2008-06-06

早すぎる・・・・

51歳なんて、まだこれからじゃないですか・・・ヽ(`Д´)ノ

訃報:氷室冴子さん51歳=作家 「なんて素敵にジャパネスク」など少女小説で人気

ジャパネスクが有名ですが、それ以前のクララ白書のシリーズとか、雑居時代とか、なぎさボーイ・多恵子ガールのシリーズも好きでしたね。元気はつらつでお節介焼きで感情的な多恵子は正直あまり好きではなかったのですが、思春期の微妙な心象風景とか、何気ない言葉で深く傷つくところとか、リアルに胸にぐさぐさくる話だなあ、と思いながら読んでおりました。槙修子の凛々しさと格好良さは今でも印象に残っています。全四部作だという話もあったので、いつか四作目(野枝編かあるいは槙修子編?)が出ないかなあと期待していたのですが。

そういや、西村しのぶの「サード・ガール」にも、夜梨子が「図書室で多恵子ガール読破して~」とつぶやくシーンがあったなあ、とか思い出したり。

あと、海が聞こえるはアニメも含めて名作ですね。続編の「海がきこえる2~アイがあるから」も、津村知沙がツボにはまりまくりで泣けましたね。


ご冥福をお祈りいたします・・・・

しかしこういうときにつくづく思いますが、電子書籍ってもっと普及してくれないもんですかね。今日本全国+海外で、多分同世代の百万人ぐらいが「ジャパネスク面白かったなあ・・・もう一回読み返したい!」とか思っていると思うんですよね。本持ってた人もそうでない人も、押入れ探せば本多分本が出てくる人ももう古本屋に売っぱらっちゃった人も。とりあえず、「今」読みたいんですよね、ほんと。絶版本も多いみたいですが、絶版にするぐらいなら電子化の許可を是非残しておいてほしいもんです・・・

2 comments:

Anonymous said...

とりぞうさん遅ればせながらご卒業おめでとうございます。こちらはまだFinalの真っ最中。21日に卒業式です。

さて氷室冴子さん、本当に残念ですよね。この「海が聞こえる」は高校3年のGWに見たのを鮮明に覚えているんですが、共学の学校っていいなーと憧れを持ちました。男子校のムサい空気に若干嫌気がさしていたので、このアニメよく見返してたのを覚えています。

torizou said...

>masaさん
どうもありがとうございます。Finalがんばってくださいー

海がきこえるは高知弁の響きとか夏の風景とかに、自分ではそんな経験してないはずなのに(笑)なぜか郷愁を誘われるんですよね、いい映画です。

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