2006-08-05

やられた・・・

夕方、いつものように一時滞在先のStern Hall(女子寮を夏の間だけVisitor Housingとして開放している場所)を出て、自転車駐車場所まで行ってロックをはずし、サドルにまたがるとなんとなく違和感が。あれ、こうやってハンドルを持ってブレーキを軽く握ってそのままスタートできるはずなんだけどな・・・・ん??

・・・・ひ、左手のブレーキがなくなっている(! ̄д ̄)!!

一見したところ気がつかなかったけど、その他にも

・ハンドルの軸が曲がっている(ハンドルを斜めに向けないとタイヤが前を向かない)
・右手の変速ギアが壊れている

などの不具合が。買って3日目なのに・・・

。゜。゜(ノД`)゜。゜。

一瞬、「まさかブレーキ盗まれたのか?」と思ったけど、よく見るとブレーキの金属部分が根っこからぽっきりと折られている。で、あたりをよく見回すと、道端に折れたブレーキのかけらが。一体どういう状況でこんな微妙な壊れ方をしたのか分からないけど、多分何かが(車か自転車か、あるいは人か?)がぶつかって、その勢いで折れたand 曲がった、んだろうな・・・

折れたブレーキ。こんな風に。

昼間はずっと徒歩圏内をぶらぶらしていたので、実はこの時点で既に18時。自転車屋、空いているかなあ・・・と思いつつ、とりあえず微妙な角度で自転車を押しながらダウンタウンに向かう。そう、ブレーキはとりあえず一つ生きているけど、ハンドルの軸が曲がっているからさすがに危険すぎて乗れないのだ。下り坂、乗ったらダウンタウンまで1分なのに・・・・・

懸念した通り自転車屋は既にClosed。土曜日は18時までしかやってないのね。こんなんだったらわざわざ下まで降りてくるんじゃなかった・・・と、とりあえずおやつや晩御飯を買って自転車を押しながら道を歩いていると、通りすがりのアメリカ人が「Hey! Hey!」と呼びかけてきた。「ハンドル曲がってるぜ!」みたいなことを言っている。内心、言われなくも分かってるさ!と思いながら「あー、壊されたんだよー」と言うと、そのおっちゃんはつかつかとこっちに歩いてきて、いきなり前輪を両足で挟み、そのままハンドルをぐりぐりぐりぐり~と回すと。おおお、ハンドルの位置がじわじわっと元に戻っていく~!!

「だいじょーぶ、これは壊れてないよ~」とにこにこしながら言うおっちゃん。いや、ハンドルは直ったけどブレーキは壊れてるんだよね・・・と思いながら、とりあえず「Thank you! Thank you!」とお礼を連発。おかげでとりあえずなんとか乗れるようになりました。ブレーキが片方しか聞かないし、ギアも微妙だから怖くて全速力は出せないけど。でも、乗れるようになっただけでかなり助かる。これで、今度修理に持っていくときも、延々と手押しで自転車を持っていかなくてもすむ。おっちゃん、本当にありがとう・・・・

帰り道、あーあ、買って3日でこんなことに・・・・とがっかりしながら歩いていたら、もっとオソロシイ光景を目にしてしまった。校内の外れの自転車置き場、自転車駐車用のポールにフレーム部分をU字ロックで留められたマウンテンバイクがあったのだけど・・・なんと、前後のタイヤが取り去られている!!!フレーム部分だけしっかりポールに固定されたまま、無残な姿で横たわる自転車。なんというか。これを見たときは、「ブレーキとギアが壊されただけでよかった・・・」と思ってしまった。U字ロックかけたからといって安心しちゃいけないんだね。ちゃんと、留める場所も気にしなきゃいけないんだね・・・・と認識を新たにした次第。

といいつつ、今泊まっている大学寮は敷地内に自転車用パーキングがないから、どうしても道路沿いに止めざるを得ないんだよね。こんなこと言いながら、明日になったら私の自転車もタイヤが取られていたらどうしよう・・・(((( ;゚д゚)))

1 comment:

Anonymous said...

うわーショック!!
おっちゃんが何とも欧米ですなぁ。
尼でもそんなことそうそうありませんよねぇ。

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