私がこのところ毎日通っているOakland Airportには、距離約3,000mのR/W29に加えて、長さ1,800m程のR/W27が2本ある。R/W29は専らエアライン用(最近では赤と紫にペイントされたサウスウェストの天下と化している・・・)、私が乗っているセスナが利用するのはR/W27なのだけど、こちらのR/Wのもう一つの重要な用途はビジネス用orプライベートジェットの発着。
Oaklandには二つのビジネスジェットセンターがある。ビジネスジェットセンターとは、小型のジェット機(十人乗り程度のものから50人規模の大型まで)とパイロットを、用途に応じて貸し出して、広大なアメリカをジェットで移動するというビジネス。Oaklandはサンフランシスコにも近いことからビジネスパーソンや政治家の利用も多く、かつ空港から5分のところにアメフトや野球が行われるMcAfee Coliseumがあることから、スポーツ選手の利用も多いみたい。
さて、本日いつものようにそのビジネスジェットセンターのターミナルを通り抜け、My練習機であるC152のPre Flight Checkをやっていると、センターの前に黒塗りの車が数台。かつ、そこから現れた「いかにもSP」風な人が数名。なんだなんだ、と思っていると、ターミナルの前に着陸したばかりの小型ジェットが到着した。
小型ジェット機ガルフストリーム。日本では、ホリエモンが買ったということで有名になったジェット機。新規で購入すると50億円以上するらしい・・・・
ん、誰か政治家でもくるのかね?と思ってインストラクターに尋ねると「ああ、あれ、シュワルツネッガーのジェットだね」と。なんと、カリフォルニアの州知事様をこんなところで見ることになるとは。ちなみにガルフストリームは、カリフォルニア州の持ち物ではなく、シュワルツネッガーの個人所有機らしい。さすが。
シュワルツネッガーが降りてくるのを待つ付き人。奥の、こちらを向いている制服の人はパイロット。
待つこと数分。パイロットも降りたその後に、シュワルツネッガーが降りてきた。
男性と女性の間に挟まれている人がその人。インストラクターに「あ、あれ、あれがシュワルツネッガーね」といわれたから分かったものの、私には判別できません・・・
女性に誘導されるように、そそくさと黒塗りの車に乗り込む州知事。飛行機の前まで車を乗り付けて、一応警備っぽいことはしているものの、意外に隙が多いなあ、と思ってしまった。私が狙撃手だったら、簡単に狙えてしまいますなあ(笑)。
そんな感じでとりあえず「あー見た見た」という満足感を得て、本日も練習、練習。
Let bygones be bygones. Life goes on, and so must we!
2008-06-02
第一種接近遭遇
Posted by torizou at 19:10
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- torizou
- 尼崎に25年。その後横浜→Berkeleyを経て再び東京に。 飛行機(陸上単発)とグライダーの自家用操縦士。投資銀行の中の人。
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