2008-06-09

上空からWWDCを攻めてみる

あれ、てっきり冬頃発売と思ってたら、なんと来月発売ですか。

iPhone 3Gを7月11日に世界同時発売

というわけでこちらの時間で9日午前10時、日本時間で10日午前2時から開催された、AppleのWWDC(WorldWide Developers Conference)にて7月11日より全世界一斉投入が決まったiPhone。会場の様子がustreamで中継されたりスティーブ・ジョブスの基調講演がリアルタイム同時翻訳されていたりと、なんだかもうすっかりお祭り騒ぎ。

個人的に興味深かったのは、8Gモデルが199ドル、16Gモデルが299ドルと従来の価格(8Gで399ドル)から大幅に値下げしている点。iPodのこれまでの歴史を見ていると、Appleって常に最上位モデルの価格を維持して、その分性能を向上させているんですよね。iPodの最上位モデルの価格は500ドル前後で常に維持されていて、その分HDの容量が増えていく、といったように(当然、バージョンアップすれば、同じ容量のHDのモデルの価格は下がるわけですが)。なので、従来モデルを値下げするのであれば、さらに上位の32Gモデルを出してくるんじゃないのかなあ、と思っていたのですが。現にiTouchは32Gモデルが出てますしね。このあたりは、iPodの時と価格戦略を変えてきているんでしょうか。

さて、このWWDC、サンフランシスコで開かれていることだし、折角だから行ってみようかと思ったのですが、直前にWebをチェックしてみるとチケットは既にSold Out。残念!でもこのまま引き下がるのは悔しいので、上空からちょっと会場を攻めてみました。丁度この日の午前中に、フライトの予定が入っていたので。

時刻は午前10時半ごろ、スティーブ・ジョブスの基調講演の真っ最中です。

中央の、壁面にAppleロゴがついている建物が、会場となったMoscone Convention Center。当日は朝5時から大行列だったようですが、基調講演の真っ最中のこの時間に外に出ている人はさすがにいません。


壁面のAppleロゴの拡大。ロゴの下に、WWDC2008の文字が。

とりあえず、上空から攻めることができたので、満足満足(←何もしてないけどね・・・)。

とまあ一部の人たちの間でお祭り騒ぎなわけですが、そうはいっても、初動でiPhoneを買う人は、いわゆるコアなマニアで、一般に浸透するにはしばらく時間がかかるような気がします。

といっても、Appleの場合、その浸透のじわじわ度とスピードが、恐ろしく速い。iPodもそうでした。最初に発売されたときはMacにしか対応していなくて、そのデザイン性で話題にはなったものの、そもそも「パソコンに繋がないと使えないオーディオプレイヤー」の存在自体に「それってどうよ?」との声も多々あり。それが、いつのまにかじわじわと浸透していき、今ではすっかり携帯オーディオプレイヤーのヒット商品です。iPhoneも、同じような感じで徐々に浸透していくんじゃないかなあ、と。

2 comments:

Anonymous said...

さっき、ソフトバンクショップで早速予約してきましたよ、iPhone。
むふふ。
でもFelicaとかついてなさそうなので、それについては熟考しなくてはなと思っています。。。

torizou said...

ちょ、もう予約できるんですか?!ぜ、是非私の分も・・・!

Felicaは私は元々使ってなかったので、今のところあんまり不便は感じないんですよね。でも、スタバの3ドルの買い物でもクレジットカードが使えるアメリカ生活に慣れれてしまうと、現金を持ち歩かなきゃいけない生活は改めて不便に感じるんでしょうか・・・?

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