら側」を描写し、それを読者に見せることがこの本の目的なんじゃないかなあ、と思う。アンダーグラウンドの膨大なインタビューが、ひたすら「突如非日常に巻き込まれた人々の日常」を描き出そうとしたように。
本の裏表紙のあらすじのところでは「新しい小説世界に向かう村上春樹の長編」ってあったけど、村上春樹はいずれ、この「あちら側」の世界にどう対峙していくのか、という答えを書くのだろうか?それとも、「あちら側」の世界に立ち向かっていく術なんてないのだろうか?
余談その1.この話、真夜中の渋谷のデニーズで始まり明け方の東急東横線改札(書いてないけど、日吉に向かう急行列車っていったら東横線だよね?)で終わるのだけど、なんだが東京の、渋谷の風景がやけに懐かしく感じられる。夜明けの渋谷東横線の改札のシーンなんて、朝のざわめきとか発車の合図の音とか、今でもくっきりと覚えている。懐かしいなあ。
余談その2.突如文中に登場するスガシカオの「バクダン・ジュース」。深夜のコンビニで流れている曲、という設定だけど、村上春樹の本で日本の、現代の音楽が登場するのってこれが始めてでは?スガシカオ好きとしてはうれしいけれど、しかし何で「バクダン・ジュース」なんだろう。深夜のコンビニで流れているにしてはかなりマイナーすぎる選曲。何か意味があるのかな?
2006-11-26
After Dark
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2006-11-25
Christmas is coming!
家族そろってディナーを食べるThanksgivingが明けると、翌日からは一大セールの始まり。なんでも、セールの目玉品を手に入れるために、徹夜で並ぶ人たちも大勢いるとか・・・
Thanksgiving明けのセールはいわば「クリスマス商戦」の開始日でもあるらしく、街中は一斉にクリスマスデコレーションに。写真は、チョコレートで有名なサンフランシスコのGhiradelli Squareのクリスマスツリー。最近は結構冷え込んできたけれども、それでも日本の同じ季節に比べると随分と暖かいここサンフランシスコ。寒くないのは助かるのだけど、そんな気候の中で点灯されるクリスマスツリーというのは、なんとなく奇妙な感じがするものですな。
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2006-11-23
Keg Race
Fainanceのmid-termはとりあえず無事に終了。出来は不明だけど、まあ致命的なことにはなってないでしょう。きっと、多分、おそらく、もしかしたら。
全科目(といっても3科目だけど)のmid-term終了ということで誰もが弾けていた火曜の夜。生まれて初めてKeg Raceなるものを見物した。Kegとはミニ樽のことで、Keg Raceとは「樽に入ったビールをひたすら飲み干し、先に飲み干したチームが勝ち」というゲームで、要はひたすら狂ったようにビールを飲みまくるイベント。勿論、私は選手なんかじゃなくて、単なる見学者だ。なんと先週すでにKeg Raceの「予選」なるものがあり、そこで「飲める奴」が選手としてしっかり選ばれていたという。いつのまにそんなことに。
1チーム10人ちょっとで、1年生と2年生の対決。レースの会場は一軒家をシェアしている同級生のうちの裏庭。それほど広くもない、ごく普通の裏庭に、選手と見学者合わせると50人以上が集まっている。開け放った窓から外に向けられたスピーカーから流れる大音量のBGM。いつも思うのだけど、よくこういうパーティーやって、近所から苦情が来ないよなあ・・・・
(えーと、以下、食欲を減退させる描写が含まれますので、食事前の方は読まない方がいいかと・・・)
さてこのKeg Race、「狂ったようにとにかく飲み続ける」って意味では日本の飲み(特に大学の時の飲み会とか)とそれほど変わらないように思えるのだけど、一点大きく異なる点が。このKeg Raceでの飲みは、基本的に「ヤバくなったら、吐く」ことが大前提に設計されている。それも、限界がきたらトイレで吐いてくるとかじゃない。会場の真ん中に、ビニール袋を敷いたゴミ箱が「吐き用」として設置されているのだ。
庭の両側にはそれぞれのチームのビール樽とテーブル、コップ。レース開始と同時にそれらをひたすら飲み続けるのだけど、準備されているビールの量は明らかに参加者の許容量を越えている。なので、最初はみんながんがん飛ばして飲むのだけど、そのうち大概の人は限界がくる。で、やばくなったらどうするかというと、会場の中央に設置された容器めがけて、その場で吐く。ただし、「吐いたら相手チームの分を1カップ飲まなければいけない」というルールがある。なので、「あ、ヤバイ」と思った人は、「どうせ吐くなら」ということで、その直前、限界いっぱいまでビールを胃に詰め込む。で、一気にリバース。その風景で盛り上がる観客。ばっちり「そのシーン」を写真に収めている人もいるし。
いや、私も「莫迦飲み」は嫌いじゃないよ。大学の頃(航空部とかね)は分けの分からない飲み方もしてました。最近はちょっと年をとったせいか、あまりそういった莫迦飲みはしないけど、でも一応「飲む」だけなら、そういったぶっちゃけはっちゃけな雰囲気に溶け込むこともできるよ、うん。
でもね、あの「人前で吐く」ってのには、なんかものすごい抵抗感が。そいで、それで盛り上がれる雰囲気には、やっぱりどう頑張ってもついていけないものが・・・・
一応、レースの最後まで見届けたものの、さすがに「このままここに居続けると、マジで今晩はご飯が食べれなくなりそうだ・・・」と思い、レース終了後早々に日本人同級生と退散。盛り上がる雰囲気は好きなんだけど、ヤバイマジで食欲が減退してきた・・・と話しながら、あっさり冷麺でも食べようと韓国料理屋に向かう。
なんというか、この世には「どうやっても超えられない文化の壁」があるのだなあ、ということを、まじまじと見せ付けられたイベントでした。折角アメリカに来てるんだし、頑張ってアメリカ文化を楽しもうとは思うんだけど、どう頑張ってもあのレースを心から楽しむことはできないなあ、と。まあ確かに、あれだけのアルコールを吐かずに飲むと、急性アルコール中毒になることは確実なわけで。その意味では合理的なシステムといえないことはないのだけど。
でもねえ。飲むのはいいんだけどさ、吐くなら人の見てないところで吐こうよ・・・・
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2006-11-20
Chicago, Boston, Berkeley
ボストンに行ってきました。目的は就職活動。ボストンキャリアフォーラムという,アメリカにいる日本人留学生を採用したい企業のあつまるジョブフェアがあり、そのイベント目掛けて全米から日本人留学生が集まるわけです。その数はおそらく1000人は下らない。さして大きくもないボストンの街にこれだけの日本人が集まるという異様な数日間。会場の隣のWestin Hotelにはおそらく企業の人が大勢泊まっているらしく、ロビーはなんかもう、完全に日本のホテルと化してました。聞こえる言葉がひたすら日本語。私が泊まったのは会場から2キロほどの小さなホテルなのだけど、そこですら大量の日本人が。地元の人もきっとびっくりしてるだろうね。
就職活動といっても私はまだ1年生なので、来年の夏のサマーインターンのポジションの獲得が目標なわけです。1ヶ月ぐらい前からサンフランシスコに来た会社と面接したり、電話で面接したりと少しずつ就職活動が始まっていたわけだけど、いわばその一つのピークがこのボストン。学校の授業と平行してなので、結構しんどい。先週末はある企業の面接を受けにシカゴへ、今週末はボストンへと、物理的に時間をとられることに加えて、やっぱり「Selectionの対象となっている」という緊張感は結構ストレスがかかる。
キャリアフォーラムでは結構な数の面接を受けたのだけど、そういった微妙なストレスを感じながら30分交代ぐらいで次々人に会って、何度も自己紹介やら志望動機やら喋っていると、段々と感覚の一部が麻痺してくるような感じが。なんか、真剣に喋っている自分をどこか遠いところから眺めながら、ふと「っていうか私、何をこんなに真剣に喋ってるんだろう?」などと思ってしまうのだ。おそらく、普段使わない部分の神経が極度に疲労した挙句、その状態から逃避しようとしていたのだと思うのだけどね。
まあそこでストップしてしまっては困るので、またもや「一人RPG状態」モードに気持ちをセットして、ひたすら喋り倒した2日間でした。一つ面接を通過するごとに「一面クリア!」ってな感じで。おかげさまで何とか夏のインターンは確保。来年の夏は日本に帰ることになりそうです。
■
ところで、先週・今週と飛行機を乗ってアメリカを横断したのだけど、国内線だと安心して日本の飛行機と同じような感覚でいたら、結構「マジですか?」的な出来事があった。もしかしたらこれって常識で、私がそれを知らなかっただけなのかもしれないけど・・・搭乗15分前のチェックインでOK、一度チェックインすればよほどのことがない限り飛行機は全員搭乗するまで待ってくれる、といった日本の飛行機に慣れきった身にすると、結構「やばっ」という場面もありました。友人から聞いた話も含めて、こんな感じ。
・チェックインの時にIDを見せる必要がある。goverment issued IDが必要なので、学生証ではだめ。先週シカゴに言った時はそんなことは全く知らず、パスポートを不携帯で行ったので結構焦った。しかしなぜか行きの便では「学生証+日本の免許証」でOKだった。日本の免許証ってあれ、完全な日本語表記でこっちの人が見ても全く読めないはずなのに、何故だ。しかし帰りの便ではこの免許証技は使えず、チケットに「SSSS」としっかり書かれた上で、別のレーンに案内されて念入りにボディチェックされた。SSSSって何だろう。Super super super suspected(超超超怪しい) とか?
・相変わらず液体類(化粧品とかハンドクリームとか)は持ち込めないのだけど、なぜかジップロックに入れればOK。入れるだけで、別に検査もなにもされません。な、何故??ちなみに、化粧品とかでも体積の大きいものは取り上げられるらしい。当然ペットボトルの水は取り上げられます。悔しいからその場で飲めるだけ飲んだけど。
・チェックインを済ませていても手荷物検査で時間を食って搭乗が遅れたら、飛行機は飛んでいってしまう、らしい。これは友人談。日本の飛行機だととりあえず一度チェックインしてしまえば、絶対に航空会社の人が走り回って探してくれるのに・・・
・そしてさらに、チェックインの締切時間がかなり早い、みたい。出発40分前についた友人は「チェックインは45分前までなので、アウトです」って言われたらしい。これは極端な例かもしれないけど、日本に居たときみたいに「出発15分前に駆け込んでチェックイン」はできないようだ。不便だなあ。
■
そんな感じな週末。日曜の夜にようやくBerkeleyに帰ってきたと思ったら、早速明日はFinanceのmid-termです。ヤバイ・・・
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2006-11-13
Rainy Season?
夏からこっち、毎日毎日毎日毎日ひたすら晴れていたBerkeleyの天気もやや変わりかけてきた感じです。先々週ぐらいから曇りの日が増えてきたなー、と思っていたら、昨日の晩から今日にかけて本格的な雨。「傘ささないと辛いかな?」と思う程度の雨はこっちに来て二度目ぐらいだけど、これから段々と雨の日が増えていくのでしょう。いよいよ雨季突入?ちょっと憂鬱ですねー
そういえば日本ではPS3が発売されたものの、いろんな意味で大騒ぎになっているとか生産がおいつかなくて10万台しか発売できず大混乱、とか、互換性の不具合が出てる、とか、しかもその不具合に対する広報のコメントがちょっとそれひどいんじゃないの??とか、実は購入されたPS3のうちかなりの数がヤフオクで転売されているみたい、とか。「私たちも寝ずに頑張ってるんです」なんて言っちゃいけないよね。どこぞの牛乳会社の社長の「私は寝てないんだ!」があれだけ批判されたのを覚えてないんでしょうか・・
今学期はCore科目でMarketing, Finance, Accountingと取っているのですが、Marketingのケースには結構日本企業が登場します。大体が「主役企業(海外の企業)の強敵」として描かれているのが面白いところ。で、そのケースの中のSonyは、はっきり言って輝いてます。ニッチな高画質プロジェクター市場で頑張っていた企業がいたのだけど、Sonyがさらに高画質、しかも低価格な製品を出してきて、Sonyすげえ!俺ら勝ち目あるのかよ・・・∑(゜△゜;)・・・みたいなケースもありました。あと、まだやってませんが、Sonyのカーナビゲーションのマーケティング戦略のケースも予定されてるみたいです。多分このマーケティングの授業の中では、唯一の「ケースの主役」の日本企業。
ケースを通じて「やっぱり日本のモノづくりのパワーってすごいな。Sonyすごいなー」と思っているその傍ら、現在進行形でそのパワーが落ちてきているのでは?と思われるようなニュースを耳にすると、なんともせつない気持ちになりますね。日本人としてはUp to dateな情報をクラスで共有するために発言する、というのが使命かもしれませんが、「いや、そうは言っても今のSonyはマジやばいよ!」ってのは、あんまり言いたくないよなあ。あ、私は別に大してSonyファンではないのだけど。
迷走するSonyの現状を解説した久夛良木氏を見放したソニーの迷走という記事、これは面白かったです。そのうち「グループ戦略の失敗」なんて事例でケースに登場しないことを祈ります・・・
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2006-10-25
final終了、そんでもって新学期
つい先日Berkeleyに到着したと思っていたのに、気がつけばあっというまにFall Aの学期が終了(1年生の間は秋学期、春学期がさらに二つに分割され、7週間のミニセメスターで学期が終了する仕組みになっている)。うう、早い、早いよ、早すぎだよ。
しかしまあ、渡米してから3ヶ月近くが経過したにもかかわらず、着ている服は夏のころとほとんど変わっていない。基本的にシャツ+パーカー、朝夕の冷え込みに備えてウィンドブレーカー、といった感じ。朝晩はちょっと冷え込んできたかなー、という感じがするものの、気候はほとんど変わらず。相変わらずの過ごしやすさで大変ありがたいものの、同級生と「季節感がないと、時間の経過が分からなくなりそうだね」などと話すことも。
最初の学期だったFall Aは、とにかくひたすら「追われながら」な感じで一杯一杯だったけど、今学期はもうちょっと余裕をもたせたいところ。就職活動も本格化、Global Social Venture Competitionの実行委員会に入っているのだけどその活動もそろそろ活発になりそう。他にもやってみたいことがいくつかあって、ちょっとずつ授業以外の部分にも手をひろげていきたいなあ、と。
ちなみ本日はルームメイトのJing(アメリカ育ちのチャイニーズ)と一緒の「カレーの作り溜め」。鍋を二つ使って大量にカレーを作って、残りはジップロックで冷蔵庫に保存。これと、同じく冷凍庫に保存したご飯があれば、忙しいときでもあっという間においしいカレーが食べられるという実にすばらしいシステム。なんだか最近、すっかりジップロック冷凍庫生活が板についてます。東京にいたときはそもそも電子レンジ持ってなかったから、「冷凍保存」なんて全くやってなかったのにね。
ルームメイトはこのJingの他にもう一人アメリカ人のJanetがいて、3人とも仲良しなのだけど、やっぱり食生活となるとJingとは共通部分が多い。二人してご飯を炊いてジップロックで冷蔵庫に保存してるし。この間は「寿司の卵焼きが好き」というJingにだし巻き卵の作り方を教えてあげたら、えらく感動されてしまった。随分と気に入ったみたいで、今日もカレーを作る側で一生懸命練習していた。日本では子供のお弁当にも入っているごく普通のメニューだけど、あの「卵を薄くのばして何回もくるくる巻いていく」という作業は、やっぱり日本的なものなんだなあ、とちょっと感動。
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2006-10-04
新車

「新」じゃないですね、正確には。新しい「中古自転車」。なぜ新しくなったかというと、そりゃもちろん、盗まれたから・・・・。
ATMにお金を食べられ事件に続いてまたもやトラブルのご報告。そう、自転車、盗まれたよ。しかも、家の裏庭の階段の下に留めていたのに・・・・・ここならまあ大丈夫か、と鍵をかけていなかった私が悪いと云えばそうなんだけど。
家の裏庭。この階段の下に留めていたら、やられました・・・・
まあ、ショックといえばショックなんだけど、自転車に関しては以前から散々注意され、そして被害の話をいろいろ聞いていたこともあって、「あ、ついにやられちゃったか」という感じ。ATMのときほど「なにそれ、ありえねえ!」という裏切られ感はない。同級生で地元っ子のJasonに聞いたら「Berkeleyでは、裏庭に鍵なしでとめておいた自転車は100%盗まれるんだ。例外はない」とか言い切ってたしね・・・(しかし、「例外はない」って一体・・・)
私が住んでいるあたりは、夜中に一人で歩いても結構平気だし銃声も響かないし、血なまぐさい話も聞かない、と治安に関しては(アメリカ基準で見れば)比較的安全、みたいなのだけど、こと自転車に関してはなかなか流動性の高い市場のようで。学内でも時々、「フレームだけ残してタイヤが盗まれた自転車の残骸」とか見かけるしね。そういやこの間、stanfordに行って来たのだけど、学内で自転車ロック用ポールにロックしてない自転車をぱらぱらと見かけて、ちょっとびっくりしてしまった。といっても、U字ロックでタイヤとフレームをロックしてあるので、そのまま乗っていって盗まれる、というのはないのだけど。安全、というかきっと街や学校全体が豊かなんだろうな・・としみじみ思ってしまった。
写真は、MidTerm終了の打ち上げで同級生とKorean BBQの店へ。
ちなみにこちらの人は結構みんなアジア料理に詳しく、日本食といっても「寿司!」「天ぷら!」レベルにとどまらず「私はJapanese Pancake(お好み焼きね)が好き」「オムライスがおいしいよね」「wakakoはカツどんは作れる?」などとやたら詳しいのだけど、そうした人たちをもってしても「ユッケ」はかなり難易度の高い食べ物であることを改めて確認。「生肉に生卵」っていう組み合わせは、アメリカ人からしたら信じられない組み合わせなんでしょうか。結局ユッケ食べてたのは、日本滞在経験のあるアメリカ人2人+韓国人+私、だけだった。他のみんなは恐る恐る口にしつつも「???」って顔してたなー。
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2006-09-18
ATMを信じてはいけない
アメリカの機械を信じてはいけない、という記事を丁度少し前にここで読んでいたのに。読んでいたときは、自分にも経験のあった部分で「そうそう、あるよねー」と笑っていたのに、まだ経験してなかった部分についてはさらっと流してしまったせいか。やられました、ATMに。
アメリカのATMでお金を預けるときは、現金をそのまま入れない。ATMの側には封筒が置いてあって、その中に現金を入れて、それを機械に入れる。当然のことながら、その場で計算もしてくれない。どうするかというと、夜に銀行の人が預けられた封筒を回収して、中身を数えて入金しているという・・・・(ちなみに、最近になってようやく「自動的に金額を数えてくれるAMT」が登場したらしい)。よく言う冗談で「中の人」ってのがあるけど、まさにそんな感じ。
で、私もやったわけです。上記blogのコメント欄で「留学してたころ、Depositするときは封筒に入れるというルールを知らずにそのままいれちゃった」というものがあるけど、まさにそれと同じことを・・・・∑(゜△゜;)。だってありえないよ、ATM(automated teller machine)だよ、Automatedだよ。日本的常識からすると、お金をいれると”ざざざざざー”っという音がして、お札を勘定してくれるはずじゃないか。
封筒を入れるべき場所に入れた大量の紙幣は、なんとも妙な吸い込まれ方をしていった。なんというか、シュレッダーに紙が吸い込まれていく時のような、擬音であらわすと「うにゃうにゃうにゃ・・・・」という感じの。でもその時点では「お札は封筒に」ルールに全く気が付かず、あれ、何かヘンだな、と思っていただけだった。
気になって終了後もう一度残高を確認してみると、入れたはずの現金が追加されていない。あわてて銀行の中に入って「入金したのに口座に反映されていないよ!」というと、Customer serviceの人が「ATMのTransactionはここではわからないから、AMTセンターに電話をかけてあげる。だから、AMTセンターの人と話してね」という。電話かけてくれるなら、ついでに状況も説明してよ・・・と思ったものの、仕方なく受話器を受け取る。電話、苦手なんだよね・・・聞き取りにくいし、ちゃんと喋らないと伝わらないし。なんとか受け答えして得られた情報は「口座に反映されるのにちょっと時間がかかることがあるから、ちゃんとtransactionは追跡するから、ちょっと待ってね」ということ、多分(←怪しい)。
で、その後学校でネットにつないでいるときに、気になっていろいろ検索しているうちに「ATMには現金を入れてはいけない」というルールを発見し・・・・Σ(゜д゜lll)なに、じゃああのATMの機械の向こうって、郵便ポストみたいな「現金入り封筒受け取り機」があって、そこに封筒がばらばらと落ちているということ?私はそこに、現金をばら撒いたってことかい?しかも、「封筒に入れていても、たまに銀行の人が抜き取ることもあるから、基本的にATMではお金を預けない」ってな意見もあるし。こことか。封筒に入れててそれってことは、ばら撒いた私のお金は一体どうなってるんだ・・・
正直、一度はあきらめた。その場で申し立てしたなたともかく、一晩たってから「ばら撒いちゃったんだけど、ちゃんと入金して!」と言って通じるだろうか・・・・しかもその交渉を英語でやるのか・・と思うと憂鬱な気分に。
しかし翌日、昼ごろネットで残高を確認したら、なんとちゃんと入金されていたのだ!いや、当たり前のことなんだけど、一度あきらめてた分、喜びが大きい。さすがBank of America!最初に口座開設したときから、アメリカとは思えない(←偏見)親切丁寧なサービスだなーと関心していたけど、やっぱりキミは偉かった!と昨日とは180度態度を変えるワタシ。
というわけで、なんとか貴重な資金を無駄にすることなく済んだのだけど、これに懲りてもう二度とATMで入金はしません。そうそう、今年の夏または秋からアメリカに住み始めたみなさん、ATMに直接現金を入れちゃダメだよ、とちょっと忠告。ちなみに、一番最初に引用したblogにもあったけど、「郵便局の自販機で切手を買ったら、お釣りがダラーコインで大量に」ってのは私も経験した。ダラーコインなんて初めてみたから、ほんとびっくりした(しかも、あまり流通してないせいか、全然使い込まれてなくてピカピカしているから、最初はなんだこのおもちゃのコインは、と・・・)。財布の小銭入れに入りきらず(1枚1枚がやたら大きいのだ)、ポケット重いなあ・・・と思いながら家に帰りましたとさ。
■
と、こんなことを書いていながら、あさっては実はMidtermの試験(統計)なんだよね。いいのか、私・・・
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2006-08-28
You are here to inovate
壊された自転車を修理して(42ドルで済んだ♪)、Pre-MBAコースが始まって、一時滞在先の大学の寮を引き払い新しいアパートに引越し、IKEAでベッドと机と椅子を購入し(3点で500ドルしなかったという格安ぶり。噂には聞いていたけど、IKEA恐るべし)、ルームメイトが到着し、オリエンテーションが始まって、そしていよいよ明日(今日?)から授業開始。一気に書くとこんな感じ。随分と更新期間をあけてしまいました。書きたいことがあるんだったら、blogはマメに更新しないとだめだね。期間が開けばあくほど書きたいネタが累積していって、ますます「ちょっと気軽に」更新できなくなってしまう。
そうそう、懸念事項だった「自転車をバスの前に乗せる」技もマスターしたよ。市内を走るバスの無料パス(Berkeleyの学生だともらえる、っていうか授業料の一部がこの部分に充当されているらしい・・・)をゲットして、これでかなり行動範囲が広がるはず。いや、自転車だけでも結構動けるんだけど、なにせ坂が多い街なものだから「疲れたときのリスク」をヘッジできる手段を確保しておかないと安心できない・・・
ダウンタウンのお店やスーパーマーケットなど、日常の買い物は大体自転車範囲でOK。近所のスーパーで普通に味噌とか豆腐などの日本食材が普通に手に入るのには驚いた。自転車で15分ほどのところにあるBerkeley Bowlというスーパーは、このあたりでも有名な「オーガニック系食材を扱うスーパー」なんだけど、ここでもかなりの種類の日本食材は手に入るみたい。これとは別に、日本食材ばかりを集めた店も、車で10分ぐらいのところにある。
■
Pre-MBAはMathとCommunicationの二つがあって、前者はアメリカ人も結構多くて全生徒(約240人)の6割ぐらいが、後者はインターナショナルの学生を中心に60人ぐらいが参加。Mathは要は「数学の復習」なので、内容的には「いまさらそんなことやらなくても・・・」というものがることは予測済みだったけど、とにかく「英語の授業に慣れる」ことを目的に参加。
まだ本授業も始まっていないPre-MBAの間から、ほぼ毎晩、なんらかの理由をつけてはあちこちで飲み会が開かれる。なんというか、皆して「Socializeしなきゃ!」という熱にうかされているような。いや本当に、冗談じゃなく毎日どこかで飲み会でした。そしていつ行っても、結構な人数が参加している。私もなるべく頑張って参加してはみたものの、基本的に根っこのところで引きこもり要素が強いもんだから(いや、あまり信じてもらえないけど、本当にそうなんです)、さすがに途中で息切れ気味。せっかくの機会だから!とついつい頑張ってしまいそうになるけど、適度に自分を休ませないとだめだなあ、とつくづく思う。
ちなみにこっちの飲み会はいわゆる日本の飲み会とは違って、基本的にあまり食べない。みんな夕食を自分で食べてきて、その後8時ごろからバーなどに集まって飲む。飲んで、ひたすらしゃべる。そんな形式なもんだから、費用はかなり安い。「食べずに飲む」というスタイルにはどうも違和感を覚えるけど、まあその分安いのはありがたいかな。毎晩、日本の飲み会のペースでお金を使ってたら、結構大変なことになってしまうしね・・・
■
Orientation Weekでは、偉い人の話を聞いたり、スケジュールやいろんなシステムについて説明を受けたり、初のケーススタディの授業を受けたり、みんなでボランティア活動に参加したり、などなど、月曜から木曜までびっしりと詰まったスケジュール。朝は8時、9時から、夜は夜でレセプションやパーティーや飲み会や、合間をぬって学生主催の飲み会などがあってもうてんやわんや。そうそう、1学年240人の生徒はcohort呼ばれる4つのクラスに分けられるのだけど、そのcohort対抗の運動会みたいなものもあった。
予想通り英語は結構大変。Pre-MBAコースの間internationalの学生と話していた時はそれなりに普通に会話ができたもんだから、あ、結構大丈夫かも、とか思ってたけど、ネイティブ同士の会話になると、もうスピードが全然違う。個人的にはバーでの雑談なんかがかなりきびしい。ノイズが多い上に雑談だからどこに話が飛ぶか予測できなくて、気を抜くと何を話してるのか全くわからなくなる・・・・(ノД`)聞くことに集中してると会話に参加できなくなるし、話すことを考えてると話の内容がわからなくなるし・・・という困った状態。まあ、こればっかりは一朝一夕でどうこうなるもんでもないしね。幸い、2人のルームメイトもネイティブという恵まれた(?)環境にいるので(一人は中国人だけど、9歳の時からアメリカに住んでいるということで、ほぼアメリカ人)、あまり焦らず気長に頑張っていこうと思います、ハイ。
■
そんな感じで、気がついたらもうすぐ渡米して1ヶ月。は、早い・・・・こんな感じであと21ヶ月が過ぎてしまったら、あっという間に卒業だ・・・と思うとちょっと焦る。その最中の密度が濃ければ濃いほど、逆に後から振り返るとあっという間に駆け抜けたように思えて、そのとき感じたこととや見た景色などのディテールがぽろぽろと抜け落ちているような気がするのがなんとなく怖い。記録の意味も含めて、ちゃんとblogを書いていこう・・と改めて思った次第。なので、明日からは妙に日記調になっているかもしれません。ん?
■
いろいろ思うところはあるけれど、とりあえず、これから先起こるすべてのことを「面白がろう」ということは心に決めた。楽しいことばかりではないかもしれない。落ち込むことや嫌な思いをすることもあってそれを「楽しむ」ことは難しいけど、プラスの出来事もマイナスの出来事も含めてどれも日本にいては経験できなかったことだから、それを「面白いな」と思うことはきっとできる。最悪の状況に陥っている自分自身をそれでもどこか客観的に「面白い状況だなあ」と思うことは、実は結構得意だったりするから。
写真は最近のお気に入りのダウンタウンにあるタイ料理屋のメニュー。タイ人同級生の「お墨付き」の店です。
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2006-08-05
やられた・・・
夕方、いつものように一時滞在先のStern Hall(女子寮を夏の間だけVisitor Housingとして開放している場所)を出て、自転車駐車場所まで行ってロックをはずし、サドルにまたがるとなんとなく違和感が。あれ、こうやってハンドルを持ってブレーキを軽く握ってそのままスタートできるはずなんだけどな・・・・ん??
・・・・ひ、左手のブレーキがなくなっている(! ̄д ̄)!!
一見したところ気がつかなかったけど、その他にも
・ハンドルの軸が曲がっている(ハンドルを斜めに向けないとタイヤが前を向かない)
・右手の変速ギアが壊れている
などの不具合が。買って3日目なのに・・・
。゜。゜(ノД`)゜。゜。
一瞬、「まさかブレーキ盗まれたのか?」と思ったけど、よく見るとブレーキの金属部分が根っこからぽっきりと折られている。で、あたりをよく見回すと、道端に折れたブレーキのかけらが。一体どういう状況でこんな微妙な壊れ方をしたのか分からないけど、多分何かが(車か自転車か、あるいは人か?)がぶつかって、その勢いで折れたand 曲がった、んだろうな・・・
折れたブレーキ。こんな風に。
昼間はずっと徒歩圏内をぶらぶらしていたので、実はこの時点で既に18時。自転車屋、空いているかなあ・・・と思いつつ、とりあえず微妙な角度で自転車を押しながらダウンタウンに向かう。そう、ブレーキはとりあえず一つ生きているけど、ハンドルの軸が曲がっているからさすがに危険すぎて乗れないのだ。下り坂、乗ったらダウンタウンまで1分なのに・・・・・
懸念した通り自転車屋は既にClosed。土曜日は18時までしかやってないのね。こんなんだったらわざわざ下まで降りてくるんじゃなかった・・・と、とりあえずおやつや晩御飯を買って自転車を押しながら道を歩いていると、通りすがりのアメリカ人が「Hey! Hey!」と呼びかけてきた。「ハンドル曲がってるぜ!」みたいなことを言っている。内心、言われなくも分かってるさ!と思いながら「あー、壊されたんだよー」と言うと、そのおっちゃんはつかつかとこっちに歩いてきて、いきなり前輪を両足で挟み、そのままハンドルをぐりぐりぐりぐり~と回すと。おおお、ハンドルの位置がじわじわっと元に戻っていく~!!
「だいじょーぶ、これは壊れてないよ~」とにこにこしながら言うおっちゃん。いや、ハンドルは直ったけどブレーキは壊れてるんだよね・・・と思いながら、とりあえず「Thank you! Thank you!」とお礼を連発。おかげでとりあえずなんとか乗れるようになりました。ブレーキが片方しか聞かないし、ギアも微妙だから怖くて全速力は出せないけど。でも、乗れるようになっただけでかなり助かる。これで、今度修理に持っていくときも、延々と手押しで自転車を持っていかなくてもすむ。おっちゃん、本当にありがとう・・・・
帰り道、あーあ、買って3日でこんなことに・・・・とがっかりしながら歩いていたら、もっとオソロシイ光景を目にしてしまった。校内の外れの自転車置き場、自転車駐車用のポールにフレーム部分をU字ロックで留められたマウンテンバイクがあったのだけど・・・なんと、前後のタイヤが取り去られている!!!フレーム部分だけしっかりポールに固定されたまま、無残な姿で横たわる自転車。なんというか。これを見たときは、「ブレーキとギアが壊されただけでよかった・・・」と思ってしまった。U字ロックかけたからといって安心しちゃいけないんだね。ちゃんと、留める場所も気にしなきゃいけないんだね・・・・と認識を新たにした次第。
といいつつ、今泊まっている大学寮は敷地内に自転車用パーキングがないから、どうしても道路沿いに止めざるを得ないんだよね。こんなこと言いながら、明日になったら私の自転車もタイヤが取られていたらどうしよう・・・(((( ;゚д゚)))
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2006-08-04
Run to the hilltop
マウンテンバイクは、同級生の紹介の中古自転車屋で買った。ちなみに、この当たりではいわゆる「ママチャリ」は殆ど見かけない。その理由は、実際に道を走ってみればすぐに分かる。東西に伸びるキャンパスはダウンタウンのある西から東に向かうにつれて緩やかな坂道になっているのだけど、この坂道、ママチャリは確かに厳しい。
「安いのだと100ドル以下でもあるけど、まあ、安いのはホント『それなり』だよ」とは、店を紹介してくれた同級生の言葉。キャンパスを南に1キロほど歩いて到着した中古自転車屋「Karim Cycle」で、なるほど、確かにその通り、と一人頷く。店先には90ドル、80ドル、といった中古マウンテンバイクもあるけれど、「本当にこれ、商品として売っていいんですか?」という見るからにヤバそうな状態のものが並んでいる。サドルが破れていたり、微妙にフレームが曲がっていたり、タイヤの溝が殆どなくなっていたり。
そんな中で、値段と状態で折り合いをつけて、170ドルのものを購入した。ブレーキの調子がイマイチだったのに文句をつけて、何度も調整してもらう。最後に「タイヤの空気入れの部分にキャップがついていないよ」と言ったら、「OK、OK」と返しながら、なんとその辺にあった他の中古自転車のキャップを取り外して、私の自転車につけていた・・・・まあ、いいけどね・・・・
買ったばかりの自転車で、まもなく入居予定のアパートからビジネススクールの校舎まで走ってみる。アパートから大学のゲートまで10分弱、そこからビジネススクールの校舎までも10分弱。慣れないものだからやたら信号に引っかかったり、構内で無駄に遠回りしたりしたことを考えると、大体15分ぐらいで通学可能、というところだろうか。
ただ、坂道は結構厳しい。予想していたけど、かなりキツイ。通学路全体にわたる緩やかな上り坂はまあそれなりに大丈夫だけど、校内のところどころにある「ちょっと急な坂」は結構キツイ。大したことない距離でも、上りきると思わず立ち止まって息を切らしてしまう。ちなみに私は、今回、生まれて初めてマウンテンバイクを買ったという正真正銘の初心者。右手と左手の両方に変速ギアがついているのだけど、どの程度が「適正なギア」なのかいよくわかっていないもの、無駄に体力を消費している原因なのかもしれない・・・・あとは、いまいち「正しいマウンテンバイクの乗り方」が分かっていない気もする・・・
そんな感じであちこち走り回るうちに、とりあえず、「急な坂は無理して上るよりも、徒歩だと思って押して歩いた方が楽」ということに気がついた。幸いなことに、購入したマウンテンバイクはかなり軽い。押して歩いても、ママチャリほどの重量感はない。走れるところは自転車に乗って、数箇所ある坂のキツイところはてくてくあるいて、という感じでいけば、まあこの気候だったらそれなりに気持ちよく通学できそうだね・・・・というところに、どうにか落ち着く。
そうそう、授業が始まるまでになんとかマスターしたいと思っているのが「バスの前に自転車を積む技」。大学の周りを走るバス(市が運営するバスと、大学が走らせているバスの2種類ある)は、朝は6時から夜は11時ごろまで、15分間隔ぐらいで大学の主要なパートに留まってくれるとても便利な代物な上に、学生は無料で利用することができて(まあ、授業料に含まれているんだろうけど)ビジネススクールのすぐ側にも停車する。そしてこのバスの前の部分には、なんと自転車を積むためのキャリーがついている。ここに自転車を積む技をマスターすれば、「行きは自転車をバスに乗せて、帰りは下り坂を一直線」という理想的な通学手段が実現するじゃないか!
で、街を走る度にバス停で目をこらして「バスに自転車を積もうとしている人」がいないかチェックしているのだけど、すでに「自転車が積まれたバス」は見かけるものの、なかなか「積み込む瞬間」には立ち会えない。多分、なんか技があるんだよね。ロックの方法とか。一応、その方法を理解してからじゃないと、バスの前方でもたもたして怒られたらイヤだから・・・でも、見当たらない。あれだけたくさんの自転車が走っているのに、一体何故?みんな平気な顔をして坂道を登っていくのは、一体何故?
というわけで、誰か「自転車の積み方」を知っている人がいたら、教えてください。サンフランシスコとBerkeleyを結ぶ地下鉄BARTは、そのまま電車の中に自転車を持ち込めるみたいなんだけどね・・・
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2006-08-02
Berkeley到着、そんでもって生活立ち上げなど
北京を経由して7月30日、China Airでサンフランシスコ国際空港に降り立った。出発前の日本で感じていた疲労感は、北京の夜で飲んだくれて、アジアの熱気の中に身を浸したことで、すっかり拭い去られてしまった。単純なもんです。
そんなわけで到着したサンフランシスコは、雲ひとつない晴天。これまでの2度の滞在でも感じていたのだけれど、この地域の日差しは本当に「太陽の種類が違うんじゃないか」なんて思ってしまうくらい、とにかくまぶしい。それでいて不思議なことに、それほど暑くはない。日差しのまぶしさからは想像できないほどに空気はひやっとしていて、日中全力で歩いても殆ど汗をかかない。夕方になるとTシャツ1枚では寒くて外を歩けないくらい。
到着初日にはいきなりルームメイトと家を見て周り、そこで家をほぼ決定。。翌日は銀行口座を開いて、携帯電話を契約。で、本日はビジネススクールのアドミッションオフィスでBerkeleyの地図を入手し、学生証を作成して、自転車を購入。合間にダウンタウンの店を見て回りながら、ビルケンシュトックのサンダルも購入。
まさにリアルRPG、なんてことを思いながら、自転車で街を走り回る。自転車はスバラシイ。これで一気に行動範囲が広がったもんね。徒歩でフィールドを歩いていたのが、チョコボをゲットしたようなもんだ。飛空艇(=車)を買うかどうかは、とりあえず検討中。買うにしても、まあ様子を見ながら、よさそうな物件が出たら、と考えている。
それにしても、手続きやら家探しやらでばたばたと走り回ったここ2、3日だったけど、それほどストレス感がなかったのは何故だろう。一つには、「新しい生活を始める」という期待感がストレスを軽減させているというのがあるのかもしれない。でも、日本で出発のための準備をしているときは、同じ「新生活」への準備であったにも関わらず、なんだかとても疲れた気分になったものだ。
やっぱり「気候」は大きいのかな、と思う。なにしろ、とにかく天気が良い、それでいて歩き回ってもほとんど汗をかかない。歩き疲れたら道端の木陰に入ってしばらく休めばすぐに体温も下がって体も回復する。何より、気候がすばらしいものだから、歩く(そして自転車で移動する)だけで楽しい。
ちょっと「ずるいよなあ」などと思ってしまった。いや、私自身もこれから2年間ここに住む身なんだけど、生まれたときからこんな環境で暮らしていたら、随分と不要なストレスの少ない生活を送れるんだろうなあ。
以前、梅田望夫さんの講演を聴いたことがあった。講演の中で、「シリコンバレーという地域があれほど沢山のベンチャーを生み出した要因はなにか」というお題を掲げ、その要因として優れた大学機関(スタンフォードとかね)との連携やカリフォルニアに根付くフロンティアスピリット、などなど、幾つかの要素を挙げていた。そして最後に、冗談のように「あとは気候ですね。あの気候で暮らしていると、とにかく前向きに、失敗してもなんとかなるだろう、という気持ちになれる。それが、人々をベンチャーへの挑戦に積極的にさせると思いますね」と付け加えた。聴衆もみんな、「軽い冗談」的な受け止め方をして、暖かく笑っていた。
でも実際に来て見ると、「気候が人の思考を決定する」ってのは、あながち嘘ではない気がしてくる。朝起きて、目が覚めて、「よし、とりあえず外に出かけよう」と思える環境というのは、色々な意味で人を前向きにさせ、新しいものを作り出す方向へと駆り立てていくのかもしれない。
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ま、授業が始まったら、そんな能天気なことは言ってられないのかもしれないけどね・・・
上の写真はこれから2年間お世話になるビジネススクールの校舎。
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2006-07-28
Asian Night
片付けても片付けても次から次へと沸いて出てくる細々とした手続き。郵送する荷物は、箱詰めして「これでOK」と思うのも束の間、追加で入れたい荷物がどこからともなく現れて、あわてて箱を開いて荷造りしなおしたり。そうした作業の合間にちょっとしたアルバイトを引き受けたりしたものだから、結局、徹夜で迎えた出発当日の朝、関西国際空港に着いたときには、すっかり疲れきっていた。
なにせ、持って行く荷物の量だって半端じゃない。23キロのダンボールと20キロのスーツケースを機内に預け、機内持ち込み荷物として10キロの小さなスーツケースとぱんぱんに詰まったショルダーバック。明らかに機内持ち込み重量制限をオーバーしたそれらの荷物を「これ、手荷物だから!」というフリをしてなんとか持ち込み、窓際の席についてようやくほっと一息。そうか、いよいよ出発だ、と思ってはみるものの、とにかく疲れきっているものだから、思考がそこから先に進まない。感慨に耽る気持ちの余裕もない。とりあえず出国した。遣り残した作業はいろいろあるかもしれないけれど、今更どうしようもない。出発だ。とりあえず、なんとか出発することができたんだ・・・最後の力を振り絞ってそんなことを考えつつ、機体が離陸するや否やあっという間に眠りに落ちる。
(そうそう、以前、「北米便以外では手荷物制限は20キロ」と書いたことがあったけど、あれ、間違いだった。北京経由でも北米便だと、それよりたくさん持ち込める。制限重量は航空会社によって違うみたいだけど、中国国際航空の場合は23キロ×2個までOKです)
■
どん、という鈍い振動で目が覚めた。あ、着陸したんだ、と気がつく。離陸から着陸まで、全く記憶がない。途中なんとなく、機内食の「匂い」がした記憶はあるけれど、それっきり。なんと、4時間丸々眠っていたのだ。意外と眠りが深かったのか、随分と体がすっきりしている。完全にとまではいかないものの、出発前の眠気と疲れがかなり綺麗に拭い去られている。あ、結構回復したかも、と思いながら、ダンボールとスーツケースを空港に預け、手荷物を持って北京市内行きのバス乗り場に向かった。
空港の外は、予想していたほどは暑くない。荷物を引っ張って歩くとじっとりと汗が滲むが、じっと立っている分にはそれほど苦痛でもない。湿度もそれほど高くない。曇り空のせいか視界も薄ぼんやりとしている。ターミナルに次々と入ってくるバスやタクシー巻き上げる砂埃のせいもあって、全体的になんとなく白っぽい、煙ったような風景。さかんに鳴らされるクラクションに、あちこちで聞こえる怒鳴り声。決してwelcome!という雰囲気ではない、目に優しい綺麗な風景ではないのだけれど、「あ、アジアに来たんだな」という気がして、心が沸き立つ。思えば、思えば、日本以外のアジアの都市を訪れるのは4年ぶりだ。
■
空港で手配してもらった宿は、北京市内中心部の「王府井」というところにあった。ここは、大通りの一角が終日歩行者天国になっており、その両側に大きな百貨店が連なる。日本で言うところの銀座の歩行者天国みたいなものだろうか。道路脇には飲み物やら食べ物やらを売る露店があり、それぞれの店の側にテーブルと椅子、そしてパラソルが設置されていて、そこでくつろぐことができる仕組み。
宿に荷物を置いて一休みすると、そのまま通りに出てぶらぶらと歩く。金曜日の夕方ということもあってか、既にかなりの賑わい。両脇のショッピングセンターでは、尼崎並みの価格でTシャツが安売りされていたりして、かなり心を惹かれたものの、運搬の手間を考えてあきらめる。とにかく、これ以上、なるべく荷物を増やしたくないのだ。
大通りをふらっと歩いた後、その脇の細い路地に入る。そこには、メインストリートとはまた違った風景があった。細い路地の両脇にびっしりと連なる屋台。狭い道を押し合うように歩く人々目掛けて、屋台から怒鳴り声のような呼び込みがかかる。
肉や魚の焼ける香ばしい匂い。石畳の歩道が、油やら得体の知れない液体でべっとりと濡れている。ここでは、肉や魚を長い竹串に刺して焼いた「串焼」が定番の料理らしい。店先には、焼かれる前の串がびっしりと並べられている。
言葉が通じない(英語は通じないし、私は中国語は全く分からない)ので、多分鶏と思われる串を指差して、「1本」と指を立てる。ちなみに1本3元~5元(1元=約15円)。すると店員が、中国語で何やら叫びながら、刷毛で何かを塗る手真似をして「どうする?」という顔をした。焼き鳥のたれみたいなもんだろうか、と思ったので「OK、OK」といいながら頷く。じっと見ているとなんと「七味唐辛子」だ。それを、長い串に刷毛でべっとりと塗っていく。やばっ、と思ったものの、今更止められない。勢いよく手渡されたそれを、仕方ないから笑顔で「謝謝!」と受け取り、覚悟を決めてかぶりつく。肉の味が分からないほどの激辛、を予想していたけど、意外に程よい辛さ。人ごみを避けながら、立ったままがしがしと食べる。あー、アジアにいるんだなー、という実感がふつふつと沸いてくる。結構な分量に思えたけど、一切れ一切れが小さいのか、あっという間になくなってしまう。七味唐辛子のせいもあって、軽くのどが渇く。よし、ビールだ!
数本の串焼き、謎のたこ焼き、そして青島ビールの瓶を持って、歩道脇のテーブルに席を確保した。栓を開けてもらったビールを、瓶からそのまま流し込む。いつも思うのだけど、アジアのビール、特に現地で飲むそれは本当においしい。蒸し暑い気候も、その美味しさに拍車をかけているのかもしれない。熱気の中で、軽い口当たりのビールが、まるで水のように喉を通る。辛みの効いた串焼きと青島ビールを交互に頬張りながら、あー、アジアに来たんだなー、と今度は口に出してつぶやいてみる。周辺で賑わう人々の言葉は全く理解できなくて、でもそれがとても心地よい。周りの人の話し声も、屋台の肉が焼ける音も、遠くから聞こえる音楽も、全てがごちゃ混ぜになって耳に届く。瓶が空くにつれて、視界がゆるゆると歪みだし、段々と思考能力が低下する。視覚と聴覚と触覚と、そして味覚と。それぞれの感覚の境目が段々と分からなくなりながら、なんだかとても楽しい。ここしばらくずっと張り詰めていた感覚が、ゆるゆるとほどけていく。
あー、アジアに来たんだなー。
段々と何も考えられなくなる頭の中で、最後に残っていたのはそのフレーズで、体全体が弛緩するような心地よさを感じながら、なんだかとても幸せな気分だった。
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2006-07-19
今日の一言/日本経済クエスト/リセットボタン
このblogの右下に「今日の一言」というコーナーがありますが、これは私が毎日登録しているわけではありません。Life is beautifulの中島さんが作られたブログ用ミニアプリ: コミュニティ型「今日のひとこと」を使っているのです。「一言」は「追加」のボタンを押せば、誰でも登録可能。
何故こんなことを書いたかというと、今日blogを呼んでくれている人と話していて「昨日、『今日の一言』に『セロテープ』って出てたけど、あれどういう意味?」と聞かれたから。いや、私じゃないから、それ登録したの・・・
なるほどね、と思わず頷いてしまうもの、意味不明なもの、有名な格言などいろいろ登録されているみたいだけど、笑ったのは、仕事中にページを開けたら「仕事しなさい」という一言が出たときかな。あとは「人に話せない事を「悩み」という。」ってのもなかなか含蓄のある言葉で。
皆さんもよければ登録してみてください。
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昨日の続き。こんなものも発見
日本経済クエスト
ラストが笑える。
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おつかれさまでした
リセットボタンをおしながら にっぽんのでんげんをきってください
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最新版も見てみたいね。「ホリエクエスト」とかだろうか?
■
「リセットボタン」で思い出した。昔あったファミコン版「銀河英雄伝説」(宇宙戦のシミュレーションゲームね)では、自軍の状況が絶望的になってもうどうやっても勝てない状況になると、某副官が「かくなるうえは 自爆スイッチである リセットボタンを押してください」と、プレイヤーにリセットを勧めるという、ちょっとありえない展開だった。あれを最初見たときは大笑いしたなあ・・・
■
渡米まであと9日、横浜撤退まであと4日の深夜2時。黙々と荷造り実行中。自動服たたみ機がほしい・・・・
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2006-07-18
脳内一人RPG
この間、ネットのどこかで「一人のときに思わずやってしまう奇行」という記事(2chのまとめサイト?)を読んだ。で、その中の一つで思わず「あー、やるやる!」と同意してしまったのが「脳内一人RPG」。日常生活のいろんな場面で、脳内でこっそり一人RPGを繰り広げる、というもの。特に私の場合は、あの「画面上の文字」がやたら頭に浮かぶのだ。
・栄養ドリンク飲むときに
「とりぞうはポーションをつかった!HPが100回復した!」
とか
・仕事がうまくいったときに
「とりぞうは レベルがあがった!」
とか
・さっさと帰ろうと思ってるときに上司につかまって
「とりぞうは にげられない!」
とか。
・・・・・アホですね、ほんと。すいません・・・・
どうしようもないくらい莫迦莫迦しいけど、でもこれ、精神状態がよくない状態からなんとか自分を浮上させるのには、結構役に立つ。自分が陥った窮状をある意味茶化すことで客観的に眺めることができるから、かもしれない。
最近は引越しや渡米に向けた手続きなんかでばたばたと過ごしていて、また私はこういった「手続きモノ」が相当苦手で、仕事に比べれば全然大した作業もしていないのにやたらと疲れたりする。一つ作業が終わると妙に疲れて、そのまま「今日はおしまい~」としてしまいたくなるけど、やらなきゃいけないことは山のようにあるので、そんなわけにもいかない。結果、上の「一人RPG」がやたらと頻発する。
今日は今日とて、知り合いに売却予定の自動車の名義変更で品川にある「軽自動車検査協会」というところに行ってきた。事前にちゃんと必要書類&アイテムをそろえたつもりだったのだけど、アホなことに手続きに必要な自分の印鑑を忘れてきたことに現地で気づいたりして。せっかくここまで来たのに、また明日来るなんてことにできるもんか!と、最寄の品川駅まで車を飛ばして、駅の構内猛ダッシュでオフィス・デポで印鑑を買って、なんとか締め切り5分前に手続きを終了。家に到着するやいなやぐったりと布団に倒れこみそうになったけど(だって、本当にものすごい勢いでダッシュしたからね!)、まだ作業もあるのにここで終わるわけにはいかん!と自分を奮い立たせる。で、頭の中で一人RPG。
「とりぞうは てつづきを ひとつおえた!」
「とりぞうは レベルがあがった!」
BGMはFFで。あの戦闘シーンが終わったところの「ちゃらららーちゃーらーちゃっちゃちゃー」って奴ね。
・・・・・アホすぎる・・・と思いつつ、結構これで気持ちが切り替わったりするのだから、不思議なもんです。
写真は神戸ナンバーをつけた最後の姿のビート君の記念撮影。今は品川ナンバーにかわってしまいました・・・
■
そういえばこんなものも発見した。
RPG Sequence (Final Fantasy Re-enactment)
できれば日本語キャプションでみたいなあ。あのひらがなとカタカナしかない表記で。
■
出発まであと10日
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2006-07-16
はてな、アメリカへ
「映画館で『スターウォーズ エピソード3』を見ていてふと、『東京でぬくぬく暮らしていてはいけない』と思ったんですよ」この人やっぱり凄いなあ。
物事が上手くいっていない時に今とは違った場所に新たな道を模索するのは多くの人が考えることだけど、会社も順調、このまま上場をめざせるか、って時に「ぬくぬく暮らしていてはいけない」って理由で、あえて新たな環境に飛び出していく、ってのは、なかなかできることじゃないよなあ、と思う。はてなブックマークの概ね好意的なコメントも、多くの人のそんな感嘆を反映しているのかも。
以前にも取り上げた「はてなに入った技術者の皆さんへ」を」読んでもそう思ったけど、この人の言葉や行動って、周りの人のやる気を引き出す力がとても強い、と思う。「よし、自分も頑張ろう」っていう気持ちをとても素直に引き出してくれる。そういうところが、梅田望夫さんが近藤社長を指して「無人島でリーダーになれるタイプ」と称してた理由なんだろうか。
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2006-07-13
お宝発見
引越し準備のために荷物を整理していたら、探偵ナイトスクープを録画した番組が。しかも2本。「西田局長就任記念スペシャル」が入った奴と、1本丸々6時間(3倍だから)ナイトスクープが録画された奴と。
・・・・━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!
ワーイヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノワーイ
えと、すいません、実はこれ自分のじゃないの。昔人に貸してもらって、そのまま借りっぱなしになっていたビデオだ、多分・・・。催促されてないから貸した方も忘れているのかもしれないけど、ごめんなさい、ちゃんと返します、ええ、渡米前に絶対。
・・・でもお願い、誰か、その前にこのビデオをDVDにコピーしてください。
この中に入ってる「大和川ボート通勤」、私の一番のお気に入りなんです。これ、アメリカに持って行きたいんです・・・・
ちなみにyoutubeの方も順調に増えている模様。パラダイスものとかが追加されてて嬉しいね。今回発見して一番笑ったのがこれ。
ミステリアスな大阪0102
いやあ、やっぱ大阪は日本の中の異世界やわ・・・
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2006-07-12
近況報告
先週土曜は大学時代の航空部関係者が開催してくれた「送別花やしきイベント」ということで、浅草花やしき遊園地に行ってきた。主催者曰く、「花やしき遊園地は、東京が誇るB級スポットだ!」と。「B級はエイキューだ」というコピーを作ったのは中島らもだったけ?などと思いながら初めて訪れた花やしき遊園地、前評判に違わぬスバラシイB級っぷり!
なんてったって
・歩くと一周5分で回れる園内
・ゴンドラが6個しかない観覧車
・スピードもさることながら「壊れるんじゃないか・・・((( ;゚Д゚)))」というスリルを味あわせてくれるジェットコースター
・高校の文化祭かよ!と思わず突っ込みを入れてしまうお化け屋敷
・手を伸ばせばお互いに接触できそうな距離に設置されている、複数のアトラクション
てな感じだから。
園内は結構賑わっているのだけど、上記の通り小さい土地にぎっしりアトラクションを詰め込んでいるもんだから、以外と待ち時間は少ない。「遊園地の賑わい感」と「短い待ち時間」という相反する二つが何故か両立している不思議な空間。堪能させていただきました。
■
続いて日曜の夜からは、フォーシーズンズ、観音崎とホテルを泊まり歩いているおなじみの友人と、横浜パンパシフィックにお泊り。そう、某ハチクロでも出てきた「観覧車のみえるホテル」ですよ!(またこーいうオタクな発言を・・・・)
日曜の夜に泊まる人はさすがに少ないのか、普通の部屋で予約したけど運よく高層階にアップグレード。窓の外からは、ちゃんとコスモスクエアの観覧車が見えて大満足。観覧車メインの夜景って、予想以上に良い感じ。
それに加えてスバラシイのが、この高さにも関わらず、このホテル、ちゃんとベランダが付いているのだ。身を乗り出したらそのまま転落してもおかしくない、ごく普通のベランダが23階という高層階にもちゃんと設置されているという、そのリスクを恐れぬ設計にしばし感動。早速持ち込んだワインや惣菜(デパ地下で購入)をベランダに持ち出して、宴会開始。
あ、あとね。バスルームの窓から観覧車が見えたのには感動した。高層階だからできる業かもしれないけど。微妙な距離にオフィスビルとかがあったけど、望遠鏡で見ない限り見えないはずだ!と都合のよい解釈をして、窓のシェード全開でお湯に浸かる。なんかもう、スバラシイ贅沢だ、これ。露天風呂(・・・ではないけど、まあ気分的にはそんなもんだ)最高!
■
と、こんな感じで書いてると、日々躁状態、ハレ晴れユカイな毎日かよ!と思われそうだけど、たまに反動がくるのか、やたら考えばかりが空転して引きこもり状態、という時もある。色々な人から「一番楽しい時期じゃない?」と言われることも多くて、それは確かに正しいのだけど、心のどこかにもやもやとした不安のかたまりのようなものがあるのも事実。それは大して大きくもなく、これまでの日常生活の中でも普通に存在していた程度のごく一般的な量の不安なのだろうけど、その種類がこれまでと異なること、会社という縛りがなくなったこと、躁状態の反動がやってくること、などが原因で、時々そのかたまりから目が放せなくなってしまう。一度目を奪われると、そこから視線をそらすことができなくなって、ふと気がつくと部屋の中でずっと同じ姿勢のまま、ふと気がつくと何時間も経過していたりする。でも、一体その間、何を考えているのか、自分でもよくわからない。
もしかするとそれは、今までの仕事に追われる生活の中では、忙しいことを理由に「見ないふり」してきた部分なのかもしれない。一体それは何なのだろう、というのは多分すぐに分かることではないのだろう。けど、そうやって考える時間を持つことができるようになったのは、きっと悪いことではないんだよな、などと思いながら、ただぼんやりと時間を消費する。
まあ、いろいろ準備もあるのだから、あんまり空転してばかりもいられないんだけどねえ・・・
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2006-07-06
引越し準備

先週末に無事にVISAが届いたので(木曜日に面接して土曜日には届いたというオソロシイスピード!)、もう一つの難関の「引越し準備」にようやく取り掛かる。予想はしてたけど、やっぱり海外って高いね。まあ私なんて家具持って行くわけでもなし、基本は本と服だけだから、どこの業者を使ってもそれほど大きな差にならないような気はするけど。それでも生来の「調べ物好き」が災いしてか、朝から検索かけたり電話してみたり。
船便だとジャパンラゲージエクスプレスってとこが安そうだった(1立方メートルで59000円)のだけど、これはサンフランシスコのコンテナターミナルまでしか運んでくれなくて、現地の通関とそこからの配送は自分(または通関業者に別途依頼)だったので、ちょっと微妙な感じ。できないことはないだろうけど面倒くさそう。ただでさえ忙しくなりそうな時期に、自分で荷物を取りに行くのも辛そうだし、あとは、現地での通関費用を考えると、そんなに安くないのかもしれない、と思ってしまう。同じ位の量を運べるヤマトの単身パックは、現地での住所が決まるまでは港で留め置いてくれて75000円と、ちょっといいかもしれない。
ただ、冷静に荷物の量を考えると、多分一番安いのは「郵便小包」なんだよね。一旦大阪の実家に荷物を送る料金を考えてもなお、現地での住所が決まってから、郵便局の船便とSAL便で送ってもらうのが一番安上がりな気がする。まあ、それでも差額はおそらく数万円で、留学全体にかかる費用から考えると「誤差」なんだろうねどね・・・・なにかいい方法ご存知の方がいらっしゃれば、是非教えてください。
そうそう、「北米路線」とそれ以外の地域で、飛行機で持ち込める手荷物の重量に制限があるってのも、今回調べていて初めて知ったよ。預けられる手荷物の制限は「スーツケース2個、1個の重量は最大32kgまで」と思っていたけど、あれは北米路線だけだったらしい。それ以外の路線は「エコノミークラスの場合は一律20kgまで」だって。私の格安チケットは中国国際航空の「北京経由サンフランシスコ行き」のため、20kgまでしか持ち込めないとのことでした・・・・巨大スーツケース2個+機内持ち込み手荷物で大量に荷物を運ぼうという作戦はこれにて失敗。
あ、ちなみに出発は7月28日です。関空から北京に飛んで、北京で2泊して、7月30日にサンフランシスコ入りの予定。下旬には大阪に戻る予定なので、大阪の方遊んでくださいな。
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2006-07-04
涼宮ハルヒ on Youtube
ハイ、ここ3ヶ月ほど実は毎週チェックしてました、このアニメ。ただしYoutubeで。アニメどころかテレビ番組をちゃんと毎週チェックしたのなんて、ほんと何年ぶりのことだろ。面倒くさがりだからビデオ予約とか苦手だし、基本的に「きまった時間にテレビを見る」ができないもんで(しかも、多分私の住んでいるところでは放映されていない?)。著作権やあれやこれやで先行き不安なyoutubeですが、「好きな時に見たいものを見れる」っていう点でもほんと便利。iTune Music Storeみたいに、1番組100円ぐらいだったら視聴料払ってもいいくらい。一部、有料の番組配信サイトとかも出ているみたいだけど、やっぱり「現在進行形で放映されてる番組を同時にネットで流す」ってのは、CMの関係とかを考えるといろいろ難しいんだろうね。
ちなみになんでまたそんなアニメをチェックしてたかっていうと、この番組、私の高校のときの先輩お二人が製作に関わってらっしゃるのです(シリーズ演出&音楽)。オープニングのテロップに流れる見知った二人の名前を見たときは、なんとも感慨深いものがありました・・・・原作はライトノベルの人気作品らしいのだけど、アニメ化にあたってあちこちにネタが仕込まれていたりして、ネットでもかなり話題になってたようだ。2chのスレッドが3ヶ月で500近く行ってるみたいだし。いやもう、ほんと凄いね。まさか自分の知ってる人が、こんな風にネット上で話題に上がるとは、オドロキです。内容も、原作知らなかった私なんかは、訳の分からない第一話とか時系列のシャッフルにかなり戸惑ったけど、それでもとても面白かったです。舞台が西宮北口付近らしい(駅前の三角公園とかS×Lビルとかそのままだし。あと阪急電車も?)のも、地元民としては親近感がわいて嬉しい限りです。Youtubeにはしっかりfunsub(英語字幕)がつけられている奴もアップされてたので、是非海の向こうでもJapanese Pop Cultureとして宣伝させていただきます>両先輩。
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About Me
- torizou
- 尼崎に25年。その後横浜→Berkeleyを経て再び東京に。 飛行機(陸上単発)とグライダーの自家用操縦士。投資銀行の中の人。