ありえないほど強い横風の中、ルフトハンザのエアバスが着陸を試みるも、風速はさらに強まりドリフト状態に・・・・・・
ジャンボジェットがまるでグライダーのように(笑)翼をふらつかせています。これ翼端が滑走路についてるよね・・・恐ろしや。グラウンドループ(地上で風に煽られたり翼端が接地したりしたため、航空機がループすること。地上での航空機大破の原因になる)に入っててもおかしくないくらいの。これ、パイロットはすごいと思うけど、そもそもこんな横風で滑走路に着陸許可が出ていることの方がおかしいのではないかと・・・
そういえば私は、妻沼でAstirⅢに乗ってるときにグラウンドループやっちまったっけ・・・・名阪戦の練習日だったなあ。接地直後に翼端を地上に落としてしまって、まだスピードが残っていたものだから、接地した場所を支点にそのまま90度回転。あまりに一瞬の出来事で、一体何がおこったか全く分かりませんでした。本当にラッキーなことに機体は無傷、本人も無事。運が悪ければテールがぽっきりと折れててもおかしくないぐらいだから、本当にラッキーだったなあ・・・・
Let bygones be bygones. Life goes on, and so must we!
2008-03-09
横風着陸
Posted by torizou at 21:05
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- torizou
- 尼崎に25年。その後横浜→Berkeleyを経て再び東京に。 飛行機(陸上単発)とグライダーの自家用操縦士。投資銀行の中の人。
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4 comments:
おぉぉぉぉ・・・・、スゴいCross-windだ・・・。
風が強すぎたか、パイロットがヘタクソだったのかの判断が難しいですね。
(Go-aroundという判断は間違いなく正解だったでしょうが。。。)
しっかしこのタイトルを見たときに、トリゾウさんがもうCross-windをマスターしたのかとゾッっとしましたよ。笑
たぬきです。
ジェット機って、ウィングローしなくても、
偏流取ったままタイヤだけひねらせて
接地できるんじゃなかったっけ?
それを聞いたときは「ずるい!」と思ったけど
限度はあるのかな?⇒リコパパ
リコパパです。
ご指名なので・・・
オレもこの映像見た時、全く同じエアバスなのでドキッとしました。正直、この状態でコントロールして、よくGO AROUND できたなと思う。
ガストがあったにせよ、ここまで風にあおられるのかと。。。(この飛行機の重量約60トン)
WCAから見て横風制限いっぱいなんだろうな。厳しい。(33KTまで)
これはエアバスが推奨しているようにクラブのまま接地するべきだったかも。ウイングローへの移行の時、ちょっとラダー踏みすぎたかな!そこに運悪く突風が。。。
ちなみに横風いくら強くても管制から着陸の許可はくれます。
制限内で着陸するかどうかの判断はパイロットがするもんなんですよ。厳しい!
>takaogumaさん
ふふふ、最近は週5ぐらいのペースで通ってますよ・・・・
>たぬき
あれってウィングローなの?単に風に煽られたのかと思ったよ・・・・
>リコパパ
プロのご意見ありがとう。こんだけ風が強いとRWがそもそもチェンジになるかと思ったんですが、そうでもないんですかね?RWチェンジの判断は管制がやるの?(そもそもRWがこの向きしかなかったのかな?)
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