2007-07-25

秒速5センチメートル再び

買ってしまいました。しかも、特別版・・・



以前紹介したアニメーション映画。5月末に帰国してその足で映画館に直行。渋谷のシネマライズ。見終わってその場で買いを決定。

以下微妙にネタバレあり。「これから見るから余計なことは知りたくない」って人はスルーした方がよいかと。

ストーリーは言わずもがな、映像の美しさには、本当に圧倒される。高画質大画面テレビで見たい、心から見たい。新海誠お得意の、音楽に合わせて映像が短い時間で次々と切り替わっていくシーンでは、スイッチのタイミングが早すぎて勿体無くて、それぞれで一時停止して映像の美しさを堪能したくなるほど。

お話の方はというと、切なさ全開でこれでもかこれでもかと押してくる第一話、第二話に対して、わずか10分ほどしかない第三話がいろんな意味で胸に刺さる。雑踏の中を歩く貴樹の孤独感とか、明里のあの幸せそうな笑顔とか、メガネっ子水野さんとの関係とか。いろんな意味で残酷なまでにリアル。

そういえば、二話のカナエと三話のメガネっ子水野さんは、主人公に対して二人とも同じ立ち位置にいるはずなのに、こうも違った話になってしまうのは、やはり二人を隔てる10年という月日のせいなのでしょうか。カナエはいつか、自分の高校時代のことを「少しの痛みを伴った幸せな記憶」として思い出すでしょうが、メガネっ子水野さんがそう思うことは無いような気がします。

第一話がYahooで先行放映されていたこの映画。上のリンク先のyoutubeでも見れるけど、stage6で高画質版を発見。
http://stage6.divx.com/user/tokio2004/video/1129625/5cm

前々から疑問だったのだけど、stage6って、これだけ高画質でこの速度って、どういう圧縮(配信?)技術を使っているのかとても謎。

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