なんで私はこんなところにいるんでしょうね・・・・
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いやもう、これには手を出さずに留学生活2年間を終えることができると思ってたんだけどね・・・・なんか気がついたらオークランドの空港にいる自分を発見。おっかしいなあ、なんで私、こんなところにいるんだろうなあ。
セスナに乗ったのは初めてではないですが、それでも「基本的に自分で操縦する」心持ちでのるのは、これまでのお客さんフライトとは随分違っていろいろ感動した。とりあえず、グライダー乗りの私は「ノーズを上げてパワーを入れると高度が獲得できる」のに感動した!最初から動力機にのってる人には「何当たり前のこと言ってるの?」と言われそうだけど。「あ、ちょっと前方に山あるから、3000フィートまで上げてね。パワー入れて、機種を上げて」で上がるんだよ・・・サーマルなくても山越えれるんだよ・・・エンジンってすごいね・・・・(しかし習性で、プラスを感じると咄嗟にバンクを入れそうになるということが何度も・・・・)
空を飛ぶのは慣れているけど、よく考えたら「自分が住んでいる街」の上を飛んだことはなかったりして。木曽川?ああ、確かに一時期「住人」とか「表札オマエの名前に変えとけ」とか言われてたけどね。あんなの「我が家」じゃないやい!で、今回はオークランドの空港から出発して、ベイを渡ってサンフランシスコの上空を通過して上からゴールデンゲートブリッジ眺めて、ノースベイからBerkeleyに戻って最後に上空から自分の家を確認。普段地上から見ている景色が上空からくっきりと見えるというそのことに、なんかもう、感動。
上空での操作は、パワーの扱いに最初はとまどったものの、まあそれなりに。そもそも高気圧接近中の超好天気、超静穏だったしね。ただ、「ひげ」がついてないので、滑ってるのかどうかの感覚がまったくわからず。ボールゲージなんて見ないし・・・体感で滑りがわかるほど上級者じゃないんですよ。
そんな感じで本日は1時間ほど。ああ、ついにここにまで足をつっこんでしまったか・・・と、自嘲半分、楽しみが半分。いや、自嘲は自分への言い訳かな・・・・正直言うと、かなりわくわくしてたりするのですよ。残り4ヶ月弱、さて、どこまでいけるやら。
Let bygones be bygones. Life goes on, and so must we!
2008-02-11
おっかしいなあ・・・・
Posted by torizou at 00:39
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- torizou
- 尼崎に25年。その後横浜→Berkeleyを経て再び東京に。 飛行機(陸上単発)とグライダーの自家用操縦士。投資銀行の中の人。
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6 comments:
ぷぷぷ。
おいでやす・・・!
エレベータが逆操作なんだよね。
高度維持しなきゃいけないのに、自分はプラスに当たってプルアップして怒られた...
ちなみにボールはヒゲと逆に動きます。
>takaogumaさん
アナタに「Visaなしで訓練受けると時間制限がある」話をきいていなければ、こんなことにはならなかったのに・・・・
>きらぞう
そうだった、ボールは「蹴る」んだっけ?
プラスに入るとついつい速度抜いちゃうよね・・・・もう脊髄反射ですわ。
せっかくアメリカに居るんだから、
いっぱい飛んじゃえ~!
うちの旦那はアメリカ転勤にならないかなあと、いつも言ってるよ。
もちろん飛ぶために。
>naoeちゃん
アメリカのGeneral Aviationに対する間口の広さ、理解度、お手ごろさ、施設等のサポート体制については、ほんと(日本と比べて)驚愕するばかりです。飛行機が趣味、ってのがそれほど特殊なことじゃないんだよね・・・・・
知の悲しみ、ってやつですかねぇ・・・。笑
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